サボテンモズー
さぼてんもずー
「サボテンのセニョリータ、一緒にテキーラでもやろうじゃねえか」
「これはサボテンから作った酒、テキーラ、我輩のエネルギー源です。一杯いかがです?」
CV:渡部猛
登場話:第20話「死の花 毒サボテン」、第28話「甦った亡霊モズー」
花粉で人間を溶かして繁殖する「毒サボテン」の蔓延を使命とする、サボテンの特別遺伝子から製造された合成怪獣。
スペイン語を交えながらしゃべる陽気な性格の持ち主で、サボテンから作られるテキーラをこよなく愛し、マシンガンにもなるサボテン型ギターを弾いて行うダンス戦法で敵を翻弄することを得意としている。
周囲に刃物が付いたソンブレロを投げる『ソンブレロカッター』や頭部から巨大なトゲ爆弾を発射する『サボテンミサイル』といった能力を持つほか、口からは毒サボテンと同じ人間を溶かしてしまう『毒花粉』を噴射することも可能。
後に第28話で亡霊モズー軍団の一員として登場する。
公園にて人々を襲撃し、事件解決に来日したテレサを襲撃し、それを阻むゴーグルファイブをダンス殺法で攻撃するが、レッドロープでギターを落とされてしまう。マダラマンも蹴散らされ、明日の12時にサボテンが一斉に開花して大勢を犠牲にする旨の捨て台詞と共にサボテンミサイルを放って撤退する。
デストピアに完全に出来上がった状態で帰還し、総統タブーの御前に酔ってやって来たことやゴーグルファイブにやられて撤退したことを幹部達にたしなめられる。
毒サボテンの駆除に挑むテレサと、そのために必要なメキシコ産のサボテンを持つ三郎少年とその妹を拉致して毒サボテンに括りつけ、毒サボテンの花粉で始末しようとするが、駆けつけたゴーグルファイブにサボテンを破壊され、彼女なを救出されてしまう。
ゴーグルファイブとの戦闘ではギターからの砲撃や口からの毒花粉、サボテンミサイルやソンブレロカッターで圧倒するが、ピンクハート催眠に翻弄され、フラメンコダンサーに扮した桃園ミキに「テキーラちょうだい」とねだるも「甘ったれるな」と一蹴される。リボンアタックからのゴーグルビクトリーフラッシュを受けて敗北する。
リフレッシュパワー光線で蘇ったサボテンモズーが搭乗、操縦するコング。
サボテンモズーと同様の能力の他、一撃で岩をも砕く『クラッシャーアーム』から繰り出すパンチ攻撃、トゲスパイクの付いた体を使っての体当たり攻撃を得意としている。
ギターの砲撃やサボテンミサイルでゴーグルロボを攻撃し、ミサイルで操縦席を貫通させてロボの能力を半減させる。
しかしゴーグルシーザーのミサイルを喰らい、その隙にサボテンミサイルを振りほどいたゴーグルロボのゴーグルフラッシュを受け、最期は地球剣・電子銀河斬りの前にモズー諸共爆散した。
実際にはテキーラはリュウゼツランから作られる。
大戦隊ゴーグルファイブ 暗黒科学帝国デスダーク 合成怪獣 サボテン
鳥カゴ風来坊、ワタアメロイド、ザミーゴ・デルマ:後のシリーズに登場するラテン繋がりな平成の後輩怪人達。
パラサロッキル:同じくラテン繫がりな平成の戦隊サイドのキャラ。