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目次 [非表示]
  • 1 概要
  • 2 一覧
  • 3 登場キャラクター(メイン)
  • 3.1 マリオ
  • 3.1.1 ピーチ姫救出大作戦
  • 3.1.2 アマダアニメ
  • 3.1.3 スーパーマリオの消防隊
  • 3.1.4 マリオとヨッシーの冒険ランド
  • 3.2 ルイージ
  • 3.2.1 ピーチ姫救出大作戦
  • 3.2.2 アマダアニメ
  • 3.2.3 スーパーマリオの消防隊
  • 3.2.4 マリオとヨッシーの冒険ランド
  • 3.3 ピーチ姫
  • 3.3.1 ピーチ姫救出大作戦
  • 3.3.2 アマダアニメ
  • 3.3.3 マリオとヨッシーの冒険ランド
  • 3.4 クッパ
  • 3.4.1 ピーチ姫救出大作戦
  • 3.4.2 アマダアニメ
  • 3.4.3 スーパーマリオの交通安全
  • 3.4.4 マリオとヨッシーの冒険ランド
  • 3.5 キノピオ
  • 3.5.1 ピーチ姫救出大作戦
  • 3.5.2 アマダアニメ
  • 3.6 ヨッシー
  • 3.6.1 マリオとヨッシーの冒険ランド
  • 3.7 コクッパ
  • 3.7.1 アマダアニメ
  • 3.7.2 マリオとヨッシーの冒険ランド
  • 4 登場キャラクター(敵キャラなど)
  • 4.1 ハンマーブロス
  • 4.1.1 ピーチ姫救出大作戦
  • 4.1.2 アマダアニメ
  • 4.2 パタメット、ブーメランブロス、ガボン
  • 4.2.1 アマダアニメ
  • 4.3 クリボー
  • 4.3.1 ピーチ姫救出大作戦
  • 4.3.2 アマダアニメ
  • 4.3.3 マリオとヨッシーの冒険ランド
  • 4.4 ノコノコ
  • 4.4.1 ピーチ姫救出大作戦
  • 4.4.2 マリオとヨッシーの冒険ランド
  • 4.5 パタパタ
  • 4.5.1 ピーチ姫救出大作戦
  • 4.5.2 マリオとヨッシーの冒険ランド
  • 4.6 ジュゲム
  • 4.6.1 ピーチ姫救出大作戦
  • 4.6.2 アマダアニメ
  • 5 登場キャラクター(オリジナル)
  • 5.1 ピーチ姫救出大作戦
  • 5.1.1 キビダンゴ/ハル王子
  • 5.1.2 きのこ仙人
  • 5.1.3 ミスエンドレス
  • 5.2 スーパーマリオの消防隊
  • 5.2.1 かおる
  • 5.2.2 たつや
  • 5.2.3 お母さん
  • 5.2.4 お父さん
  • 6 補足
  • 7 関連タグ
  • 概要

    スーパーマリオ」シリーズは日本を代表する世界的ゲームおよびキャラクターであるにもかかわらず、日本でテレビアニメ化されたことはなく、アニメ映画、CM、OVA数作品に止まっている。

    海外ではテレビアニメが放送されていたが、本記事では日本で制作された映像作品を取り扱う。現在は全て廃盤のため、入手が困難。ほとんど子供向けに作られているが、ゲームファン、マリオシリーズのファンであったり、昔のアニメならではの画質と音質、そしてツッコミどころ満載のシュールさから、大きくなっても十分楽しめる内容となっている。


    なお、他のキャラクターはたびたび替わるものの、マリオの声はほとんどが古谷徹氏が演じている。


    一覧

    スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!(1986)

    シリーズ初の日本語のアニメ映画。声優じゃない人の起用が多く、棒読みな人がいる一方で、意外となかなかにハマっている人もいたりする。なお、永谷園がバックについているため、当時販売していた「マリオラーメン」「マリオふりかけ」が唐突に現れる(しかも後者に至っては何故かクッパと対決している最中だった為マリオが大ピンチに陥る展開にまで発展した。(※1))。

    廃盤にはなっているものの、後に国民的アニメとなるアニメポケットモンスターを始め数々の任天堂のゲームがアニメ化されるきっかけとなったことを考えると後世に残した影響は計り知れない。


    アマダアニメシリーズ スーパーマリオ(1989)

