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概要編集

スーパーマリオオデッセイにてマリオが訪れることになるステージの一つ。

「都市の国」と通称される大都会で、ポリーンが市長を務めている。ローカルコインはポリーンの横顔が描かれている。主要産業は情報と宣伝。平均気温が27度と過ごしやすい。


鉄骨やコンクリートで建造された高層ビル、夜でも明るく輝くネオン看板、アスファルトで舗装された道路を行き交うタクシースクーターベンチや芝生が配備された公園などが見て取れる、限りなく現実世界の先進国のオフィス街に近い景観が最大の特徴。ポリーンを含め、「ニュードンカー」と呼ばれる一般住民も現実世界の人間に近い頭身となっている(マリオと横並びになると明らかに頭身が違う)。


地下に巨大な発電所が存在し、パワームーンを利用して作り出したエネルギーを都市全体に供給している。作中の随所で見かける「クレイジーキャップ」の本店があるのもこの都市。

また、更なる発展や拡大を目指して都市の各地で工事が進められており、電線や剝き出しの鉄骨、ブルーシートパイロンなどが至るところで見られる。ただしそれによって立ち入りが制限されているわけでもなく、部外者が侵入してもほとんど注意されない。

電線やポールにキャプチャーしたり、スクーターに乗ってそのまま運転して街中を高速で移動することが可能。縄跳びなどのスポーツ、ストリートミュージシャンによる音楽、ラジコン操作のミニカーやそれを用いたタイムアタック競技など娯楽も多く、シアターでは話題の名作が上映されている。


マリオが初めて訪れたタイミングではクッパが襲来した影響で都市全体に及ぶ大停電が発生しており、たまたま天候がだったこともあって暗闇に包まれてしまっている。シティハッチンやタンクローが蔓延り、破損したタクシーが横転している都市中央部は事件前後の雰囲気からは考えられないほどのディストピア感。

そこでまずは停電の原因であるメカハナチャンの撃破を目標に冒険することになる。

メカハナチャンを撃退した後は都市の復興のために「伝統のフェスティバル」を開催する運びとなり、その準備としてポリーンの依頼をこなす形でまた新たな冒険へ繰り出す。停電が解消されると街中ではほとんど敵の姿を見かけなくなるが、地下やパワームーンが隠された建物の中では出現する場合がある。中にはとんでもない大物が待ち構えている場合も……。

フェスティバルを見届け、パワームーンを一定量回収すれば、また新たな国へ旅立つことができる。


小ネタとして街の中の標識をよく見てみると、ドンキーコングシリーズに縁のあるキャラクターの名前が通りや施設の名前に利用されていることがわかる。


本作最初のPVやパッケージなどでも大きく描かれており、良い意味でマリオシリーズの常識を覆した、本作を象徴するステージと言える。特にPVでは従来のマリオシリーズからは想像もつかない背景の中、マンホールから勢いよく飛び出してきたマリオの姿に全世界の人々が驚かされた。

進め!キノピオ隊長(移植版)や大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALマリオゴルフ スーパーラッシュなどの作品でニュードンク・シティをイメージしたステージが登場するなど、外部作品にも取り上げられている。



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