「……なんて、心の底から腹立たしい奴なのかしら?」
プロフィール
年齢 | 外見年齢は11〜12歳、実年齢は400歳以上 |
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身長 | 140cm |
体重 | 広辞苑よりは重い |
苦手なもの | 距離を無防備に詰めてくる相手 |
一人称 | ベティー |
CV | 新井里美 |
人物像
ロズワール邸の隠し部屋、『禁書庫』を管理する幼女精霊。金髪ツインドリルの髪型と瞳の虹彩が蝶型になっているのが特徴的。
一人称は「ベティー」、二人称は「お前」。呼称はエミリアだったら「半魔の娘」、レムだったら「姉妹の妹」など、直接名前で呼ぶことを避ける。ただしロズワールだけは名前で呼び、パックに対しては親しみを込めて「にーちゃ」と呼ぶ。
言葉遣いは、「~なのよ」「~かしら」といった女性語を常用する。
ただ、通常会話や命令文の語尾まで「~かしら」になることも多く、ある種独特な言葉遣いになっている。
無愛想でつっけんどんな態度を取っているが、なんだかんだで優しいツンデレ。実際は意地っ張りな寂しがりやでもある。
善良であるが、とある事情により数百年を孤独に過ごしており、自暴自棄ともなっている。その為、陣営に降りかかる苦難に対しても関わりを放棄し、禁書庫に閉じこもることも。
エミリアの契約精霊であるパックとは縁があり、「にーちゃ」と呼び親しくしている。
無遠慮に接してくるスバルには鬱陶しがりつつも、世話を焼いている。
陰魔法を極めており、『扉渡り』や失われた術など様々な魔術を使いこなす。
屋敷内など禁書庫の影響下ではロズワールとも渡り合えるほどの力を発揮できるが、一方でそこから外に出ると大幅に弱体化してしまう。
4章(アニメ2期)のネタバレ
第四章で、エキドナによって作られた人工精霊であることが明かされる。ロズワールに入れ知恵を与えられたエルザに『禁書庫』を燃やされたこと、スバルのゲートが壊れたことによる生命事情等が重なり、最終的にスバルの説得によって彼と契約し、外に出ることになる。
「俺を選べ! ベアトリス!!」
「誰かに外に連れ出してほしいから! お前はいつも! 扉の前に座ってたんじゃないのか!!」
スバルとの契約後、スバルのことを名前で呼ぶようになり、共に大兎を倒すことに成功。冷たい態度も次第になくなっていった。
“精霊ベアトリスと、契約者ナツキ・スバルの、これから何度も何度も手を繋ぎながら戦っていくことになる二人の、初陣の火蓋が切られた。”
余談だが、契約時の「俺を選べ」というセリフは作者のお気に入りだとリゼロ10周年配信で明らかにした。また、同じ配信でベアトリスの記念日をこのシーンがアニメで放送された3月17日に制定した。
5章のネタバレ
第五章では、ユリウスと同じ精霊騎士ナツキ・スバルの契約精霊として名が広まっているが、その容姿、行動等からスバルが『幼女使い』の異名で呼ばれる原因となっている。
二人は相棒であり家族のような関係で、時折繰り出されるほのぼのシーンでは、お互いにデレデレ状態であることが分かる。
口調も、外見年齢相応の幼く愛らしいものになっていくのだった。
また、契約者のスバル以外にエミリアのことを唯一名前呼びするようになっている。
「ま、何かあってもベティーがなんとかしてあげるかしら」
「感謝と労いの気持ちと抱っこが足りないかしら!」