    天田印刷加工が制作したOVAで、「一寸法師」「桃太郎」「白雪姫」をマリオのキャラクターが演じるという内容である。

    なお、舞台の世界観はマリオシリーズの方に寄せているため、昔話ではあり得ない文明や展開があったりする(例として桃太郎では宇宙が舞台だったりなど)が、突っ込まないであげよう。

    また、天田印刷加工にはアニメのノウハウがないうえに予算があまりなかったのか、よく見るとキャラが動いてなかったり使い回しのシーンがあったりイギーの後ろ姿がモヒカンだけの頭部が眼鏡をかけたものになっていたりするが、これはこれで古き良きというもの…かもしれない。

    天田印刷加工が携わったアニメは他にかいけつゾロリがあるが、マリオのそれと比べて情報が少なく現時点では「まほうつかいのでし」しか発掘されていない。


    スーパーマリオの消防隊(1989)

    東映アニメーションが製作した防災教育用アニメ。なぜか日本で消防隊に入っていたマリオとルイージが子供たちに火や災害の怖さを教えてくれる。やたらクラシックが流れる。なお、ドラゴンボール忍たま乱太郎でも同じような流れのアニメが制作されている。

    同じくマリオの教育アニメとして「スーパーマリオの交通安全」なるものもあるが、こちらは消防隊と比べて情報があまりにも少なく(一応ルイージが登場せず、クッパが登場する事が分かっている模様)現在では地方の視聴覚センターにでも行かないと見ることはできないようだ……。また、貸し出しも然るべき団体様向けとなっている。違法アップロードとはいえYouTubeやニコニコ動画に上げられていたものも残念ながら削除されている。


    マリオとヨッシーの冒険ランド(1991)

    SFCソフトスーパーマリオワールドを30分にまとめたOVAで、バンダイが当時販売していた幼児向け知育玩具「てれびっこ」に対応している。(玩具がなくても普通の映像作品としても楽しめる。)マリオ、ルイージ、ヨッシーが冒険と途中でたびたび視聴者に向けて電話でクイズを出してきて、それに正解すると冒険が進んでいく。

    キャラ設定や世界観、ストーリーの進み具合は今までの作品よりもゲーム版に近くなっている。

    製作元は不明。


    登場キャラクター(メイン)

    マリオ

    CV:古谷徹

    おなじみ主人公。


    ピーチ姫救出大作戦

    ルイージと共に食料雑貨店を経営している。原作通りピーチ姫に一目惚れし助けに向かうが、わかりやすい罠にも簡単に引っかかる。

    水中で普通に呼吸や会話ができたり、帆にも船体にも穴が空いた沈没船を息だけで動かして飛ばすという脅威の肺活量の持ち主。

    夜遅くまで周りが見えなくなるほど打ち込むゲーマー

    なお、最後に命をかけて必死で助けたピーチ姫を他の男に寝取られてしまい気絶するが、「ピーチ姫が幸せならそれで良い」と涙ながらに祝福する人間の鑑。


    アマダアニメ

    • 一寸法師

    「ボクはマリオ♪一寸法師のマリオ♪

    小さな身体に大きな望み♪

    夢も大きくふーくらんで♪HOY!

    希望の街へ♪フン♪フン♪マリオ♪」

    子供のいない夫婦のもとに流れ星が落ちて生まれてくるが、当時はベビィマリオがまだいなかったために、ヒゲを生やした赤ちゃんとして生まれてくる立派なヒゲを蓄えた小太りのイタリア人のおっさんがベビー服によだれかけといった格好でギャン泣きしたり離乳食やミルクを飲む様はある意味必見。「可愛い赤ちゃん」とは一体・・・・・。

    10年経って成長しても小指ほどの大きさにしかならない。最後は童話通り戦いの末に戦利品の小槌の力で大きくなるが、「最初からスーパーキノコを食べさせれば良かったのでは」というのは禁句。

    なお、この世界では「一寸法師」は肩書きの名前のようで、ナレーターには「一寸法師のマリオ」とわざわざ言われている。

    • 桃太郎

    ここでも空から落ちてきたヒゲを生やした赤ちゃんとして登場。ナレーターには「ヒゲを生やした元気の良い男の赤ちゃん」という中々のパワーワードで紹介されている。あと、「桃太郎」だが完全に「マリオ」名義。一応、空から落ちてきた桃から生まれ、桃マークのハチマキをつけている。

