ゴーグルシーザー
ごーぐるしーざー
ゴーグルファイブの巨大戦力の一つである、巨大戦闘母艦。赤・白・黒を基調としたカラーと、艦体の中央に搭載された3基のコンテナマシン（ゴーグルコンテナ）が特徴で、このコンテナマシンにゴーグルロボを構成する3機のマシンが格納されている。
平時は後楽園ゆうえんち地下の「未来科学研究所」にて待機しており、出動時にはゴーグルファイブからの発進シグナルを受信したコンボイの操作により、地上の後楽園球場ごと地下の発射台がリフトアップし、シグナルを辿って自動的にゴーグルファイブの元へと向かう。発進時は大体野球の試合の最中であることが殆どであるが、特にそちらに影響を与えることもなくスムーズに発進できるようになっている。
前述の3機のマシンの運搬を主目的としているが、コンテナマシン自体も自走が可能で、コングからの攻撃にも堪えられるほどの頑丈さを備えている。
この他にも、ゴーグルロボの戦闘時にこれを支援するのもゴーグルシーザーの役目であり、その際には後部艦橋のコックピットにて、ゴーグルブラックとゴーグルピンクが艦の操縦を担当。必要に応じて動物の口のように上下に展開した艦首から、2基の強力なミサイルや冷凍光線、熱光線などを発射し攻撃を行う。上空からの探索に用いられる場合もあり、艦に搭載された熱源センサーで地上の敵基地などを捉えることもできる。
企画段階では、3基のコンテナマシンにも攻撃手段が備わっているという設定であった他、「ダイアマシーン」という仮称が付けられており、後者はデザイン画稿からも確認できる。またデザイン案の中には、機首に大きな目が描かれたものも存在する。
また、初期ではタンクコンテナ、ダンプコンテナがゴーグルシーザーから出撃、離れた場所からゴーグルタンク、ダンプを発進させていた。
ゴーグルジェットだけは、コンテナマシンが出撃し自走する事無く、ゴーグルシーザーから直接出撃している（ただし当時の児童誌のコミカライズでは、ジェットコンテナの出撃が描かれていた）。
