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概要編集

ドンキーコング初代シリーズ』、『レッキングクルー』、『マリオブラザーズ』、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(以後アニメ映画版)』の舞台であるアメリカ合衆国ニューヨーク州。

ゲーム作品では作中で物語の舞台の事について触れられた事は一度も無く、上記のゲームとアニメ映画版の間に登場した『スーパーマリオオデッセイ』に登場する都市の国「ニュードンク・シティ」であると考えられていたが、アニメ映画版のインタビューにおいて実際はニューヨークである事が明かされた。これによりニュードンク・シティがどういう扱いになったのかについては余談の項目を参照。

実在する場所と同じではあるが、ビデオゲーム版では恐ろしい巨大生物も生息するなど現実のニューヨークよりかなり危険な場所となっている。


主な登場人物編集

イタリアで生まれ、アメリカのニューヨークに移り住んだ移民の青年。危険な状況下でも屈しない勇敢な肉体労働者。ニューヨークの何処かにハイドアウトを所有しているらしい。

恋人にポリーンがいる他、ペットとしてドンキーコングを飼っていたが、これらの事が大工として働いていた工事現場に騒動をもたらすキッカケとなってしまう。

騒動解決後はドンキーコングをハイドアウトに連れて帰ろうとするが、ドンキーコングJrの妨害によって結局手放す事となった。

その後も大工だけでなく配管工として地下下水道にて巨大生物と戦うなど、命懸けの肉体労働に励んでいた。

そして配管作業中に「キノコワールド」に迷い込み、彼の肉体労働生活に大きな変化をもたらす事となる。

アニメ映画版ではドンキーコング及びポリーンとの関係と、ハイドアウトを所有している設定がカットされた他、己が会社での成功を強く願う大きな夢を持ちつつも、大人数で親と共に暮らすボロアパートから離れられず、家族にも認めてもらえない悩める青年となっている。詳細はマリオ(映画2023)の項目を参照。


マリオの恋人。イタリア系のマリオを分け隔てせずに仲良く付き合っていたが、付き合う前からマリオが飼っていたペットであるドンキーコングが自身に嫉妬した事で、大騒動に巻き込まれてしまう。


マリオがニューヨークで飼っていたペット。マリオがポリーンと付き合う前から飼っており、マリオが恋人付き合いを始めて以降自身に構ってくれなくなった事に腹を立て、ポリーンをさらって工事現場で大騒ぎを起こした。

その後マリオに取り押さえられマリオのハイドアウトに連れていかれるが、息子のドンキーコングJrの活躍によって自由の身となり、その後も自由行動を取り植物園を荒らそうとしたりとニューヨークで迷惑ばかりかけていた。


ドンキーコングの息子。何故マリオに飼われていたはずのドンキーコングに息子がいるのか、どうやって父を見つけたのについては語られていない。

父がマリオに連れ戻されようとしているのを知り、父を自由の身にする為に立ち上がり、見事マリオをやっつけて父との再会を果たした。


  • マリオにそっくりな男

ドンキーコングJR.アーケード版にのみ登場する、マリオにそっくりな謎の男。後述するルイージとの関係性は不明。


  • スタンリー

植物園にて働く青年。園を荒らそうとするドンキーコングと、花を奪おうとする巨虫達と命がけの戦いを繰り広げた。


  • 子蜂バズビー、親蜂ベズビー

ニューヨークに生息する巨大な蜂。隙を見せた人間を見つけると集団で食い尽くす、現実の危険な蜂類よりも更に危険かつ厄介な生物。植物園に巣食い、小蜂バズビーは花を回収するべく活動する。


マリオの双子の弟。共に大工・配管工として危険な場所での肉体労働に励む、無鉄砲な青年。「キノコワールド」に迷い込んでも、持ち前の無鉄砲さでマリオと共に困難に挑んだ。

アニメ映画版では一転してやや気弱かつ臆病な性格となっているが、マリオを思う気持ちは非常に強く、彼が己が会社を立ち上げる選択をした際にも迷わず付いていった。


ニューヨークの地下下水道に潜む、巨大なカメ、カニ、ハエ。マリオとルイージは配管工として、これらの生物たちの退治に向かう。


ゲーム版ではとある解体工の、マリオ達の上司。意地悪な性格。ゲーム中ではマリオ達を妨害する役割を務めているが、実際に務めている役割は「親方」の立場であるという事以外はハッキリしていない。