    • 白雪姫

    王子様ポジションだが、話の序盤から急に現れる。森の小人のキノピオたちとは知り合いのようだが、家に無断で上がり込むなどかなり非常識(※2)。また、ピーチ姫を助けようとするが、キノピオに全て任せて自分は旅に出るという無責任さも目立つ。

    ピーチ姫を起こすシーンでは、おっさんが若い姫にキスしたり、眠ったまま持ち帰ろうとするのは流石に当時でも絵面やコンプラがNGだったのか、旅先で女神からもらってきた薬を飲ますという風になっている。


    スーパーマリオの消防隊

    何故か普通の人間がいる日本の普通の街に暮らしている消防士という、明らかに違和感バリバリの設定。初登場シーンではたまたま非番だったらしく、火遊びをしていた子供2人に説教をしていた。その上かなり詳しい。


    マリオとヨッシーの冒険ランド

    主人公の1人として、冒険の途中でちょっとしたことでもたびたび視聴者に向けて電話でクイズを投げかけてくる。

    • ルイージに爆発物の処理や確認という危険な仕事を押し付け、爆発して黒焦げになったルイージをヨッシー達と共に笑い物にする
    • そのせいで堪忍袋の緒が切れて泣きながら立ち去ったルイージを「変なやつ」とバカにする
    • 自分が虐めて突き放しておいてピンチの時にだけ都合よく助けを求める
    • クッパとの決戦のために仲直りするも最終的に上記の件に関しては一切謝罪しない

    という、某愚民ばりに歴代屈指の鬼畜な人間性となっている。


    ルイージ

    CV:水島裕(「ピーチ姫救出大作戦」、「冒険ランド」)、龍田直樹(「アマダアニメ」)、塩屋翼(「消防隊」)

    マリオの弟。


    ピーチ姫救出大作戦

    お調子者で金にがめつい性格となっており、金貨や宝石があるとすぐに釣られてしまう。冒険では彼が荷物係であり、ツルハシやスコップを持ち歩いている。下手したら今作一番のMVP。

    なお、現在の緑服とは違い、青い帽子とジャケットに黄色い服だった。また、ヒゲの形もマリオと同じギザギザ型である。マリオと違ってカナヅチ。

    ワライタケを食べて笑っていたり、その後にもキノコを食べて情緒不安定になるという、現在では到底放送できないシーンがある。

    また、マリオが城の溶岩エリアを切り抜けることができたのはルイージが掘り当てた水が流れ込んだおかげではあるのだが、その際に温泉が沸き上がり、ちゃっかり日本酒片手に浸かっているため、世界観ぶち壊しである。(※3)


    アマダアニメ

    • 白雪姫

    アマダアニメではこの作品にのみ登場。クッパ女王との決戦の最中いきなり現れる。元の童話のどの人物のポジションにも相当しない

    ナレーターの「スーパーマリオに、双子の兄弟ルイージがいたよねぇ?」と知っている前提での紹介もシュール。まぁよほどゲームやキャラクターが嫌いor興味ないとかでもない限り知らない人はほとんどいないとは思うが……元の童話の人物や、(もしいれば)このビデオで初めてマリオシリーズを知る者からしたら「お前誰やねん」感この上ない。


    スーパーマリオの消防隊

    原作のようなヘタレっぷりは無く、マリオと同じく消防士となっている。ピーチ姫救出大作戦と同様にマリオを「アニキ」呼ばわりしており、何故か目にハイライトが無い。因みにスタッフクレジットの欄では名前がルイジと誤記されている。


    マリオとヨッシーの冒険ランド

    こちらは今までと違い、原作通り気弱で泣き虫な性格となっている。途中でマリオのせいで喧嘩して戦線離脱するが、赤ヨッシーの説得で復帰。


    ピーチ姫

    CV:山瀬まみ(「ピーチ姫救出大作戦」)、遠藤みやこ(「アマダアニメ」)、山本百合子(「冒険ランド」)

    おなじみヒロイン。


    ピーチ姫救出大作戦

    マリオがプレイしていたテレビゲームの画面から現れ、マリオに助けを求めるも、クッパに攫われてしまう。

    ことあるごとにマリオの助けを求めて悲しげに待ち焦がれるが、なんと最後の最後で婚約者がマリオでないことが判明。マリオがピーチ姫と結ばれない作品はあるが、他の男性と結ばれたのはこの時ぐらいだろう。

