概要
ブラウザゲーム「刀剣乱舞」に登場するキャラクターである、主に燭台切光忠、大倶利伽羅、鶴丸国永、太鼓鐘貞宗が描かれた作品につけられるタグ。
名前の由来は伊達家が所持していた刀だったことから。
ゲームにおいて
関係が窺える台詞や絢爛図録での設定等があるものの、これまでのゲーム内では直接回想イベントが発生している訳ではなかった。が、2016年6月23日の太鼓鐘貞宗実装と同時に伊達組に関する回想と内番が追加された。回想の小夜左文字によると、伊達組は仲が良いとのこと(単に燭台切光忠がうまくまとめているからでは?とも言っていたが)。
細川家所縁の刀剣と伊達家所縁の刀剣による回想イベント『九曜と竹雀のえにし』シリーズでは4名ともそれぞれ活躍の機会がある。
また、畑当番では太鼓鐘貞宗・燭台切光忠・大倶利伽羅・鶴丸国永から二人組み合わせて任命すると特殊会話が発生し、それぞれ気の知れた間柄な様子が見られる。
近侍の台詞に於いては大倶利伽羅は「慣れ合いは光忠や貞宗とやってくれ。俺は連中とは違う。」と審神者へ言う。
2015年8月に発売された公式設定集の刀剣乱舞絢爛図録では、大倶利伽羅の項目において、「伊達家伝来であるため燭台切光忠・太鼓鐘貞宗・鶴丸国永とは『旧知の仲』」であると記されている。
燭台切光忠の絢爛図録の項目では、「同じく伊達家にあった太鼓鐘貞宗とは「みっちゃん」「さだちゃん」と呼び合う仲」であると記されている。彼は近侍時の台詞でも「さだちゃんはこっちに来てる?太鼓鐘貞宗。通称さだちゃんだよ。」と審神者に言ってくる。
太鼓鐘貞宗の公式Twitter紹介では同様に「燭台切光忠とは「みっちゃん」「さだちゃん」呼び合う仲」であると記され、これまた同じように近侍時には「ここにはいろいろ刀がいるけど、みっちゃんはいるかい?燭台切光忠、通称みっちゃんだ!」と審神者に聞いてくる。燭台切光忠とは昔は一緒に組んでいたらしい。
史実では長く一緒だった大倶利伽羅とは関ケ原に一緒に出陣すると回想『関ケ原へは……』が発生する。
太鼓鐘貞宗の極実装と同時に手合わせにて燭台切光忠・大倶利伽羅・鶴丸国永と組み合わせると特殊会話が発生するようになった。なお、これは太鼓鐘貞宗が極めていなくても見られる。
刀剣乱舞無双
Nintendo Switchのゲームとして来年2月17日発売予定の刀剣乱舞無双では、
太鼓鐘貞宗除く3名が第四部隊として登場する事が決定した。
第四部隊の隊長は鶴丸国永となっており、ホームページに記載されているキャラクターの燭台切光忠・大倶利伽羅の項目ではそれぞれ「鶴丸国永と大倶利伽羅とは旧知の仲。」(← 燭台切光忠)
「本作において同じ第四部隊の燭台切光忠からは「伽羅ちゃん」、鶴丸国永には「伽羅坊」と呼ばれるなど旧知の仲。」(←大倶利伽羅)と書かれている。
構成メンバー
No.69 太鼓鐘貞宗
長く伊達家に在った短刀。伊達忠宗が所持していた。
派手好きでお洒落を尊ぶ性質を受け継いだ伊達者。快活な少年。FSS
うまいもの好きで、料理も出来るようだ。有機農法に拘る燭台切に対して自然農法を提唱する。
元和3年(1617年)、紀州徳川家初代・徳川頼宣から徳川秀忠に献上され、同年に秀忠の養女・振姫が伊達政宗の嫡子・伊達忠宗に輿入れする際に秀忠から忠宗に下賜される。
