概要
主な目的はメダルをどんどん増やしていくこと。メダルゲームにもいろんなゲームの種類がある。
最近ではスマートフォンでもメダルゲームが遊べるようになった。
Pixivにおいてはプッシャー式のゲームのイラストが描かれる事が多い。
メダルゲームは貸出機で¥500~からメダルを借りてプレイするものであり、両替機と間違えてメダルに変えてしまった場合はほぼハウスルールで現金に戻す事はできないように定められている。
恐らく、間違えた事を口実に現金化するのを防ぐ為だと思われる。
ハウスルールによっては18歳未満には貸し出さないルールを定めている所もある為注意。
ただし、キッズゲームのメダルゲームと分かれて設置されている場合はキッズゲームコーナー限定で未成年には貸出する所もある。
サービスとしてメダルゲームで獲得したメダルを店に預けて次回プレイで引き出せる事が多い。
メダルゲームの種類
メダルプッシャー式
メダルを投入したり、スロットの当たりなどを出しながら中にあるメダルを落としながらメダルを増やしていくゲーム。
おそらくメダルゲームのほとんどがプッシャー式。初心者でも簡単にルールがつかめる。
狭義の場合この形式のみをメダルゲームと呼ぶこともある。一つの機体で一人で遊ぶシングルプッシャーと複数人で遊べる大型のマスプッシャーの二種類がある。
ボール抽選式
メダルの掛け枚数を決め、その後にボール抽選をしていくゲーム。
当たったメダルは※ダイレクトでメダルがもらえる。
※スロットなどで当たった枚数がそのまま自分のものになること。
競馬式
競馬をメダルゲームにしたもの。ルールは競馬とほぼ同じであり、お金の代わりがメダルとなる大人向けのメダルゲーム。
人形が自動で動くものや映像で試合が繰り広げられるものがある。
ビデオゲーム式
メダルの掛け枚数を決め、スロットを回したりトランプを用いたりして当たりをめざし、メダルを増やしていくゲーム。基本的に大人向けだが稀に子供向けのものもある。
スロット式であるものや、そうでないものもある。
ビデオゲーム式のメダルゲームも結構多くできている。特に、sigma系とか。
キッズゲーム式
子供向けに作られたメダルゲーム。見た目はかなり小さめのビデオゲーム。
オリジナルのほか、アニメなどの既存のキャラを使ったものも多い。
最大99枚を狙うことが可能である。
タイミングよくボタンを押したり連打で敵を倒すといったアクション性の強いものが多く、敵やターゲットごとにクリアで払い出されるメダルが異なっており、払い出し数が多いターゲットほど難しくなっている。
JACKPOT
メダルをどんどん増やす方法としてはJACKPOT(ジャックポット、和訳すると大当たりの意味)を出すのが効果的。略してJPと呼ばれる。
主にビデオゲーム、ボール抽選、プッシャー式に多い。
JPの出る率は結構低い。運がよければ連続で出す人も。
JPが出れば最低で300枚以上から約10数万枚以上メダルの払い出しがされる。プッシャーではJPが出ればJP枚数は初期設定に戻される。
例)初期設定:1500 3000枚でJP獲得⇒初期設定である1500枚に戻される。
JPの枚数の増え方はメダルを入れる、JP抽選毎に○枚増えるなど、増え方の条件はメダルゲームによって違う。
おそらくたいていはメダル投入で増える。
ゲームによっては複数JPが設定されている場合もある。
JPC
ボール抽選及びプッシャーではJPの抽選をJPCと呼ぶ事が多い。CはCHANCEもしくはCHALENGE。ボールを使ったいわゆる物理抽選である事が多く、マスプッシャー機では機体の中央で抽選機が通常は回転しながら待機しJPCの挑戦権を手に入れたサテライトが現れるとそちらに向いて抽選を行う。例としてGRANDCROSSシリーズのJPCではセンターの巨大なモニターとボールを用いた派手な抽選が行われる。
JPCまでたどり着く事自体がそれなりに困難な場合が多いため、外しても多くのメダルを獲得できる。
JPが複数ある場合はJPCの種類も複数ある場合もある。FORTUNE TRINITYシリーズでは赤、青、黄の3つにJPが分かれており、それぞれ別の抽選機を扱い、抽選方法も大きく異なる。
ちなみにメダルゲームでは抽選機の事をクルーンと呼んでいる事があるが、これは造語である。実際に検索しても人名等しか出てこない。
現状
元々メダルゲームは、メダルの補充・回収・洗浄、預かりメダルの管理、日常のメンテナンスが必要で、時にはメダル漁りをする悪質な客への対応も迫られるという厄介な点が現場から嫌われたため、2010年代以降メダルゲーム市場は縮小傾向にあり、ゲームセンターの屋台骨を支える主流ゲームの座を景品ゲームに奪われている。namcoのような巨大資本のゲームセンターですらもメダルゲームに関しては、画面が真っ黄色に焼けており修理サポートがとうに終了しているような古いアーケードゲーム機を置いておかなければ店舗における台数を確保できないような危機的な状況となっている。
主なメダルゲーム
主にプッシャー、ボール抽選、ビデオゲーム、競馬式のゲームを載せています。
あいうえお順で並べています。
コナミアミューズメント
- プッシャー式
ウィングファンタジア/アラビアンクリスタル
ヴィーナスファウンテン
グランドクロス(初代、プレミアム、クロニクル、ドリームスフィア、レジェンド、ゴールド)
ご当地あラウンド
サイクロンフィーバー
スピンフィーバー(初代、第2章、第3章)
スマッシュスタジアム(withスピン)
タワープッシャーシリーズ(メテオスパーク、ワンダーマーチ)
パノラマファンタジー