    なお、クッパとは対照的にかなり棒読み演技で「棒読み姫」という通称までついた(※4)が、挿入歌やエンディングはその担当声優が歌っている。


    アマダアニメ

    • 一寸法師

    川で遭難したマリオを救出し、マリオを連れて歩く。途中でクッパに狙われてしまう。その際「お前なんかと」とかなりの暴言を吐いている。

    • 桃太郎

    なぜかハンマーブロスのおじいさんとおばあさんと共に暮らしている。序盤でクッパ大王に攫われ、結婚を断るも冷たい牢にぶち込まれてしまう。

    • 白雪姫

    この世で一番美しい姫として登場。クッパ女王に騙されてリンゴを食べて倒れてしまう。目覚めた後は、何度も襲われてんのにマリオのクッパ討伐に同行した挙句、捕まって人質にされていた。


    マリオとヨッシーの冒険ランド

    ヨッシーたちが暮らす恐竜ランドに旅行に行き、現地からマリオとルイージを誘うも、クッパに攫われてしまう。茶髪。


    クッパ

    CV:和田アキ子(「ピーチ姫救出大作戦」)、佐藤正治(「アマダアニメ」)、郷里大輔(「交通安全」)、渡部猛(「冒険ランド」)

    当然ながら全編通して悪役。


    ピーチ姫救出大作戦

    ピーチ姫を拐って結婚しようとする。一人称は「わし」。ピーチ姫のことは「ピーチちゃん」と呼ぶ。

    キノコ王国の住民の姿をレンガやつくしやコインなどに変えたり、自分も変身能力を持つ。マリオを指一本でつついただけで地の底に落とすなど、基礎戦闘力も高い。

    ピーチ姫の作戦を見抜いたり、希望を捨てないピーチ姫を煽ったり、マリオたちを徹底的に始末しようとしてすり潰そうとするなどかなり狡猾さや残忍さが目立つ。

    特筆すべきはCVが和田アキ子氏であることであり、意外なハマりっぷりからもたびたび話題となっている。

    最後はのちに発売されるスーパーマリオ64のごとく投げられるが、その先では、白旗を降って降参しており、エピローグでは改心してクッパ軍団の残党である三人のノコノコと共にマリオの雑貨店で働いている。珍しくマリオと完全に和解したクッパが見られるのは後にも先にも本作のみ。


    アマダアニメ

    一人称が「ボクちゃん」。白雪姫だけ女性口調

    • 一寸法師

    元ネタの鬼の役で、散歩中のマリオとピーチを襲う。戦闘シーンはマリオを踏み潰そうとした同じ映像を3回流しただけ。マリオに胃袋の中を針で刺され、最後は針でツノを斬られ眉毛を剃られてしまい、泣きながら走り去っていった。

    • 桃太郎

    ここでもやはりというか鬼の役なのだが、ナレーターからは「鬼のクッパ大王」とわざわざつけられている。コクッパたちを従えているが、原作でクッパ軍団の一員だった敵キャラがほとんどマリオ側に回っている。(※5)宇宙に浮かぶ大都会な星を拠点としている。

    ピーチ姫に惚れて拉致するが、おじいさんに懇願されても平気で一蹴したり、結婚を断られると逆恨みで牢に監禁したり、その後も各地を荒らし回ってお宝を強奪したりとかなり性格が悪い。また、自分で一方的に閉じ込めておきながらしばしば牢を訪れ、「早く機嫌を直して結婚しておくれ」と笑顔でごまをするも、ピーチ姫にはガン無視されている

    • 白雪姫

    なんと女装したクッパ女王として登場。3作の中では唯一最初に登場し、ナレーターからもキノピオからも「自惚れ屋のクッパ女王」と散々な言われっぷり。

    また、ピーチ姫を襲う動機が「自分より美しいのが気に食わないから始末する」という、童話通りでこそあるのだが珍しくピーチ姫が嫌いなクッパが見られるのは今作だけ。ピーチ姫やマリオを何度も「あの世に送ってやる」と罵るあたりかなり恨んでいる様子。

