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概要編集

あの任天堂と並ぶゲーム会社老舗・コナミ2015年3月より本部主導製作体制に変更して以降、ネット上でファンや関係者果ては業界をも巻き込む騒動が複数発生していた。



ラブプラスプロダクション主要スタッフ退職・解散によるシリーズ存続騒動編集

2015年3月16日にXにおいて、ラブプラスプロダクションに所属していたミノ☆タロー先月に退社していたことを報告、ミノ☆タローのペンネームがコナミの著作物となっている故に今後の活動では箕星太朗に名義を変更することが発表された。ペンネームが会社の著作物と明言された数少ない例である。同日、内田明理も退社していたこともXで発表した


また、この両者離職に伴いネット上でラブプラス&ときめきメモリアル Girl'sSideシリーズ展開が終了するのではないかと騒動が勃発した。

これを受けてか同年3月18日にはコナミからラブプラスシリーズとときめきメモリアルシリーズの継続が発表され、騒動はひとまず沈静化へ向かった。


内田明里とミノ☆タローが退社したことと組織改編により、ラブプラスプロダクションは解散。後の2016年においても音沙汰なし状態が続いていたが、同年後半から、ラブプラスの公式Xアカウントでは季節毎にラブプラスキャラ新作イラストを公開するようになった。これといって新作の話は出て来なかったが、2017年8月25日に新プロジェクト発表をした。


…が、これだけでは騒動自体の序章ともいうべきものであり、さらに世界レベルで騒がす事態が起きることとなる。


小島プロダクション消滅騒動と開発中止タイトル発表による反発編集

前回の騒動収束から間もない翌3月19日に今度は小島プロダクションサイトが消滅、メタルギアソリッドポータルサイトへ統合された上に、そのポータルサイトの『メタルギアソリッドV』のロゴから「A HIDEO KOJIMA GAME」の表記までもが消滅。そして人事発表でそれまで重役へ就いていた小島秀夫の名前がなかったことも含めてネット上では再度コナミの社内状況に対して憶測を呼んだ。


特にまだ開発中のタイトルであったことが大きかったのである。また、この渦中にはコナミ内部の人物とされる者からのリーク(現段階では怪文書の域を出ていない)が出て来る等、前回の騒動よりも大きく世界レベルで波紋が拡がった。そしてこちらの件においても小島退職の噂否定を含むプレスリリースが発表された。


そして同年5月中旬、コナミデジタルエンタテインメント新社長の「モバイル向け強化発言」では国内のゲーマー・ファンからはコンシューマゲームからの撤退と取られて絶望視された。


恐らくこれはスマホゲームのことを指している発言と見られる。この時の新役員はスマホゲーム開発からのスタッフが名を多く連ねていたため、コンシューマゲームへのソフトリリースが絶望視されている要因の1つであった。


さらにサイレントヒル最新作(SILENT HILLS)開発中止発表では海外ファンから強い反発の声が続出し、中でも「FUCK YOU KONAMI」のワードが海外を中心にネット上に飛び交い、果てはコナミ公式Xアカウントにこれをぶちまける者まで現れてしまった。同年8月にはパチスロ版サイレントヒルが発表されたが、案の定怒りの声が上がった上にYouTubeのPVは低評価が高評価よりも大幅に超え海外からの怒りのコメントが占めている。

同じFOX Engineを使用するウイニングイレブンシリーズも、決算資料に「ウイニングイレブン2016」がなかったことや、モバイル重視のコナミの方針などもありシリーズ終了かというデマが流れていたが、こちらは新作を発表し騒動は治まった。


メタルギアソリッドV THE PHANTOM PAIN』製作は継続。E32015ではデモプレイ可能でその後無事リリースされた。

が、ストーリーに関しては一部未完成疑惑がある


後に小島は退職したが、「コジマプロダクション」として再出発。

また、小島(コジマプロダクション)は関わらないが、新作『メタルギアサバイヴ』が2018年2月21日に発売された。


…そして、遂に原作者とコナミの対立が公の場で明らかとなった出来事が起きた。


さくまあきら直々の桃鉄終了宣言による波紋と復活編集

2016年6月3日には吸収したハドソンタイトルの内桃鉄シリーズのさくまあきら氏がシリーズ終了を旧Twitterで宣言。


以前からさくまとコナミ間では確執に近い関係が続いており、本人によるとコナミより執拗に桃鉄ソーシャルゲーム化の話をされていたことや、それに伴いさくまが信頼を置いていたハドソンからの開発チームが空中分解による離散が起きた上に、コナミに対して桃鉄(新作リリースの件とされる)のことで連絡を入れたが、返事がなかったことでコナミに話を握り潰されたことを名指しで主張した。

