概要
『ドンキーコング3』は、1984年に任天堂から発売されたアーケードゲームである。
ドンキーコングシリーズ第3作目の作品で、『ドンキーコング』、『ドンキーコングJr.』の続編にあたる。
1984年7月4日には「ファミリーコンピュータ」に、8月20日には「ゲーム&ウオッチ」にも移植された(※1)。またハドソンより「PC-8801」にも『ドンキーコング3 大逆襲』として大幅アレンジ移植されている(※2)。
2008年7月23日からは「Wii」のバーチャルコンソールで配信された。
2019年7月17日には『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』で配信された。
※1…似たシステムで1982年12月6日にゲーム&ウオッチ『グリーンハウス』が先に出ており、実は本作の主人公のスタンリーのデビュー作もそちらである(日本版では名無しだったが、北米版で「Stanley the Bugman」と名付けられていた)。
※2…『大逆襲』ではゲームシステムがガラッと変わって一般的な固定画面シューティングに変更になっており、舞台も植物園ではなく宇宙や洞窟、火山など様々な場所を巡るカオスなものになっている。
システム
スタンリーを操作し、植物園に出現したドンキーコングや花を奪おうとする虫たちを殺虫剤を使って撃退するシューティングゲーム。
子蜂が下に到達すると花を抜き取り持ち去ろうとする。殺虫剤を当ててその虫を倒すと花は戻ってくるが、巣まで持ち去られてしまうと花は戻ってこない。花を奪った小蜂はパワーアップして襲ってくる。ドンキーコングを上まで押し上げるか、所定の数の虫をすべて退治すればステージクリアとなる。