概要
自国内における対立勢力同士の戦争の事。基本的には体制側と反体制側の戦いであることが多いが、国家体制が崩壊すると、政府の統制から離れた軍閥や民兵が互いに武力抗争を行うカオス状態に陥ることもある。
「内乱」との違いは、直接の武力戦闘(殺し合い)に及ぶか否かで区分されるが、内戦も広義では内乱に含まれ、基本的には同義と見ても良い。内乱の泥沼化は国力の疲弊にもつながり、その隙をついて隣国からの干渉を受ける可能性も高くなる。いわゆる「内憂外患」を招きかねない。
また、転じて家庭内不和や組織内部の権力争い(内紛)に使われることもある。
関連項目
南北戦争 - 近代史上最大規模の内戦。
西南戦争 - 日本最後の内戦。