巨大の国
きょだいのくに
『スーパーマリオブラザーズ3』のワールド4に当たる。
名前の通り敵もブロックも土管も巨大であるが、敵の行動パターン自体は全く変わらない。マップ全体は巨大なカメのような形をしている。
ただし、しっぽを使って巨大なブロックを壊すことができないのが通常との違い(『スーパーマリオアドバンス4』では破壊可能)。
スタート地点はマップ左端の小島だが、土管に入って右から左へと進んでいくのが特徴。
英語名は「BIG ISLAND」(ビッグ・アイランド)。
キノピオの家は3つ、絵合わせゲームは2つある。
コース1の左の土管の左にあるキノピオの家は岩に塞がれていて、入るにはハンマーが必要。
このキノピオの家では必ずタヌキスーツが手に入る。
コース2
ワールド3-3や3-8と同じく水位が上下するステージだが巨大プクプクは登場しない。後半ではプクプクが次々と飛び跳ねてくる。
また、このコースに登場するコインを24枚集めると、白いキノピオの家(隠し要素)が出てくる(『スーパーマリオアドバンス4』では別途でブロックを叩く必要あり)。
Pスイッチを踏んでブロックから変わるコインを手早く取れるかが勝負。
もらえるアイテムは錨。
コース3
このコースでヒマンブロスが初登場。
ヒマンブロスが着地する瞬間に飛ばないと衝撃で動けなくなってしまう。
ファイアならば楽に倒せるぞ。
地下面では、逆さメットや逆さトゲゾーが至る所でマリオに襲い掛かる。
ちなみに逆さトゲゾーは『スーパーマリオコレクション』までは踏めなかったが、『スーパーマリオアドバンス4』では踏めるようになった。
砦1
この砦でウォークが初登場。
ウォークは普段は蝋燭の炎に化けているが、テレサと同じく後ろを向いていると動き出す。
火なので踏めないが、ハンマーやスターなら倒せる。
また、横に動くドッスンも初登場する。
土管が5つ並んでいる場所では、左から2番目が隠し部屋に繋がっている。
この砦のブンブンはハイジャンプするタイプ。
中央にブロック3個が浮いているので、ここで攻撃をやり過ごすのも手だ。
クリアすると、砦左の土管を塞いでいた扉が開かれる。
コース4
水中面であるが水中の敵は一切登場せず、ジュゲムがしつこくトゲゾーを落としてくる。
水面近くを泳いでいるとトゲゾーに当たりやすいので、深い位置を泳ごう。
また、スタート地点下には、コインがたくさんある隠し部屋がある。
ただし、手前の土管から吹き出る水流のために入りにくいがカエルマリオならば水流にも逆らえる。
コース6
コースの地形は同じだが、途中の扉に入ると敵が大きくなったり小さくなったりするという、後の『スーパーマリオ64』に登場する「ちびでかアイランド」の原型といえるコース。なお、ゴールに関してはどちらでも結果は同じ。
地形は同じだが、10枚コインなどのアイテムが出てくる位置が敵の大小で異なっていたりする。
砦2
スタート直後の溶岩地帯はチクワブロックに乗って進んでいく。道中に登場する敵はカロンとクッキーだけ。
Pスイッチで隠しコインが出てくるが、これは隠し扉の場所を示したもの。
ここのブンブンはハイジャンプするタイプ。
地形は左と右に2つ、真ん中に1つブロックが浮いている。
ただクリアするだけならばとても短いが、隠し部屋に入ると却って時間をロスしてしまう。
しかし、1UPが4つも手に入るため、4つ得るならタヌキマリオ(しっぽマリオ)が必須。
砦1と同様に寄り道しないでさっさとブンブンを倒そう。
クリアすると、城の手前の堀に橋が架かり、城に入れるようになる。
飛行船
王様はファミリーコンピュータ版では怪獣、『スーパーマリオコレクション』以降ではドンキーコングJr.にされていた。
主な障害物はバーナーで、敵は中盤に登場するプー1匹だけである。このプーはスクロールが消えるまで何度も復活するタイプだ。
実はバーナーは地蔵マリオの踏み付けで消すことが出来るのだが、地蔵マリオの性質上、上向きのバーナーだけは消せない。
なお、コクッパの部屋に通じる土管の右にはパワーアップアイテムの入ったブロックがあるので、弱い状態なら慌てて入らないように。