    あとどこぞのヒーローのごとくマントを翻し片腕の拳を突き上げて空を飛ぶというシュールな場面もあった。


    スーパーマリオの交通安全

    情報が少なく詳細は不明だが、少なくとも誘拐犯役として登場し、幼女を誘拐しようとしていた。車に轢かれそうになった所をマリオに倒されて逮捕されたようだが、どちらかと言うとクッパが怪我するよりも、車が壊れそうな気もする。カラーリングが全体的に緑でキングクルールのようにも見える。


    マリオとヨッシーの冒険ランド

    恐竜ランドを占拠し、多数の部下をけしかけピーチ姫と結婚しようとする。


    キノピオ

    CV:山本百合子江森浩子、小宮和枝(「ピーチ姫救出大作戦」)、遠藤みやこ(「アマダアニメ」)


    ピーチ姫救出大作戦

    当時は「ピーチ姫の侍女」という設定が残っていたため、キノコのカサの帽子を被った美少女の姿で登場する。クッパの魔法によってコインやアイテムなどの姿に変えられており、助け出してくれたマリオにパワールアイテムなるもののうちのキノコと花(スーパーキノコファイアフラワー)を授けた。

    なお、現在のバージョンのキノピオも住民として登場している。


    アマダアニメ

    • 白雪姫

    「おいらキノピオ!みんな仲良し!森のアイドル!」

    ルイージと同じく今作だけに登場。森に住む小人たちのポジションで7人いる……が、とあるシーンで1人増えている。喋る時は大抵全員でハモっている。また、スーパーキノコの役割も担っているようで、クッパとの決戦の際は自らマリオに吸収されることでマリオを大きくしていた。かと思えばいつの間にか元通りに分離していたりもする


    ヨッシー

    CV:坂本千夏(緑)、大谷育江(赤)(「冒険ランド」)

    マリオとヨッシーの冒険ランド

    恐竜ランドに住む恐竜。お馴染みの緑の個体は最初にタマゴに監禁されていたところをマリオたちが助け出す。後にまだ幼竜の赤い個体も登場し、パタパタを食べて急に成長し、ルイージのパートナーとして同行する。

    ちなみに、中の人同士は日本を代表する二大モンスターものゲーム及びそれを原作としたアニメの主人公のパートナーを演じており、声優的に見ればある意味奇跡の共演。緑の方は同じ恐竜モチーフ、赤い方は同じ任天堂キャラという繋がりも。


    コクッパ

    CV:佐藤正治(ラリーイギー)遠藤みやこ(モートンウェンディ)、龍田直樹(ロイルドウィッグ)(「アマダアニメ」)、鈴木勝美(イギー)、ならはしみき(ウェンディ)、菅原正志(ロイ)、他の4人は不明(「冒険ランド」)

    どちらのアニメでも予算がよろしくなかったためか、ラリー、イギー、レミーが入れ替わるシーンが散見されている。

    アマダアニメ

    レミーのみ登場しない。

    当時のゲーム版ではクッパの子供と言う設定だが、本作ではクッパJr.登場以降の作品同様手下という設定。

    ラリーの声優が男性でモートンの声優が女性(それも加工されていない)と今では考えられない配役。ただし、場面によってはモートンに佐藤の声が、ラリーとイギーに龍田の声が当てられている事がある。

    • 桃太郎

    レミー以外全員登場。作画ミスでラリーのモヒカンがイギーカラーになっているシーンがある。

    ルドウィッグは特に何もせずに倒されるも言う、ゲーム版(当時はワールド7のボス)での強さが嘘のような扱いを受けている。

    • 白雪姫

    モートン、ウェンディ、イギー、ロイが登場するが、作画ミスでイギーとラリーが入れ替わる事がある。

    モートンかイギーは「こんな可愛い姫消しちゃうなんて、かわいそう」とピーチ姫に攻撃するのを躊躇っており(嫌そうな顔をしていたことから彼が言っていたことがわかる)後のゲーム版ではクッパJr.を気遣う心優しい性格になっているが、この頃からその形跡があったのだろうか?

