曖昧さ回避
- 一般的な隠し武器のギミックとしての『隠し刀』。→武器・仕込み刀
- ゲーム『Rise of the Ronin』に登場する特殊部隊。
本項目では2に関しての解説を行うものとする。
2の概要
ゲーム『Rise of the Ronin』に登場する特殊部隊。
ゲーム中で複数人登場するが、Pixivなどでは本作の主人公のことを指す。
ゲーム開始時、隠し刀のふたりの外見を設定するキャラクタークリエイトを行なう。次に「研ぎ方選択」し、初期能力と所持スキル、得意とする武器を選ぶ。
外見や研ぎ方は各地の長屋で変更可能。
ゲーム最初の任務である黒船に潜入しているあいだは、隠し刀のふたりの操作を切り替えながらプレイできるが、任務の最後に黒船から逃れるキャラクターを選択。
以降は選択したキャラクターを主人公として操作し、選ばれなかった方はその片割れとしてゲームを進めることになる。
用語
北陸地方の架空の小藩“黒洲藩”に所属する特殊部隊。
二人一組で、「研師」と呼ばれる指導者によって鍛え上げられる。
黒洲藩は幕府による厳しい課役に代々苦しめられてきたため、幕府への対抗手段として密かに武芸や忍術を習得した兵士らを育成していた。
あらゆる身分や職業の人間に成り代われる技術も持つ。
また決まった名前を持たない存在のため、本作の主人公とその片割れは作中で名前が設定されていない。ただし本名か作り名か不明だが、潮と佐依、楓と槐といった名前がある隠し刀もいる。
主人公らがペリー暗殺に失敗した結果、隠し刀の存在が幕府に露見し、隠し刀の里は幕府隠密に襲撃され、藩も改易となった。
主人公
幼少期に幕府密偵により生まれた村を焼き払われ、家族を失う。片割れと共に「研師」に救われ生き残り、隠し刀として育てられた。
侍のような剣術や忍者のような身のこなしなどの特別な訓練を受けてきた存在であらゆる武器や流派を使いこなす。
研師から密書の奪取とペリー暗殺を命じられ黒船に片割れと共に侵入するが、青鬼に阻まれてる。片割れは主人公を逃がすため船に残り、主人公は銃で撃たれながらも密書を持ち帰る。
里に生還した主人公は、片割れを探すために全てを捨てる覚悟で藩を抜け、浪人として幕末の世を生きるようになる。
本作の主人公は“片割れ”の痕跡を辿るために行動する。また、脱藩したことでかつての同胞から命を狙われる立場にある。
横浜に向かう道中、故郷を脱藩したという同じ境遇を持つ坂本龍馬と出会い、多くの幕末志士たちと因縁を結び、日本を変える戦いに身を投じていく。
無口であるが選択肢による会話があり、要所要所のムービーで喋る。
武勇の“威圧”、魅力の“嘘吐き”、知略の“説得”を習得すると会話の選択肢が増える。
一人称は「私」で、冷静な性格。
両刀使いであり、性別関係なく恋愛関係になれる。
主人公の片割れ
CV:花輪英司、加瀬康之、石川由依、ファイルーズあい
主人公と二人一組の隠し刀として育てられた。
幼少期に主人公と逃げていたところを「研師」に救われて生き残る。幕府に焼かれた村を見て怒りと憎しみに震えていた。
密書の奪取とペリー暗殺を命じられ、主人公と共に黒船に潜入するも青鬼の襲撃によって阻まれる。主人公を逃がし、青鬼に左腕を斬り落とされて行方不明になる。
詳しくは片割れへ
他の隠し刀
潮と佐依
序盤の隠し刀の里にいる男女二人組。
脱藩した主人公を抹殺するために村山たかを攫うが、主人公に討ち取られる。
研師
CV:榊原良子
主人公と片割れの育ての親で、黒洲藩の密命で彼らを隠し刀として育成していた。
隠し刀の里を襲撃した幕府隠密を主人公と協力して退けるが、片割れを探すため脱藩する気でいる主人公を止めるために対決。
最期は弟子である主人公の覚悟を見定め、旅立ちを見送って息を引き取った。
かつて片割れを亡くし、半身を失った痛みと共に生きてきた。
本名は「楓」。
隻眼の刺客
徳川慶喜の因縁ミッションで登場した刺客。
正体は研師の片割れであり、藩命を果たすため死を偽って黒洲藩から離れていた。藩が取り潰しになってもなお藩命に執着、徳川慶喜の命を狙っていたが主人公に阻まれた。
最期は研師──楓とあの世でも再び片割れになれることを願いながら息を引き取った。
彼の仕込み杖には「楓」の文字が彫られており、研師の仕込み杖には「槐」の一文字が彫られている。