概要
2001年にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されたマリオシリーズの1作品。
『スーパーマリオUSA』(『スーパーマリオコレクション準拠』)と『マリオブラザーズ』のセットリメイク作品で、以降のスーパーマリオアドバンスシリーズでも『マリオブラザーズ』と何かのリメイクがセットになった形で制作されている。
2014年にはWiiUでバーチャルコンソールが発売されていた。(現在は配信終了)
2023年5月26日にて『ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online』にて配信された。
主な変更点
本来のゲームについてはそれぞれスーパーマリオUSA、マリオブラザーズの項目を参照。
スーパーマリオUSA
- 難易度の緩和
ライフを楽に増やせるハート大根や、敵に当てやすい巨大野菜、一部エリアにシャッフルアイテムや1UPキノコが追加されたことで敵を倒しやすくなり体力回復や残機回復も容易になった。また、扉の入り直しなどで魔法の薬などが簡単に復活するため裏世界にも行きやすくなっている。
- キャラクターボイス
マリオらプレイアブルキャラやキャサリンなどのボスキャラクターにボイスが追加された。
- 収集物
コース毎の収集品としてAコインが追加された。1コースに5枚あり、一度に全てを集めると1UPすることができる。また、一度取得しクリアしたコインは薄くなる。全て集める場合では、ファミコン版やスーファミ版では訪れる必要がなかった場所にも行かなければならない。
マムー撃破後にはヨッシーチャレンジという別の収集要素も登場する。裏世界にあったキノコの一部がヨッシーのタマゴに変わっているため難易度がやや上昇するほか、ミスをすると集め直しになってしまうためコンプリートは中々に手応えのある難易度になっている。
- 追加キャラクター
ヘイホーなどの一部ザコ敵に巨大なキャラクターが追加されている。巨大ザコは投げたり、倒したりするとハートを落とすためどちらかというと救済要素としての側面も見られる。
また、新たなる追加ボスとしてメカキャサリンが登場した。そのため、ボスの登場順や登場する回数などが異なっている。
マリオブラザーズ
- キャラクター変更
シェルクリーパー(カメさん)がトゲゾーに差し替えられている(オープニングのイラストにはカメさんも登場している)。また、一部キャラクターがひっくり返った後の色などがオリジナルとは異なっている。
また、マルチプレイ限定だがクッパも登場する。
- 最大4人のマルチプレイ対応
通信ケーブルを使うことで最大4人までマルチプレイを楽しむことができる。1カートリッジプレイや、他のアドバンスシリーズやマリオ&ルイージRPGのマルチカートリッジプレイにも対応している。
マリオがミスした際などにボイスがついたほか、ボーナスゲームはオリジナルのBGMが使われている。