    ただし、原作やディズニーで彼らのポジションに当たる狩人は白雪姫を殺すのをやめ改心したが、コクッパは最後までクッパ女王の部下であった。


    マリオとヨッシーの冒険ランド

    イギーはドーナツ平野手前の吊り橋で手下を連れて現れるが、ヨッシーの炎で倒され退散。レミーはバニラドームでカメックと共にスイッチを増やしてマリオ達の妨害をするが見破られて倒され、残りの5人はチョコレー島の城で現れ、ウェンディが分身の術でマリオ達を翻弄するも、見破られてその後自滅。残る4人は甲羅ガードを駆使してマリオ達を苦戦させるも、ヨッシーがブロックからマント羽を出したことで形成が逆転しマントマリオに倒される。


    登場キャラクター(敵キャラなど)


    ハンマーブロス

    CV:キートン山田(「ピーチ姫救出大作戦」)、龍田直樹遠藤みやこ(「アマダアニメ」)


    ピーチ姫救出大作戦

    「ゲホー」

    クッパの金庫の番人。「ゲホー」という鳴き声しか発せず、1人しかいない。金庫の奥にある金鉱に偽装された牢屋に監禁されたマリオ達の牢番を務める。崖の上に避難したマリオを、崖にハンマーを投げて崩すなど「斧やハンマーの達人」という肩書きは伊達ではない。……が、その拍子に落ちてきた岩に潰されたり、明らかに牢の柵が破られて逃げられているのに点検の際に気付かないなどおつむは弱い。

    金庫の番人意外では聖歌隊として三人が登場している者とピーチ姫のベールを用意している者がいる。


    アマダアニメ

    • 桃太郎

    ピーチ姫と共に暮らしているおじいさんとおばあさん。懇願も虚しくクッパにピーチ姫を攫われてしまうが、そもそも種族が違う自分の娘や家族のはずなのに「姫」と呼んでいるなど、こいつらもこいつらでどこかからピーチ姫を盗って育てているようにしか見えない

    ピーチ姫が拐われた後、川で落ち込むシーンがあると思いきや、空から落ちてきた桃から生まれたマリオを育て、マリオを鬼退治に送り出す。

    ……が、その際にライフルを渡している。ピーチが拐われた時もこれ使えば良かったのでは。しかもその銃、最後まで使われなかった。お弁当にはきび団子の代わりにスーパーキノコ…と思われるキノコを詰めている。


    パタメットブーメランブロスガボン


    アマダアニメ

    • 桃太郎

    お供の犬、猿、雉のポジション。人選がなかなか独特。そして全員カメ。マリオのクッパ退治に同行するが、本来全員クッパの部下である。(※4)

    また、童話通りお弁当を分けてもらったのはパタメットだけで、ブーメランブロスは仰向けに倒れていた(どういうわけかそれだけで死にかけていた模様)(※5)ところを起こしてもらっただけ、ガボンに至っては急に追いかけてきて自ら強引に加入


    クリボー

    CV:丸山裕子、小宮和枝(「ピーチ姫救出大作戦」)


    ピーチ姫救出大作戦

    クッパの部下の二人組として現れ、ことあるごとにマリオとルイージを罠にかけようと誘導するが、ことごとく失敗。最後はマリオとルイージに城を崩され生き埋めになった。

    腕が生えて伸びてくる


    アマダアニメ

    • 白雪姫

    終盤でお城の入り口に大量に現れるが、マリオに一蹴される。


    マリオとヨッシーの冒険ランド

    クリボンが登場。秘密のアイテムが隠されたブロック(ボーナスステージに伸びる豆の木)について話しているところをマリオたちに聞かれてしまう。声優は不明だが、声色からして恐らくヨッシー達と兼任だと思われる。


    ノコノコ

    CV:水鳥鉄夫、佐藤正治、千葉繁、菊池正美、キートン山田他(「ピーチ姫救出大作戦」)

    いずれもモブキャラとして登場。


    ピーチ姫救出大作戦

    結婚式場にて多数登場。一人一人甲羅の模様が異なり、中にはトゲがはえている者もいる他槍を持っている者もいる(※6)。髪を生やしたピーチ姫の化粧をしていた者もいるが、厚化粧だったためピーチ姫の怒りを買った。

    クッパ城の崩壊によって大半が生き埋めになったが、三人の残党が映画のラストに登場する。

    それ以外にはノコノコと思われる司祭(CV:八奈見乗児)が登場する。

    冒頭ではゲーム版と同じ見た目のノコノコが登場する。他、マリオ達を押し潰そうとするも、巨大化したマリオに跳ねた押された巨大な個体もいる。


    マリオとヨッシーの冒険ランド

    イギーの部下としてブルドラポンと共に登場。イギーの部下の中で誰が一番多いかがクイズになっている。その後、倒されたノコノコが残したと思われる甲羅はヨッシーが食べて炎攻撃に利用される。


