概要
佐藤賢一の時代小説。2005年に『毎日新聞』で連載され、2006年6月に単行本が刊行された。
戦国武将・織田信長の生涯を描いた作品であるが、実は信長は女であったという仮説の元につくり上げた戦国物語である。
2009年に舞台化、2013年4月5日・4月6日にテレビドラマ化もされた。
登場人物
織田信長
演：天海祐希
この物語の主人公。女である時の名は「お長（ちょう）」。戦場では苛烈な武将として恐れられている。光秀と出会い、互いに惹かれていく。
明智光秀
演：内野聖陽
自由奔放な発想を持ち、独自に南蛮文化を勉強している。お長と出会い、お長=信長と知らずに惹かれていく。
帰蝶（御濃）
演：小雪
斉藤道三の娘。信長の嫁になるが、信長が女であったため、信長にとっては親友や姉的存在になる。
羽柴秀吉
演：伊勢谷友介
信長の部下。御市に想いを寄せる。
御市
演：長澤まさみ
信長の妹。戦国一の美女。信長の秘密を知る数少ない人物。姉妹仲はよかったが、やがて長政と信長の関係を知り、苦悩することになる。
織田信秀
演：西田敏行
信長の父。信長が女であることを承知で性別を隠して家督を継がせた。
柴田勝家
演：中村獅童
織田家の重臣。
浅井長政
演：玉山鉄二
信長の若い恋人。信長が初めて自分から惚れた男だが、後に決別した。
斉藤道三
戦国大名。帰蝶の父。
徳川家康
演：藤木直人
信長の盟友。尾張での人質時代に信長が女性であることを知っていた。
服部半蔵
演：佐藤浩市
三河の武将。
