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スイーツ大河

すいーつたいが

スイーツ大河とは、駄作の大河に呼ばれる蔑称である。
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概要

大河ドラマと言えば、朝ドラと並ぶNHKを代表するコンテンツであり、クオリティーと視聴率の高さは日本国内トップクラスと言われている。
しかし21世紀に入ると『風林火山』や『平清盛(大河ドラマ)』、『真田丸』などのように骨太なものもないではないが、クオリティーの低下が指摘されており、視聴率も減少傾向に入っている。

その中でもクオリティーがとても低い作品を「スイーツ大河」と呼ばれている。
その言葉は『篤姫』に対して批判的な人たちが使っていた言葉であるが、『』が内容で批判を買った当たりから大河ファンに浸透していった。

スイーツ大河の特徴

時代にそぐわない価値観

  • 「戦は嫌にございます」といった反戦出張
  • フェミニズム側室の否定、女性が時代に翻弄されるなど)を取り入れる
  • 時代を先取りしすぎて、人物を未来人や神のように描く

主人公の極端な美化

  • 主人公を「正義の味方」「戦が嫌い」といった善人として描き、一方で敵対した人物を悪人として描く
  • 主人公のマイナスポイントを描かない
  • 「残酷な行い(ただし当時としてはその行為は必要悪)」だという理由で、象徴的なものであっても主人公の一部エピソードをカット(またはそれを美談として扱う)
  • 味方であっても主人公ではない人物を無能に見える人物として描き、史実におけるその人物の功績を主人公の功績として描く
  • 史実では主人公及び主人公の一族と離縁した結婚相手やその一族を嫌味な人物として描く。

時代から逃げている

  • 戦いや政治といった歴史的出来事より、ホームドラマを重視している
  • 時代に基づいた残酷な描写を描かない

その他

  • コメディアン、イケメン、アイドル、モデルといった演技力より話題性を重視したキャスティング

スイーツ大河と勘違いされやすい要素

脚本が女性

スイーツ大河の代表例として扱われる『天地人』、『江』、『花燃ゆ』の脚本家は女性であることは事実であるが、女性の脚本家を起用したためそのような出来になった訳ではない。
名作とされている『国盗り物語』、『花神』、『おんな太閤記』、『翔ぶが如く』、『毛利元就』、『おんな城主直虎』といった大河でも女性の脚本家が起用されている。
前者と後者が同じ女性脚本家なのに出来が差が出来たのは歴史に対するリスペクトの差である。
前者の作品を手掛けた脚本家には歴史に対する理解がなく、『江』の脚本家・田渕久美子は「私は歴史に詳しくない、けどそれが強み」だと語り、『花燃ゆ』の大島里美は「家長とは一緒に食事しないとか、各自にお膳があることも初めて知った」と語っている。

そもそも脚本家の腕と性別は関係ない。
批判されるべきなのは、歴史に詳しくない脚本家を起用する事である。

恋愛要素

スイーツ大河と呼ばれる作品は恋愛要素が批判されているが、恋愛要素を入れる事は悪い事ではない。
かつての大河も『風と雲と虹と』、『武田信玄』、『風林火山』といった大河では恋愛要素も描かれているが、それらはおまけ程度であると同時に恋愛作品としても出来が良かったので批判されることは少ない。

批判されるべきなのは恋愛要素を入れる事ではなく、恋愛要素をメインとして描く事である。

史実通りではない

そもそも大河ドラマは歴史書や論文ではなく娯楽作品であり、話を面白くする為にはある程度の創作を入れざるを得ない。
『武田信玄』の様に、架空の人物をストーリーに絡ませたことで好評を得た作品もあり、『おんな城主直虎』も史料の少なさを逆手にとって創作を入れたことで好評を得た作品もある。
ただし史実通りに描きすぎると、歴史ファンではない方や現代人には分かりづらくなるため、真田丸ではヒロインのきり(同じポジションの人物は主人公・信繁の側室として実在したのだが、史料がほとんど残っていないので設定の大半はオリジナルとなっている)を現代に近い感覚を持った狂言回し的な人物としストーリーに絡ませることで、内容を分かりやすく描いている。

それらは史実の雰囲気を壊さずに創作を入れており、しかも創作としても出来が良かったので批判はほとんど無い。

一方で史実通りに描いても歴史ファンから批判されることもあり、三谷幸喜は『新選組!』を手掛けた時、時代考証の歴史学者の意見まで聞いて史実通りに描いたにも関わらず、自身の特徴的な作風のせいで意識の高い歴史ファンから「史実通りじゃない」「考証が酷い」と言われたらしい。
そういうこともあり、2019年大河『いだてん〜東京オリムピック噺〜』では「この作品は史実を基にしたフィクションです」というテロップが放送終了後に表示されるようになる。

批判されるべきなのは史実通りに歴史描かない事ではなく、歴史を面白く描けない事である。

スイーツ大河と言われている作品

  • 『天地人』
  • 『江』
  • 『花燃ゆ』

上述ほどではないがスイーツ大河と言われやすい作品


関連タグ

おんな城主直虎』……女性脚本・女性主人公といった点からスイーツ大河と言われることが多かったものの、ハードな内容から「ハバネロ大河」と称された。

スイーツ(笑)
ダサピンク現象
メアリー・スー

なろう系……共通点が多い

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