    パタパタ

    CV:中野れい子(「ピーチ姫救出大作戦」)

    ピーチ姫救出大作戦

    毒キノコが生えている場所に迷い込んだマリオを運んでくる巨大なパタパタのお母さん。マリオたちのことは子供たち(CV:ベリーズ)のエサだとしか思い込んでいなかったが、マリオの機転により事なきを得る。マリオが旅立つ際は涙ながらに見送ってくれた。

    パタパタは翼の生えた巨大なカメなのだが、子供たちはなぜか鳥の雛である。(※7)


    マリオとヨッシーの冒険ランド

    まずイギーの悪あがきに呼び出された部下たちの中に3匹ほど登場。ヨッシーの吐く炎で一蹴された

    次にその辺に飛んでいる野生(恐らく住み着いたクッパの部下だろうが)の個体が3匹登場。生まれたばかりの赤ヨッシーの餌になった。


    ジュゲム

    CV:堀絢子(「ピーチ姫救出大作戦」)

    ピーチ姫救出大作戦

    「ジュゲムジュゲムジュゲムジュゲム・・・・・・ジュゲムジュゲムジュゲムのパイポ〜!!!」

    クッパ軍団の一員で、パックンフラワーの花園の番人。一人称は「ワシ」で、パックンフラワーを「お花ちゃん」と呼び、訪れた人を餌にしている。

    餌になるはずだったマリオたちにパックンフラワーを再起不能にされたことに怒り、上述の呪文を唱えながらパイポを投げて仕返ししてくる。

    今作の彼の雲はレバーで季節や天気を操作する機能が付いてるハイテク雲であり(それでいてちゃんと分裂もするし分裂した雲にも機能が付いてくる)、パイポは雨や雷を浴びた後に夏の日差しを受けて冬眠から覚めてトゲゾーになるという植物的仕様。

    さらにどうでもいいことだがトゲゾーの顔がムー●ン

    冒頭にもモブキャラとして数人ほど登場している。


    アマダアニメ

    • 一寸法師

    川を渡るマリオのもとに現れ、雷雨と暴風を起こして川を氾濫させ遭難させる。自然発生ではなく人口かつ意図的な悪天候をイタズラ感覚で仕込んでくるから割と洒落にならない。

    • 白雪姫

    冒頭にて登場。完全な背景でありセリフはない。


    登場キャラクター(オリジナル)

    ピーチ姫救出大作戦


    キビダンゴ/ハル王子

    CV:千葉繁(キビダンゴ)、菊池正美(ハル王子)

    ハナチャンのような犬。きのこ仙人の遣いとしてマリオたちを案内する。

    最後にクッパの魔法が解けて正体の王子の姿を表し、マリオが必死に助けたピーチ姫を寝取って結婚する

    後に任天堂の子会社になる「HAL研究所」と名前が同じだが、関連性は不明。


    きのこ仙人

    CV:宮内幸平

    キノコ王国を作った仙人。マリオとルイージにピーチ姫と王国の救出を依頼し、自分は枯れ果てたキノコの姿に還る。ラストシーンではクッパの魔法が解け平和が戻ったためか復活した。その際

    「本当の勇気とは真実の愛から生まれるものじゃ」

    と、まるでディズニーやハリポタやアンパンマンにありそうな教訓を説きながらマリオを見送るが、「真実の愛」が目の前でぽっと出のイケメン王子に奪われていることは内緒。


    ミスエンドレス

    CV:堀絢子

    マリオの雑貨屋の常連客の老婆。明るい性格だが、「ケーキの材料」として小麦粉バター砂糖牛乳ふくらし粉などを注文した所ピーチ姫のことで上の空だったマリオが掃除用具や大根(※8)などを渡してきた時は大激怒して帰ってしまった。映画のラストにも登場し、今度はアップルパイの材料を買いにきた。これだけ見ると単なるモブキャラだが、クッパと残党のノコノコ達が店で働いているのを見て、少し考えて驚いたような仕草を見せて物語を締める。


