概要
本記事の『スーパーマリオシリーズ』は1988年から1998年にかけてコミックボンボンおよびデラックスボンボンで連載された本山一城によるマリオシリーズを原作とした漫画作品。
話数はボンボン・デラックス・増刊号を含め、ボンボン史上最長の183話。
本作は決まったタイトルを持たず、その時に執筆したマリオゲームの作品名を漫画タイトルに冠する、という制作姿勢を執っている。
作風は掲載時の時節ネタが多く、また他のマリオ漫画に比べてギャグよりもダイナミックなアクションやシリアスなストーリー性が濃く、さらに述べれば鬱屈とした展開(特に登場キャラの死など)が導入されることが多い。
単行本は全作絶版の入手困難な状態に加え、本作の連載終了後は版権がS館に移っている為、復刻は決して望めないとのことで、現在はモトちんのサイトで販売されているDVD-Rで未収録エピソードも含めた作品が気軽に読める。それでも復刊ドットコムで本作群の復刻を希望してる読者も多数いるっていうのはナイショ。
登場人物
余談
作者が執筆した『SDガンダム外伝 ラクロアンヒーローズ』の漫画版にてラクロア王国の酒場のマスターとしてマリオが登場しているが、モトちん曰く「マリオとは無関係のキャラクターとして描いた」とのことで実際本作のマリオに比べるとこっちはやけにマッチョに描かれている。
ちなみにピーチ姫もマリオと同じく酒場のマダムとして出ているが、こちらも連載当時の少女チックな絵柄ではなく連載末期で描かれた原典に近い絵柄となっている。
関連イラスト
関連タグ
ドクターマリオくん・・・本作の精神的後継作ともいうべきマリオ漫画