概要
当時まだ発売されていなかった『ファイアーエムブレム 封印の剣』から、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』に先行参戦したロイ。
続く『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、『蒼炎の軌跡』から新たに参戦したアイクと入れ替わる形で不参戦となった。
また、BGMの1つに「Winning Road ~ロイの希望~」という曲があったため、結果的に音楽(とシール)だけ参戦という形にもなった。
なお余談だが、『X』にはスネークのアピールの通信で別のロイ(大佐)が登場していた。
このため「ロイ続投」とごく一部でネタにされることはあったものの、MGSの方は単なるサブキャラな上にほぼ「大佐」としか呼ばれてなかったため、この時点ではさほど取り上げられることはなかった。
そして2014年の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』で、ファンは「『覚醒』にも出たことがあるから、もしかしたらロイが復活するかもしれない」という淡い期待を抱いていた。
そしてその後、『覚醒』から新たにルフレとルキナの参戦が発表。
ロイ復活に期待していたファンの心が躍る。
が、しかし…
FEのロイファン「お前かよ!!」「そっちかよ!!」
蓋を開けてみれば、ロイはロイでもクッパ7人衆(コクッパ)のロイが参戦だったというオチが待っていたのであった。
(※今作では隠しキャラのクッパJr.の色違いとしてなんとクッパ7人衆全員が参戦している)
Wii U版では前作同様「Winning Road ~ロイの希望~」が収録されており、またも音楽だけ参戦という形になった。
しかし、4作目には同じく『X』で不参戦だったドクターマリオが復活、それに輪をかけて、10月24日に新たに公開されたムービーに、ダウンロードコンテンツとはいえ、同じく『DX』からミュウツーの復活が決定したことが報じられた。
そして不参戦と思われていた『X』のリュカが復活参戦すると同時に、公式HPにて参戦して欲しいファイターを投稿する「スマブラ投稿拳」(※募集期限は2015年10月3日まで)が開設。ロイの復活参戦も「なくはないです。」という状況になった。
また、誰が例えたか「DXで参戦したがXでリストラされたファイターで、マルスのコンパチのファイターがいて、ロイという奴がいる」と一緒くたにネタにされたりも。
ついに…
「僕を忘れないで欲しいな!」
2015年6月15日、DLC配信ではあるものの、ネタでも何でもなく、以前から復活告知されていたリュカと共に、まさかの大復活を遂げたのであった。
「ついに帰ってきたぞ!!」
本作では現代の解釈を取り入れたオリジナル衣装を身に纏い、モデリングも新たに作り直されている。
なお、PV内でロイがロイを吹っ飛ばしていたり、ロイの公式紹介ページでこんな画像があったり、3DS版のオールスターモードをクリアした一枚絵で共演したりと、公式側でも同名にちなんだネタを絡めている模様。
他にも知る人ぞ知る「究極のカレー」ネタも流れていた。
また、オールスターモードでは、ロイとクッパJr.が同じグループに属していることから、場合によってはロイ(FE)の次にロイ(コクッパ)が来ることもある。(なお、クッパ7人衆の初登場は1988年(『スーパーマリオブラザーズ3』)であるが、デフォルトのクッパJr.がデビューした2002年(『スーパーマリオサンシャイン』が優先されたため、このような並びになった。)
余談
ロイが出演した『封印の剣』には、ウェンディというキャラクターもいるため、同様にコクッパのウェンディに掛けてこのようなネタもある。
後の『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』ではコクッパのロイとウェンディがペアで行動している。
さらに余談だが、3DS版のフィギュアで登場する『いきものづくりクリエイトーイ』の「おーさま」も海外版での名前は「King Roy」である。
注意事項
なお、リストラ組ネタ同様にキャラクターの非参戦を弄るネタであるため、あまりに過剰な弄りを行うのは人によってはあまり快く思わない場合もある。
特にスマブラが関係しない原作を語る場などでこれをネタにするのは双方のロイファンに迷惑が掛かるため、用法を守って適切に使用しよう。
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(3:01~)
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