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ダサピンク現象

ださぴんくげんしょう

「ピンクやフリル入れておけば売れるでしょ!」と思いきや…。
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概要

「ダサピンク現象」とは、「女子はピンクが好きだし」等と言った安易な目線で作られた女性向け商品が残念な結果になる現象を指す。2014年からTwitter上で使われ始めた。
「ピンク=ダサイ」という意味ではないし、他の理由で失敗したものを指す言葉でもないので注意されたし。

このような残念なピンクの物や使われ方自体は「ダサピンク」と呼ばれ、対義語に「イケピンク」が存在。
「ダサブラック現象」や「ダサブルー」等の派生もちらほら使われている。

元はブロガーの宇野ゆうか氏によって提唱された概念で、確認できる最も古いものは2013年8月12日におけるツイート(外部リンク)。当初は「センスのダサいおっさん達が起こす」とかなり用法が限定されていたが、後に普遍的な問題であって老若男女を問わないと訂正されている。

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  1. 女性向けの定義を安易に決めて、その定義に習って商品を作った結果、女に「私が欲しかったのはコレジャナーイ!」と思われる商品ばかり作られてしまう現象。
  2. 実用性に対するニーズを軽視した結果、装飾デザイン(綺麗さ、可愛さ)のみにこだわった、使いづらい女性向け商品ばかりができてしまう現象。
二次元関連では
  1. 制作側の安易な女性観のために「こんな不自然な女いねーよ」と顧客に引かれるような残念な女性キャラクターばかり作られてしまう現象。
  2. 「女性向けは恋愛を入れろ(※全編に)」「女性向けではマスメディアが宣伝しているイケてるモチーフだけを扱うべき」等といった安易な定義のために、少女漫画乙女ゲーヒロインの幅が狭まってしまい、むしろギャルゲーエロゲー萌え系のほうが女子ウケするヒロインを輩出するようになる現象。少年漫画に女子が流れて、少年漫画が腐女子仕様になってしまうのも同じ理由による。→
  3. 「男性向け(※男性キャラ中心のもの)はホモソーシャルを入れろ」「男性キャラに身嗜みなどの女々しいことをさせるな」等といった安易な定義のために、少年漫画が天下一武道会のような展開しか描けなくなってしまい、ヒロインが話の途中でFOしてしまい、女性向けも先述の理由で作風が狭まってしまい、多様な女性キャラ、日常モノを描ける媒体がギャルゲーやエロゲーや萌え系しかなくなってしまう現象。
  4. 2~3の二次災害で、制作側に「男女両方にギャルゲーやエロゲーや萌え系が人気」「消費者がエロしか求めていない」「恋愛が苦手な女子は女性キャラは被写体だと思っていて、男性キャラにしか自己投影しない」(※夢小説女体化の項目を見れば分かるように、そうとは限らない)「女子は男性向けの原作の二次創作にしか関心がない」と勘違いされる現象(二次創作界隈ではキャラ崩壊捏造カプ原作クラッシャーが特殊嗜好とされている為、完全に女子の理想は描けない。版権キャラの自作発言もできない。二次創作を禁止している原作もある。二次創作、交流だけが目的で原作を読む人もいない。理想の二次創作を探すのが面倒くさい人もいる。)。
  5. 漫画の実写化などで、スタッフが「恋愛要素を入れておけば女性にも見てもらえる」という安易な発想で恋愛要素を入れた結果、つまらなくなったり、原作から遠くなったり、公式カプやヒロイン役が女性視聴者に嫌われたりして非難轟々になること。恋愛要素はNLでもBLでも一緒だぞ☆
  6. 恋愛漫画が売れない理由を(先述の理由ではなく)「恋愛漫画を読まない腐女子・男性読者は、美男美女、カップルを妬む人実生活が充実してない人が多い」「恋愛が苦手な人は異性に積極的に迫られるのを望んでいる」などと勘違いされる現象。→
  7. 制作側の考えるメインヒロインが安易な造形のために反感を買い、サブヒロインや脇役女性のほうが人気が出てしまう現象。→
  8. 二次元で「高潔」の暗喩で使われている「乙女」「聖母」が、未成年、未婚者、処女、アホの子、常に笑っている女性、過去に一度も男性と付き合ったことがない女性、従順な女性、抜け殻のような女性、色白で声が高い美女だけだと勘違いされる現象。→
  9. 女性向け作品に花屋やパティシエ(それも華奢な女性)ばかり登場して、読者が首を傾げるような不自然な世界になってしまう現象。これらの職種は力仕事の側面があり従事者はおじさんも多い。
文字通りピンクに限った用例としては
  1. テーマカラーがピンクの女キャラばかりが女主人公にされ、他の人気色が脇扱いに追いやられ、不満が噴出する現象。
  2. 女性向け商品のデザインを一面ピンクにした結果、デザインのバランスを損ねてダサくなり、ピンク好きの女性にまで引かれてしまう現象。
  3. 華やかな真っピンクだけが持ち上げられ、落ち着きのあるグレー寄りのピンク、ベージュ寄りのピンク、男性向きのフラミンゴピンク等が押しのけられてしまう現象(この対策で、任天堂3DSは濃い目の「グロスピンク」と薄目の「ミスティピンク」の二種類のピンクの機器を発売した)。
  4. ネットにエロ漫画広告まとめサイトが蔓延し、PCやスマホの画面が不気味な蛍光ピンク(エロ漫画のキャラクターの肌の色)まみれになってしまう現象。
  5. 二次的な作用であるが、ダサピンク現象がまかり通った末に、問題のないピンクまで「こういうのはダサピンクではないか」等と風評被害にあう現象。→
などがある。