また、この宣言に対してはコナミはプレスリリースで「さくまあきらとの話合いを進めて行きたい」と発表しているが、終了宣言を明確としたためにこの際は非常に困難と思われていた。


ハドソン吸収以降にハドソンタイトル新作に関して何の音沙汰もなく沈黙が続いていた状況であったため、今回のさくまあきらの物言いがネット上で物議を醸した。


また、今回のプレスリリース内の一文『弊社も長年育てた~』(さくまは『弊社~』と、Xで誤引用しており、実際のプレスリリースでは『弊社~』となっている)に対しては、桃太郎電鉄シリーズがハドソンの名物作品であったことは紛れもない事実であり、コナミとしては吸収したハドソンの立場としての意味でいったつもりなのであろうが。


なおコナミは実質的にはハドソンタイトル版権を握っているだけであり(ハドソンからのスタッフの大半は既にコナミから離れている)、実際に2016年後半までハドソンタイトル完全新作はリリースされていなかった。ハドソンという著名なブランドが消滅してしまっていることからもハドソン自体を軽視している様にゲームファンからも見られてしまっていた。


今回の場合は半ば外部であり、ハドソン側にあったさくまがコナミに対しての公での物言いを行ったことで初めて開発側の人間が意見した形となった。一方でこの一連の騒動に乗っかった批判と見る向きも少なからずあったが、寧ろ外部の位置にあったさくまであったからこその暴露であったともいえるのであろう。


誰もが桃鉄はもう2度と出ないと思われていた頃、2016年9月1日にNintendo Directでまさかの『桃鉄2017』が発表、桃鉄が復活・再始動することとなる。

発売元は任天堂となり、クレジットにはこれまで通りさくまとコナミが含まれている。 どういった経緯で任天堂が発売元となり復活に至ったかは明らかとされていない。開発には以前テクモのTeam Ninja代表であった板垣伴信と同チームを離脱したメンバーによって設立されたヴァルハラゲームスタジオが携わっている。


さらに2020年11月19日にはコナミからNintendo Switch用ソフト『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』(桃鉄令和)発売が発表された。

しかし、バンダイナムコの類似したゲーム・ビリオンロードに土居がイラスト監修を行っていることにより、桃太郎や貧乏神などのキャラデザが変更されている。 新型肺炎需要や動画配信を容認したことにより、『桃鉄令和』は予想を遥かに凌ぐ大ヒットとなり、累計販売本数350万本を突破


スマートフォン版実況パワフルプロ野球におけるガチャ騒動編集

2015年7月1日、スマホ版実況パワフルプロ野球において実装された『もうすぐ七夕! 織姫ガチャ』。七夕に因んで、女性キャラ出現率が通常よりもアップしている。

というものであったが、いざスタートしてみると、複数のユーザーから「入っているはずなのに出ないキャラがいる」と指摘されその後のコナミの発表によると、当時コラボ中であった『ダイヤのA』キャラ17人が排出されない状態になっていたことが発覚。不具合とはいえ、いい方としてはある意味当たりを抜いたクジ引きといったところか。


問題発覚後コナミはガチャを停止、「織姫ガチャ」を回してしまったユーザーに補填として『ダイヤのA』キャラのみ排出されるガチャチケットを後日配布すると発表。しかし、一部ユーザーはこの対応に納得しておらず、「景品表示法違反となるのでは?」「チケット配布ではなく返金しろ」など、返金を求める声も多く上がる事態に発展。


こうしたガチャを巡るトラブルは他社の『パズル&ドラゴンズ』など他スマホゲームでもしばしば起こってはいるのだが、スマホ版「パワプロ」ではここのところ、「SRキャラが確定で排出される」と誤認させるようなガチャ表記が問題となったり、イベント報酬キャラが告知よりも低い性能であったりと「運営不信」に繋がる様なトラブルが頻発していたのである。こうしたトラブルの積み重ねも、今回の騒ぎを大きくしている一因となって「モバイル重視宣言」に対して不信感が増している。