ファンタジックフィーバー(初代、2、3)
フォーチュンオーブ(初代、第2章 伝説の宝珠、第3章 宝珠王国)
FORTUNE TRINITY(初代、2、3、精霊の至宝祭、時空のダイヤモンド)
マーブルフィーバー
桃太郎電鉄メダルゲームも定番
- ボール抽選式
アニマロッタ(初代、アニマフェスティバル、伝説のアニマ、おとぎの国のアニマ、アニマと雲の大樹、アニマと星の物語、夢のアニマランド)
カラコロッタ(初代、ワンダフルオーシャン、太陽と秘密の島、目指せ夢の宝島、フローズンアイランド、まぼろしの桃源郷)
ツナガロッタ(初代、アニマと虹の秘境)(アニマロッタの姉妹機種にあたる)
デュエルドリーム
- ビデオゲーム式
インフィニティーリングス
エターナルナイツ(初代、2、3、4、TRUST、LEGEND)
エルドラクラウン(初代、紅蓮の勇者、悠久のラビリンス)
フリップスパイラル
ラブプラス MEDAL Happy Daily Life
モンスター烈伝オレカバトル パンドラのメダル
デルタマジック
FEATURE Premium(TwinkleDropRASH、G1優駿倶楽部、JEWEL CLIMBER、TwinkleDropJUKE、FROZEN TOWER、Tower deパティシエッタ、オリンポスゲート、太極神龍、TwinkleDropDINNER、PIRATE A GoGo、マジカルハロウィン(7、Trick or Treat)、麻雀格闘倶楽部(参、真)、戦国コレクション4、パチスロボンバーガール)
FEATURE WORLD(トゥインクルドロップ、パニックパイレーツ、悪魔城ドラキュラ THE MEDAL)
- 競馬式
GIシリーズ
- CLASSIC(初代、WIDS、WIDSEX)
- LEADING SIRE
- WINNING SIRE
- TURFWILD(初代、2、3)
- HORSEPARK(初代、EX、EXSTD、GX、GXSTD、JUDGMENT、JUDGMENTSTD)
- TurfTV
- GranDesire(GD、GD-S)
- VICTORY LOAD(DX、STD)
- World Classic(初代(DX、STD、GD、GD-S)、RISING (DX、STD、GD、GD-S))
セガ
- プッシャー式
ガリレオファクトリー(初代、2、3)
バベルのメダルタワー(初代、ダブル)
北斗の拳BATTLE MEDAL
レッ釣りGO!(初代、ガッ釣りGO!)
- ボール抽選式
KAZAAAN!!(初代、激)
GINGAAAN!!
HYOZAAAN!!
ビンゴギャラクシー
ビンゴドロップ
ホルカ×トルカ
ポケモンコロガリーナ
- ビデオゲーム式
アミー漁(初代、to、No.3)
- 競馬式
StarHorse(初代、2、3、4)
カプコン
- プッシャー式
スーパーマリオ不思議のころころパーティー(初代、2)
ドンキーコングバナナキングダム
マリオパーティくるくる!カーニバル
マリオパーティ不思議のコロコロキャッチャー(初代、2)
モンスターハンターメダルハンティング(初代、G、コンパクト)
- ビデオゲーム式
New スーパーマリオブラザーズ Wii コインワールド
モンハン日記すごろくアイルー村
タイトー
- プッシャー式
スパイラルディーラー
ダイノキング(初代、Ⅱ、Ⅲ、ビクトリー)
ダイノマックス
ファンタジーコロシアム(初代、Ⅱ)
星のドラゴンクエストキングスプラッシュ
- ビデオゲーム式
モグってホレホレ
バンダイナムコゲームス
- プッシャー式
海物語ラッキーマリンシアターデラックス
海物語ラッキーマリンツアーズ
海物語in沖縄 ウキウキバケーション
ポケモンメダルワールド
MILLIONJACKPOT抽選
コナミのメダルゲームのみで行うJP抽選。(ただし、対応していないものもある。)
店舗によってはこれが開始されることがある。
対応されているメダルゲームを遊んでいるだけで自動的に発生し、遊んでいる人達一斉でJP抽選を行い、その中の1人だけJPを決めるというルール。
抽選の仕方はスロット式であり「JACKPOT」の文字が1番先にそろった人にJPが与えられる。操作は不要でスロットは自動的に止まる。
スーパーミリオンJP、ミリオンJP、ミニJPの3種類の抽選イベントがある。抽選の仕方はどれも同じルールである。
ミリオンJP
設置店舗内の全対応メダルゲームで一斉に行うJP抽選。
抽選12回以内でJPが決まる。
ミニJP
ミリオンJPと同様だが、ちょっと違うところがあり下記のとおりである。
- 発動日時が店舗側で自由に設定出来る
- 当選時の枚数が店舗が設定した数値に固定される。
スーパーミリオンJP
設置店舗内だけでなく、他のチェーン店舗とも接続して行うJP抽選
メダルゲームプレイデータについて
現在ではスマホやe-AMUSEMENTPASS、Aimeカードなどを使うことでメダルゲームのプレイデータを保存することができる。
保存されるのはメダルゲームによって違う。全共通で保存されるものといえばJP獲得回数と言ったところ。
最近ではスマホでダウンロードしているメダルゲームのアプリ(主にミリオンパラダイスやGI-GranDesireなど)と連動することも可能である。
スマホを使うことで、メダルゲームのアプリやメダルゲームでの特典をもらうことができる。
またメダルゲーム同士の連動もできるようになった。
コラボ
特にコナミのメダルゲームに多くBEMANIとメダルゲームのやりとりが大半である。
BEMANIからはギタドラ、メダルゲームからはスピンフィーバーのコラボが多い。