延宝5年(1677年)、仙台藩四代藩主・伊達綱村が老中・稲葉正則の娘、仙姫と結婚した際、祝儀として稲葉家に贈られる。しかし貞享5年(1688年)、正則の嫡子・稲葉正往が親戚の不祥事に連座して免職・転封となり、財政難となった為か、伊達家に買い戻された。
明治16年(1883年)、仙台から東京の伊達邸に移転。昭和4年(1929年)3月の「日本名宝展覧会」では、伊達伯爵家から大倶利伽羅と共に出展された。
戦後に伊達家を離れ、現在は重要文化財指定を受けて個人蔵。
No.73 燭台切光忠
伊達政宗が命名した太刀。伊達者で格好の良さにこだわる。面倒見の良い好青年。
料理好きで、和を大事にする。有機野菜作りに拘りを見せる。肥料が臭い?大丈夫、怖くはないよ。
伊達家伝来の資料には、慶長元年(1596年)に伊達政宗が豊臣秀吉に御座船を献上した折に秀吉から光忠を拝領したとあるため、この光忠が燭台切光忠ではないかという説がある。
伊達政宗の手に渡り号が付く。その由来は、政宗が小姓の罪を咎めて手討ちにした際に側にあった燭台も一緒に斬れたことから。その後は伊達家に伝来したが、水戸徳川家の徳川頼房(徳川光圀との説もある)が強く所望した為、水戸徳川家に渡った。
現在は徳川ミュージアム所蔵。
No.116 大倶利伽羅
伊達家伝来の打刀。他三名とは旧知の仲だが、必要以上の馴れ合いを嫌う孤高の存在。
言われた分の仕事はきっちりやってくれるタイプ。気分が乗らなかった太鼓鐘貞宗を上手く操縦していつもの倍働かせる。
元和6(1620)年に伊達政宗が徳川秀忠から拝領。(当時の政宗は仙台にいた為、受け取りを行ったのは忠宗)
明治に入り仙台から東京の伊達邸に移転。昭和4(1929)年3月に開催された「日本名宝展覧会」には伊達興宗伯爵所持として、太鼓鐘貞宗と共に出展された。
昭和初期まで伊達家に伝来。現在は重要美術品指定を受けて法人蔵。
No.130 鶴丸国永
平安時代に打たれた太刀。軽妙で酔狂であっても戦うことを忘れたことはない。気さくで男前。
太鼓鐘貞宗とは悪ノリしあえる間柄で、畑に驚きがもたらされた。有機肥料の臭さには勝てなかったよ…。
伊達家には「伊達家腰物由緒書」によると、元禄年間に4代藩主・伊達綱村の頃に購入された。
明治34(1901)年11月に第30代当主・伊達宗基が明治天皇に献上するまで、伊達家代々の当主に継承されていた。
呼称表
原作ゲーム以外のメディアミックスでのみ判明している呼称は出典を書くこと。
が\に | 太鼓鐘貞宗 | 燭台切光忠 | 大俱利伽羅 | 鶴丸国永 |
---|---|---|---|---|
太鼓鐘貞宗 | 俺 | みっちゃん | 伽羅 ※● | 鶴さん |
燭台切光忠 | 貞ちゃん | 僕 | 伽羅ちゃん | 鶴さん |
大俱利伽羅 | 貞宗、貞※● | 光忠 | 俺 | 鶴丸 ※■ |
鶴丸国永 | 貞坊 ※● | 光坊 | 伽羅坊 | 俺 |
※●印…刀剣乱舞-花丸-から出典
※■印…刀ステから出典
タグ付けに際する注意
このタグは腐向けタグではない一般向け作品にも使用されているが、同タグはあくまでグループタグであるため、刀剣乱腐や腐向けのタグとの併用は避けて下さい。
関連イラスト
関連タグ
外部リンク
九曜と竹雀組(ニコニコ大百科)…細川組+伊達組のグループタグ