アニメ映画版では配管工となっているが、何故か「レッキングクルー」の名を冠した帽子を被っている。こちらでもマリオ達の上司で、腕の立つ配管工らしいが、ゲーム版と同じく意地悪で、尚且つ現実主義者であり、依頼者の財布に優しくないやり方だったらしく、それが元で「もっと大きな事をしたい」「スパイクのやり方にもううんざり」となったマリオに離れられてしまい、同時にルイージも自身の元を去った。



アニメ映画版の登場人物は、当項目を参照。


ゲーム作品及び舞台編集

ニューヨークのとある工事現場。大工として働いていたマリオが、工事現場で大騒動を起こしたドンキーコングを止めるべく立ち上がる。


森林地帯

ドンキーコングをマリオが自身の住処に連れていこうとしている事を察したドンキーコングJrが、マリオを止めるべくマリオが経由している森林地帯へと向かう。森林地帯がニューヨークのどの場所を指しているのかは明かされていない。


マリオのハイドアウト(隠れ家)

マリオが所有している、仕掛けが満載の工業地らしき場所。ドンキーコングを連れて帰り檻に閉じ込めたマリオと、ハイドアウトに辿り着いたドンキーコングJrの決戦が繰り広げられた。


ニューヨークのとある植物園。園に巣食い花を狙う蜂類などの虫達と、時同じくして園を荒らしに現れ蜂を煽ったドンキーコングに、植物園を守るべく職員のスタンリーが命懸けで立ち向かう。


ニューヨークのとある地下下水道(マリオの生みの親である宮本茂氏は「恐らくブルックリンの地下」と発言している)。巨大かつ危険な生物たちから地下下水道を守るべく、配管工のマリオブラザーズが戦う。


とあるビル解体現場。こちらもまた奇妙なモンスターが生息している危険な場所。マリオブラザーズは大工として、上司のブラッキー親方と共に解体作業を行う。


関連する場所編集

マリオとルイージの出身地で、現実のイタリアと同じ場所。その場所での出来事について詳しく触れられた事は無く、マリオ兄弟が当時イタリアでどういう生活を送っていたのかは不明。


マリオ達がニューヨークの地下下水道にあったワープ土管に吸い込まれ辿り着いた場所。ゲーム版ではそこでマリオ兄弟がキノコ王国の危機を何らかの理由で知ると、クッパに立ち向かう決心をした。その果てにピーチ姫と出会い、親交を結ぶ事となる。

アニメ映画版ではマリオのみがキノコ王国に辿り着き、ルイージは「ダークランド」という場所に落されてしまい、クッパの配下によってクッパ城に連れていかれる事となってしまう。


余談編集

『ドンキーコング初代シリーズ』の舞台がニューヨークだった事と、マリオが元々イタリア系アメリカ人として作られた事が明かされた事で、『ゲームボーイ版ドンキーコング』及び『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』以降のマリオシリーズの描写で発生した「ゲームボーイ版でマリオと和解したドンキーコングはともかく、アーケード版のスタンリー青年に追い払われたドンキーコングはその後どうなったのか」「キノコ王国出身のマリオが何故イタリアの言葉を使うのか」といった謎の正体が部分的に示唆され、同時に「マリオシリーズの世界観の設定には【イタリア系アメリカ人のマリオの物語】のものと、【キノコ王国出身のマリオ兄弟の物語】のものがある」事が示唆された。

これによってゲームボーイで発売された『マリオランドシリーズ』は、れっきとした2Dアクション本編ではあるものの物語は外伝として作られたものである事も示唆されている。

そして「キノコ王国出身のマリオの物語」の世界観についてはかなり自由な設定がされており、特に「『スーパーマリオランド2』に登場した、【マリオランド】の扱い」と、「その作品で初登場した、マリオのライバルを自称するワリオとマリオの出会い」についてはハッキリしておらず、ユーザーの想像にゆだねる形がとられている。


マリオの生みの親である宮本茂氏は設定変更後も「いつかまたイタリア系のマリオの物語を作りたい」とも考えていたようで、それはアニメ映画版にて実現する事となった。その作品内では、アニメ映画版から20年ほど前に設定を作っていたマリオの両親も登場している。


関連タグ編集

マリオシリーズ

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