    スーパーマリオの消防隊


    かおる

    CV:鈴木砂織

    とある団地に住む普通の女の子。序盤にスーパーマリオブラザーズ3を遊んでいるが、一面もクリアできないくせに弟を下手だといじっている。胡座をかいて座る癖があるが、自分をかわいい女の子と豪語している。おつかいを頼まれた際にこっそり花火を持ち出して遊ぶが、近くに積んであった炭に着火してしまう。消し止めたマリオとルイージに注意されていた。その後、「悪魔って怖ぁ〜い…」と虚な目で物思いに耽っていた。


    たつや

    CV:冬馬由美

    かおるの弟。序盤にスーパーマリオブラザーズ3を遊んでいるが、一面しかクリアできていない。何度もうっかり親の前で火遊びしたことやマリオたちに出会ったことをバラしそうになる。「おじさんたち」がマリオそっくりであったことに夜になってから気づいた。本人だけどね。


    お母さん

    CV:斉藤千恵子

    かおるとたつやの母親。ゲームに夢中なかおるにおつかいを頼んでいた。二人の隠し事に気づく素振りを見せるも、タイミングよくお父さんが帰宅したため事なきを得た。地震のシーンでは「慌てちゃダメよ!戸締り!」と叫んでいるが、自分も自分でかおるに言われるまでコンロの火を消し忘れている。


    お父さん

    CV:郷里大輔

    かおるとたつやの父親。酔っ払って帰ってくるや実の娘にキスをお願いしているゲームでたつやと言い争ったり自分を可愛いと豪語したり火遊びをしてしまう点を考えればかおるは恐らく幼稚園児か小学生ぐらいと思われる。たつやもドン引きしていた。また喫煙者でもあり、吸ってる最中に地震が発生して床にタバコが落ちてしまった。雑誌で叩いて火を消すが、マリオから教えられたたつやに注意されて面目なさそうにしていた。


    補足

    シュールなツッコミどころがあるからこそ笑えるのだが、一応のフォローを入れておくと、

    ※1…マリオの気を逸らして油断させるためにクッパが魔法で出現させたと考えれば辻褄は合う。クッパがパワールを食べるマリオを目の当たりにしたことも裏付けとなる。

    ※2…一応、後で「勝手に上がっちゃってごめんね」と謝罪しており、キノピオたちも特に彼を咎めるでもなくすんなり受け入れている。更に元を辿れば白雪姫も原作やディズニーでは小人の家に勝手に上がり込んでいた(あっちもあっちで白雪姫の事情を知って特に彼女を咎めることもなくすんなり受け入れたが)。

    ※3…一応このような『世界観ぶち壊し』な演出は当時から平成初期にかけて多くのアニメは多い。何なら国民的アニメの一角を担う『忍たま乱太郎』でもそのような演出は日常茶飯事。

    ※4…担当声優の山瀬まみ女史は本業が声優ではなくアイドルタレントであるため。それを言ったら和田アキ子氏も声優ではないのだが、和田氏のようにハマることの方が珍しい。だからこそ和田クッパが話題になったと言える。

    ※5…ただし、原作本編でもマリオの敵キャラが全てクッパ軍団の一員というわけではなく、一般住民として平和に暮らしマリオにも友好的な個体は存在する。

    ※6…偶然か、新作アニメ映画の予告映像でも槍を持ったノコノコが登場している。肝心のゲーム版では『槍を持ったノコノコ』が現在に至るまで逆輸入されていない。

    ※7…実在の亀はひっくり返ると起き上がるまでかなり時間がかかる上に体力もかなり消耗するので生物学的には間違ってはいない。

    ※6…パタパタもパタパタで嘴のある鳥のような顔で描かれている。もっともこれはパタパタに限らず今作の他の亀キャラもそうだし、何なら他作品でもカメのキャラクターに鳥の嘴をつけている絵本やアニメは多かった。

    ※7…偶然か、マリオストーリーにて実際に(プレイヤーの行動次第で)滅茶苦茶な材料のケーキが登場する。


    関連タグ

    スーパーマリオ マリオシリーズ 任天堂

    突っ込み所満載

    星のカービィ(アニメ)…突っ込み所満載な任天堂ゲームのアニメ繋がり。DVD化されていない所も共通している。(ただしBlu-ray化が発表されたため、このマリオシリーズにも希望はある……のか?)

    トリコ…原作とあまりにかけ離れた商品の露骨な宣伝シーンを日常パートはおろか戦闘にまでねじ込んだアニメ繋がり。












































    そして2023年

    新たなる伝説が始まる。

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