日経新聞による記事の物議編集

2015年8月には日経新聞がコナミの黒い噂や先述の桃鉄リリース先(これは当時は不確定であったが、事実であった)について切り込んだ内容のトピックスをWEV版で配信したが、これまたこれで内容が多くの人達を唖然とさせた。

しかし、記事内容が果たして本当なのかは怪しいところもあるため断定しづらい一面もある。ただ、一部からは「今のコナミならやりかねない」とまで囁かれてしまっている事態にまでなった。


そしてそのトピックスの見出しが当初は『コナミ、ほころび始めた「上月王国」』(現会長の上月景正のことで、一族経営のことを指している)であったのが、突然『コナミ、脱・家庭用ゲームへの急旋回』*に変わり、再度『コナミ、カリスマ経営のほころび』と二転三転している。コナミからの物言いがあったのかは定かではないが…


『The Game Awards 2015』における出来事編集

米国ゲーム業界最大のその年のアワードである『The Game Awards 2015』において『メタルギアソリッドV』が「ベストアクション/アドベンチャー賞」を受賞したが、小島秀夫登壇がなかったことが話題となった。


一時は登壇が囁かれてはいたが、コナミ法務部による「従業員契約に基いて断った」ことが明らかとなった(当時は小島が契約社員の立場にあったためとされる)。

これに対して会場はおろかネット上でもブーイングの声が上がっており、小島との交友があり今回のアワードに参加していたCliff BleszinskiもXで「丁度今からブーイングを始めたところである」と発言。

ツイッター上では『#FUCKKONAMI』のタグが付いた非難ツイートが飛び交う事態に。 不可解なコナミの仕打ちに海外ゲーム業界関係者からも疑問の声が出てしまった形となってしまっている。


なお、小島のXアカウントでは『ありがとうございました』のツイートのみされていた。 そして2015年1月15日に小島がコナミを退社したことが報道された。


この騒動が直接関係あるのかは不明であるが、コナミスポーツクラブへの『爆破予告』が同年12月にされていたことが明らかになっている。


こうして2015年3月から発生した一連の騒動はファンのみならず業界人をも巻き込んだ上に世界規模にまで拡散していった。



一連の騒動の本質と疑問点編集

何故騒ぎとなったのかというと、以下のことが考えられる。

  • 開発者離職で作品作風が変わったり、シリーズ新作が出なくなる(単に売上不振の可能性もあるが)。
  • コナミは開発者がファンから親しまれやすく、上層部がファンより嫌われやすい会社であったこと。また、小島氏もKDE副社長在任時は一部コナミファンから嫌われやすかった立場であった。
  • 少なくとも2010年代に入り、家庭用ゲーム機ソフトリリース数の減少が目に見えて分かる程であった。
  • スタッフ離脱が多くなった出来事が頻発していたという、いわゆるブラック企業疑惑があったため。
  • 騒動となったのが比較的最近もしくは直近まで現役且つ開発中であったタイトルに関するものであった。先述『のラブプラス』や『ときめきメモリアル』に関しては(仮に終了の意志がコナミに全くなかったとするならば)マズい風潮に対して声明を出さねばならないこととなっていたと推測される。
  • SNSの発展で開発スタッフの声がより身近にある環境が出来上がっていた。
  • サイレントヒルパチスロ化のブーイングはKPEが題材にしたものは新作がいずれもゲームとしての新作が絶望的なものが多いため。その後に『メタルギアソリッド3 スネークイーター』のパチスロ化「メタルギアソリッド スネークイーター」が発表された際も同様であった。
  • コナミ自体がフィットネスクラブやソーシャルゲーム(スマホ向けゲーム)、パチンコ・パチスロ並びに海外でのカジノ機器事業に企業戦略をシフトして行っていると見られてしまっていた(実際はゲーム以外の事業はグループ全体から見ても規模は小さい)。

一連のこの出来事はコナミにとっては幅広い層よりなるコナミファン並びゲームファンには悪印象を与えただけとしかなっていなかった。少なくともゲームメーカーとしては普通は致命的なはずである。

先述のサイレントヒル騒動でサイレントヒルシリーズは継続すると表明しておきながら間違いなく(特に海外ファンから)反発されるパチスロ版発表と不可解な展開ばかりで、噂否定はするもののこれといって動きを見せない、ハッキリしない等、疑問点が残ってしまっていた。


