概要
仮面ライダー555の劇場版「パラダイス・ロスト」に登場するライダーズギア(通称「帝王のベルト」)の1つで「天のベルト」とも呼ばれ、仮面ライダーサイガの変身と戦闘に必要なツール一式の総称である。
サイガそのものがファイズのバージョンアップ型であるためか装備に近似している物がオーガより少し多い。
オルフェノクの中でも選ばれた者のみが装着することが出来るものであるが、オーガギアよりも先に適合者=レオが選ばれている。
最終的にファイズとの一騎打ちの末、サイガ=レオが敗北と共に灰化。同時にサイガギアもまた灰化して失われてしまった。
内容
SB-315B サイガドライバー
銀のベルト。これを腹部に装着し、中央のバックルに待機状態のサイガフォンを突き立て左に倒すことで変身する。見た目は装飾が青くなった事を除きファイズドライバーに似る。
SB-315P サイガフォン
携帯電話。315、ENTERと打ち込んでサイガドライバーに突き立てることでサイガに変身する。ファイズフォンと同様の折り畳み式となっている。
ファイズフォン、カイザフォンと同様に光線銃「フォンブラスター」としても使用可能。対オルフェノク戦も想定されている設計のためか、一撃でオルフェノクを灰化できるほどの威力を持つ。
また、変身時以外の時でも通常の携帯電話として使用も可能。
SB-315F フライングアタッカー
飛行用バックパック。着脱可能。ステアコントローラーの操作によって砲撃形態ブースターライフルモードにも変形する。
ステアコントローラー部分にミッションメモリーをセットすることで後述の「トンファーエッジ」として抜刀可能になる。ステアコントローラーが引き抜かれるとフライングアタッカーは操作できなくなるため、デッドウェイトとして排除される。
SB-315T トンファーエッジ
フライングアタッカーのステアコントローラー。フォトンブラッドの通う青い刀身が出現する、サイガ版ファイズエッジ。トンファー型になっているが、2本装備と言う点で強化されている。
ファイズエッジとは、何らかの操作を担う部品が近接武器も兼ねると言う点でも共通している。
玩具
2003年頃に「変身ベルトDXサイガドライバー」の商品名でトイザらス限定発売。
2023年(令和5年)5月5日、ファイズの日記念に「CSMサイガドライバー」として商品化決定が発表され、その日の午後から予約が開始された。
劇中で音声の「フライングアタッカー飛行音」、新規作成の「着信音」などを聞くことができる(なぜか「草加の心臓を刺す音」も入っているらしく、あまりの衝撃に「草加の心臓」がTwitter(現:X)のトレンド入りしてしまった)。
流石にフライングアタッカーは付属していないものの、「サイガドライバーの反響次第ではトンファーエッジの商品化も視野に入れるとのこと。