概要
『ワリオランド2 盗まれた財宝』とはゲームボーイカラーのローンチタイトルの一つ。
ナンバリング作品としては2だが、ワリオランドシリーズとしては通算3作目に当たる。
物語的には『スーパーマリオランド3ワリオランド』の直接的な続編とも言えるが、別に『スーパーマリオランド4』ではない(これは海外版がスーパーマリオワールド2という扱いのヨッシーアイランドが『スーパーマリオブラザーズ5』ではないのと同じ)。
本作からワリオは不死身という仕様上、いくら攻撃されてもミスすることはなくなった(ただし、ボス戦はうっかり攻撃を食らうと部屋の外に飛ばされて回り道して戻らないといけない為もどかしい)。
隠しゴールによってステージが分岐するマルチエンディング式でありルートによってラスボスは異なる。
バーチャルコンソール版はゲームボーイカラーの起動を基準にしているので問題ないが、オリジナル版はカラーで起動かモノクロで起動かでセーブデータを作り直さなければならない羽目になる。
あらすじ
念願のワリオ城を建設したワリオ。ある日、以前ワリオによって倒されたブラックシュガー団がワリオ城の財宝を盗んだ挙げ句城を乗っ取ろうとしていた。この先どのようなことがワリオを待ち受けているのか、それはプレイヤー次第。
登場人物
主要人物
主人公。
盗まれた財宝を取り戻すべく、ブラックシュガー団との追跡劇を繰り広げる。
本作以降、不死身という設定になり、攻撃を受けた際のリアクションを逆手に取って謎を解く。とあるステージでは寝ているだけでステージをクリアしてしまう。
ブラックシュガー団の頭。
前作はマリオの宝を奪ったが、本作はワリオの宝を奪いワリオ城の乗っ取りも画策していた。基本的にラスボスだが、ルート次第では囚われの身になる。
ボスキャラクター
様々な章や最後のタイムアタックで戦うことになるボス。単にデカいだけのヤリクリであり特殊行動などはない。何度もヒップドロップをすると色が変わり倒すことができる。
倒すと必ず銀色のコイン(100コイン)を落とす。
ちなみに、登場時のタイトルは某刑事ドラマのパロディだったりする。
ダイジャー
ワリオ城にいる大蛇。最初のボスらしく普通に頭を攻撃すれば倒せる。
ワリオランドにも登場した鳥のボス。今回も羽ばたきによる強風攻撃を仕掛けてくる。急降下攻撃をしてきた時に頭を踏むとダメージを与えられる。
イノッチ
イノシシのボス。前作のビーフンを思わせるタックル攻撃をしてくる。うまく回り込んで攻撃すれば倒すことができる。
ビッグカムカム
アゴの強いピラニアのようなキャラ。背中には棘があり、柔らかそうな腹をしている。見た目通り腹が弱点。
デューク
巨大なハチのキャラクター。針に刺さると風船になってしまうので注意。
ダンク
バスケットボール選手のようなウサギ。コイツとは普通のボス戦ではなくバスケットボールのような戦いをする事になる。
メカクリ
乗っ取られたワリオ城ルートでシロップが使ってくる機械タイプのデカヤリクリ。エネルギー補給時に攻撃すると停止させることができ、更にそれを持ち上げてシロップにぶつけることで倒すことができる。
海底遺跡ルートのラスボス。踏むと分裂する。
不気味な館ルートのラスボス。ネッチーのように壁から垂れ下がってくる白いオバケ。
関連タグ
スーパーマリオランド3ワリオランド←ワリオランド2 盗まれた財宝→ワリオランド3不思議なオルゴール