一部からは「そんなに嫌々ゲーム事業やって来て辞めたいんなら、版権全部死蔵するよりはまともな他社に手放せ!」といった声まで出てしまっていた。


なお、これは日経WED記事に存在したインタビュー記事で上月会長が語ったとされている「ゲーム事業は自分の息子達には恥ずかしくていえるものではなかった」といったものがあったため。

ただし、そのインタビュー内で「ゲーム関連の職業は忌み嫌われる時代でしたから」「ゲームという分野では上場出来なかった」と語っていることから、当時コナミが置かれた立場の意味での発言であったと思われる。

このため、巷でいわれるコナミ社長はゲームが嫌いというのは、デマ・曲解である可能性が高い


また、こういった噂も流れた。

  • 主力となるタイトルの実績を立てた開発チームはプロダクション制という特権が与えられていたが、当時コナミデジタルエンタテインメントの副社長に就いていた小島秀夫率いる小島プロダクションがCS部門の強権を持っており、開発費並びにスタッフや外部協力企業が他のプロダクションに比べて大型化・集中していたという説(実際に当時の小島プロダクションは海外スタジオを展開していた)。小島の降格は自身のネットラジオでの任天堂への不義理とされる発言がコナミ上層部でも問題視されていた説。
    • 元小島プロダクションスタッフが「小島とコナミ財務部がモメているのを目撃した」といった話もあるが真相は不明。不義理とされる発言に関しては、過去の任天堂と旧スクウェア断絶の事例と同じことになるのを恐れたこともあり得る。
  • プロダクション制を解体して本部主導に切替えたのは「何かしらこの特権の弊害があったのではないか?」「開発者離反もこういった事情があったからか?」という説。
  • 著名なスタッフ以外にも離職者が同時期に相次いでいた可能性もある。コンシューマ用ソフト減少は開発力低下によるものとも考えられ、騒動中・後にスタッフ募集を何度か行っており新規スタッフ育成若しくはモバイルスタッフのコンシューマ用ソフト開発育成期間が必要で家庭用ソフト開発や発表に時間が掛かっていた説。少なくとも、騒動後に発売された『スーパーボンバーマンR』(ヘクサドライブ)・『桃鉄2017』(ヴァルハラゲームスタジオ)は外部開発プロダクションである
  • 『桃鉄2017』が任天堂発売となったのは、さくまとコナミだけでは平行線を辿るだけであるために第三者としての仲介者が必要であった可能性。
  • 同じくハドソンのタイトルが沈黙化していたのは、ハドソンのタイトルには外部プロダクションにも版権がある作品がいくつかあるため出会ったとされる(桃太郎シリーズ→さくまあきら、天外魔境シリーズ→レッドエンタテインメント…Etc)。現段階で確認出来るのはボンバーマンとサラダの国のトマト姫がハドソンキャラとして復活している。実際にハドソン内製企画の完全オリジナル作品は意外と少なかったりする。
  • 後述の「魂斗羅ローグコープス」のプロデューサー・中里伸也によると、「(アーケードクラシックスアニバーサリーコレクション並びに魂斗羅アニバーサリーコレクションのリリースの流れで)魂斗羅を復活出来るのではないか?」と気運が高まり、社内でも「もっとゲームを出して行こう!」という流れとなっているという。


騒動後編集

暫くは家庭用ゲーム機に関して沈黙状態であったが、2016年下半期 - 2017年初頭において少しではあるが再度動きを見せたものの2018年10月に公式HP整理があり、多数の作品ページが消去・縮小された。一方、2020年代に入るとこれまでのコナミにはなかった新たな動きが見られている。


2021年には「E3 2021」に突如参加を見合わせており、理由はまだ公開出来る所まで行っていないが、複数新プロジェクトが進行しているためとのこと。

このような事態にあったが、ニンテンドーダイレクトE3 2021のソフトラインナップ発表で続報がなかったときメモGS4の発売日・新情報としてパワポケRを発表している。


そして2021年9月2日、インディーゲームの祭典『BitSummit THE 8th BIT』において、集英社のゲームクリエイター育成プロジェクト「集英社ゲームクリエイターズCAMP」とコナミがコラボする運びとなり、「コナミ アクション&シューティング ゲームコンテスト」が開催される。

