概要
2001年12月14日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された『スーパーマリオワールド』と『マリオブラザーズ』のセットリメイク。
『スーパーマリオワールド』は北米版の仕様を元にしつつリフトンは食べられるなど日本版の要素も残したリメイクになっている。
オープニングデモはピーチ姫の救出や裏ワールド開放などの達成状況に応じて変化する。
2014年にWiiUからバーチャルコンソール版が配信された。現在は配信終了している。
2023年5月26日にNintendo Switchでも、『ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch online』にて配信される。
主な変更点
詳しくはスーパーマリオワールドの項目を参照。
『マリオブラザーズ』の変更点についてはスーパーマリオアドバンスも参照。
- 操作
マリオは癖のない従来の操作感だが、ルイージはスピード関連はマリオより遅くジャンプ力に差はないがバタ足のふんわりジャンプにより全体の滞空時間が長いや滑りやすい、水中では沈みにくいなど『スーパーマリオブラザーズ2』のような個性がついている。また、ルイージがクリア前から使用可能になっている。
- キャラクターボイス
マリオやルイージにボイスがついた。変身時やダメージを受けた際、連続1UPを大量に決めた際などにボイスが流れる。
- 裏ワールドの開放条件
原作ではスペシャルワールドをクリアすることで裏ワールドに突入したが、本作ではコースの全ゴールが開放条件になっている。
- ドラゴンコイン・ピーチコイン
収集要素。全コースでドラゴンコインを回収することでコンプリートのデモが流れ、ピーチ姫の描かれたピーチコインに変わる。
ネイティブスターの3色ヨッシーを開放することで通常コースにも3色ヨッシーが登場するようになる。ヨッシーの出るブロックを叩いた際のマリオの変身に応じて色が変わる。その代わり、ヨッシーの羽で青ヨッシーに変化することはなくなった。
また、ヨッシーを連れてクリアすることが不可能なコースでは乗り捨ててもヨッシーがクリア後に戻ってくるようになっていたり、ヨッシーに触れることで押して動かせるようになっていたり、ゴールの向こう側にヨッシーが(逃げる以外で)行ってしまった場合、マリオがヨッシーを置き去りにしなくなっている。