概要
「刀剣乱舞」の登場キャラクターである加州清光、歌仙兼定、山姥切国広、蜂須賀虎徹、陸奥守吉行 のグループタグ。
ゲーム中において特にお互い面識のある様子はないが、公式イベントにおいては「始まりの五振り」と表現されている。
二次創作においては「最初に時の政府から選ぶよう提示される五振」という設定上、様々な関係や独自設定の作品が見られる。
メンバー
「可愛くしているから、大事にしてね。」
新撰組・沖田総司の打刀。
「和歌も茶道も目利きも得意さ。文系を名乗る以上、当然だろう?」
風流を愛する自称文系打刀。
「綺麗とか……言うな。」
コンプレックスこじらせ系打刀。
「俺達虎徹の兄弟と名乗り出る不届き者が多くてね、困ってしまうよ。」
贋作の兄に反発系打刀。
「せっかくこがな所に来たがやき、世界を掴むぜよ!」
幕末の英雄・坂本龍馬の打刀。
初期刀選びについて
結論から言うと、どの刀剣男士を選んでも攻略上差はないので好みで選んでよい。
・入手のしやすさ:ステージ1-4以降になれば全員がドロップで入手可能。鍛刀でもよく出る。
・ステータス:大きな差はないが、生存(HP)と統率(防御力)が初期から高く最終ステータスも優秀な蜂須賀虎徹が推されやすい。
あとはキャラクターの見た目、性格、声、雰囲気、歴史、直感等々を吟味して自由に選ぶと良いだろう。
その他
初期刀組は広告塔の役目も担っており、三日月宗近と並び、表に出る機会が多い。
2018年に開催されたコンサート『『刀剣乱舞』宴奏会』では、全国5つの会場それぞれに初期刀が「隊長」として出陣。
録り下ろしのボイスにて案内をつとめ、終了後に次の隊長にバトンタッチするという演出が入った。
なお2022年のコンサート『刀剣乱舞-宴奏会-2022』においても、演出を変えて同様の出陣となった。
2018年10月より、初期刀にまつわる期間限定イベント「特命調査」が開催。
2021年1月開催の「特命調査慶応甲府」が最後の特命調査となる旨が、公式動画にて明かされた。
2020年、5周年記念で開催された『本丸博』では、三日月宗近と共に跪坐するメインビジュアルが公開。
同年1月14日、ゲームOPがリニューアル。初期刀が大きくフィーチャーされ、同日のアップデートで「軽装」が新たに実装された。
2020年10月7日、8月にリニューアルされたオープニングの主題歌「あなたと 私と」(作詞・作曲・歌:松任谷由実)を初期刀5振が独唱&合唱するアルバム「歌曲集『あなたと 私と』」が発売。
公式初となるショートドラマトラック「こころ葉の場所」も併せて収録された。
2022年2月、期間限定イベント「大侵寇」が発表。
これに合わせて三日月宗近と、審神者が選択した初期刀との間に回想が発生。不穏な気配を予感させつつも大侵寇に備えた強化プログラムが3度実施され、3月29日より「対大侵寇防人作戦」が発令される。
本丸へと侵攻してきた時間遡行軍を総員で殲滅し、序盤で消息を絶った三日月宗近を追った先は京都・椿寺。ただ一振でこれを迎えに行った初期刀は、三日月が何度もこの事象を繰り返し経験しており、今度こそ主を守る為に自分が折れる覚悟で戦い続けていた事を知る。
しかし初期刀各位はそんな三日月を強引に連れ戻し、いよいよ本丸に迫った巨大な時間遡行軍と対峙する。一度は歯が立たず追い込まれるが、消耗して刀の状態に戻っていた三日月が「自分を使え」と宣言。それに従い彼を手にした初期刀の目は青く染まり、打除けが宿った。
その力を以て時間遡行軍に傷をつけ、部隊全員での「連撃」でとどめを刺し、遂に三日月は本丸へと帰参。何度も繰り返してきた戦いを終え、新たな展開に入った事を示唆し、物語は一旦終わりを迎えたのだった。
そしてイベント終了後は初期刀五振の通常/極ごとの回想が追加され、自分が選択しなかった場合の回想も閲覧可能となった。
メディアミックス
派生作品である2.5次元においても、ほぼ全員が登場を果たしている。
- 刀ミュ
- 加州清光(阿津賀志山異聞・幕末天狼傳・陸奥一蓮)
- 蜂須賀虎徹(幕末天狼傳・陸奥一蓮)
- 陸奥守吉行(結びの響、始まりの音)
- 山姥切国広(江水散花雪・陸奥一蓮)
最新作『陸奥一蓮』において、
・始まりの刀が過去の出陣で折れた事
・その時の部隊長が山姥切国広であり、強い後悔を抱き続けている事
・同部隊にいた三日月宗近は何かを目的として一振で立ち回っている事
・鶴丸国永はそんな三日月を追いかけ、連れ戻すべく動いている事
が判明。
現在唯一登場していない『始まりの刀』が誰であるかはほぼ確定しているが、いまだ謎は残っている。備えよう。
- 刀ステ
- 山姥切国広(虚伝・義伝・外伝・ジョ伝・悲伝・慈伝・天伝)
- 歌仙兼定(義伝・悲伝・慈伝・綺伝・禺伝)
- 陸奥守吉行(慈伝・維伝)
- 加州清光(天伝・心伝)
- 蜂須賀虎徹(士伝)
2023年8月4-6日の「舞台『刀剣乱舞』七周年感謝祭 -夢語刀宴會-」千秋楽において、遂に五振が揃い踏み。全員が古参であり、長い間共に戦ってきたと語られた。
2020年8月11日、刀ミュ・刀ステ合同イベント「刀剣乱舞大演練」が開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて延期となった。
代わりに当日は「控えの間」としてリモートでのトークイベントとなったが、既に製作済の「回想」が公開。初期刀が一同に集まり会話を繰り広げ、揃って大演練の開始を告げるというムービーがお披露目された。