コナミのIPがコンテスト作品として解放されるようである(リストはこちら)。


既に後述の「月風魔伝」最新作がインディーのチームと組んで開発していると発表されていたが、コナミが個人もしくは少数開発のインディーゲームに対する門戸を開いたのはまさに異例である。


小島秀夫が抜けてから業績が改善したことが有名。

2023年3月期決算では、売上高3143億円と過去最高を記録している。

一方で小島秀夫が抜けたことでFOXエンジンを利用できなくなったジョークがある。


2014年よりらコナミデジタルエンタテインメントの代表取締役社長を務めた上月拓也(上月景正の実子)は2020年6月限りで退任している。



旧ハドソンタイトル編集

  • 先述の桃鉄2017が発売元を任天堂が担当して発売されたこと、そして同じくハドソンの看板作品であった「ボンバーマン」の新作として2017年にNintendo Switch用ソフトスーパーボンバーマンRが発売。また、2018年にアーケードで『ボンバーガール』も稼働開始された。
  • 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』で発売元がコナミとなった。詳細は桃鉄の項目を参照して欲しいが、コナミ側の統括プロデューサーがさくまに誠意を持って新作の製作を持ち掛けたことが明かされた。


コナミタイトル編集

  • 実況パワフルプロ野球シリーズで『ebaseballパワフルプロ野球2020』が累計出荷本数50万本達成。 また、パワプロクンポケットの初期2作のカップリングリメイクを発表している。
  • 遊戯王カードゲーム2種類を展開。ビデオゲームは4種類展開。
  • ラブプラスシリーズに新プロジェクトが立上がっており、2019年、スマホ向けに『ラブプラスEVERY』がリリースされた。
  • ときめきメモリアルシリーズでも新規タイトル『ときめきアイドル』が配信された(厳密にはときめきメモリアルそのものではなく『ときめきシリーズ』の1つ)。また、沈黙していたときめきメモリアルGirl's Sideシリーズの展開も再始動。2021年に『ときめきメモリアル Girl'sSide 4』が発売された。
  • スーパーボンバーマンR』でコナミキャラをモチーフとしたボンバー達の登場。またハドソンタイトルからはパソコンでの古参であったサラダの国のトマト姫が4半世紀を経て参戦している。
  • 魂斗羅シリーズ最新作として『魂斗羅ローグコープス』が2019年に発売。
  • アーケードアーカイブスで幾つかコナミのアーケード作品の復刻が行われている。
  • これまで続編すらなかったまさかの『月風魔伝』の新作『GetsuFumaDen: Undying Moon』がインディー開発チームと組んで2022年にリリース。
  • 任天堂の『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』で再度スネーク、新規でシモンリヒターが他社組として参戦。いうならば企業間コラボ復活である。しかも、開発担当がバンダイナムコという今までは考えられなかった組合わせである。

余談編集

元社員の昔話編集

現段階で過去にコナミとの確執により離職したとして、コナミ→カプコン所属であった岡本吉起は自身のコナミとの過去を自身のYouTubeチャンネルでこう語った。


コナミ所属時代のある時に休暇中に「コナミが岡本を懲戒解雇する」という情報を耳にして仰天した岡本は同僚スタッフからよくよく事情を聞くと、同僚だった有馬(後の『魔界村』のプログラマーであり、レッドアリーマーの名前の元ネタの人物)が岡本が不在の中で「岡本を連れてコナミを辞める!」と見得を切ったのが原因であったという。ただ、両者共に当時のコナミに不満を持っていたのは事実で、岡本はコナミ離職後、職場に置いていた私物の本300冊を取りに行こうとしたら返してくれなかったとのこと。


これに対して岡本は有馬と共に創業間もない黎明期のカプコンに移籍後、古巣のコナミから一部スタッフをカプコンにヘッドハンティングするという仕返しをしている。なお、岡本によれば自身は現在でもコナミに出入禁止扱いとなっているという。


90年代の騒動編集

この騒動以前にも90年代末期に組織再編に端を発する騒動が複数あった。

  • KEC青山の解散を始めとしたスタジオ再編
  • 訴訟等による音ゲーに於ける他社排除
  • 1999年夏の「遊☆戯☆王」限定カード配布中止騒動

関連項目編集

コナミ

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