繰り返すが、一般的な女性向けとされる要素(例えば桃の節句ピーチ姫のようなデザイン)自体が悪いのではない。実際にそういったデザインは女性受けしやすく、何ら問題はない。

恋要なども一切悪くない。製作者が恋愛を入れたいなら入れ、入れたくないなら入れないという形で対策ができるし、「恋愛を入れろ」という定義を作らなくても、元々、恋愛漫画・ラブコメを描きたがっている作者&そのファンが多いので誰も困らないし、男同士女同士ブロマンス傍観者視点を使った単体萌え日常生活の面白さなど、恋愛の代わりになる要素も山ほど存在しているし、恋愛以外が好きな人が恋愛を嫌っているとは限らず、惚気話をするキャラなどは出ても恋愛が全体の流れにならないギャグ漫画のような作品もある。

「どーせ、女ってこういうものが好きなんでしょ?」と一方的に決め付けてしまい、選択肢を狭めた挙句、狙いを外してしまうのが良くないのである。

安易に女心を決め付けるのは止めましょう。

注意

  1. 投稿作品にこのタグを付けないように。「残念な作品ばかりできあがってしまう現象」がダサピンク現象であって「作品」はダサピンク現象とは言わない。
  2. 何をダサイと感じるかは人それぞれなので、単に気に入らない女性向け商品をダサピンク現象と呼ぶようではそれこそ安易な決め付けになってしまう。あくまで「ターゲットにそっぽを向かれて大コケ」という明確な失敗例に限らなければならない。
  3. 語義がどうであれ、その字面や論理展開に不快感を覚えるピンク好きの人もいるため、安易な使用は控えよう。
  4. 女性専用車両、DLサイト、web漫画サイトの女子部、ピンクリボン運動などは、「一目で女性向けだと分かるように」ピンクを多用しているだけで、女性=ピンクという決め付けや偏見でデザインを決めている訳ではないらしい。


「ダサピンク現象」の単語が出てきた作品

おねえさまはおねえさまという性別です。


アダルトゲーム『処女はお姉さまに恋してる3つのきら星』で、「ダサピンク現象(uncool pink problem)…女性向け商品を企画する際、決定権を持つ人物がシニア男性である場合に、最終的に商品の色が何故かピンクに決定されることが多いという問題。」という説明がされた。
ただし前述の通り宇野らは普遍的な問題であると補足しており、この解説とはやや温度差があることに注意。

関連タグ

女性向け 女児向け 少女趣味 乙女チック スイーツ(笑)
ピンク インスタ映え コレジャナイロボ ステレオタイプ
間違いピラミッド ハリボテ
いまいち萌えない娘 … 「ピンクなら女性ウケするとは限らない」のと同様に、「人気の要素を盛り込めば相応の結果が得られるとは限らない」という代表的な例。尤も、なんだかんだで人気キャラクターであり、一概に萌えないとも言い切れない。
スターバックス … ドリンク1杯で砂糖小さじ25杯が検出されたことがあり、ダサピンク現象を彷彿とさせた。
ブラックサンダー … 少年漫画風のパッケージで「若い女性に大ヒット中!」という大胆なキャッチコピーを掲げるチョコレート。女性に売れるにつれて少女趣味的なデザインに変わっていく(これに似ている)が、そのデザインが好きな人もいる為、ダサピンクとは言い切れない。

黒は女性を美しく見せる:対義語
Google検索においては「ピンクは女性を美しく見せる」という用語も見られ、2017/10/22の時点の完全一致検索で2140件ヒットする。

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