そのけがれた霊は「なんという名前か」と尋ねられると、「リージョンと言います。『大ぜい』なのですから」と答えた。(マルコによる福音書)
概要
『Dead by Daylight』に登場する、4人組の殺人鬼(キラー)。
2018年12月12日にリリースされたDLC『Chapter X: "Darkness Among Us"』にて実装された。
呼称の意味は「集団」「軍団」「大勢」など。
語源は古代ローマ軍やその兵士たちを表すもので、発音もラテン読みの「レギオン」だった。また、新約聖書に登場する「悪霊」の名としても知られる。当初のβテスト段階ではフランス読みの「レジオン」だったが、製品版では英語読みに寄せた現在の「リージョン」が正式な表記となった。
殺人鬼が4人?
基本このゲームは「殺人鬼1人 VS 生存者4人」の鬼ごっこ形式のルールなのだが、本項のリージョンは4人組であるため「殺人鬼4人」というゲームバランス崩壊の事態が発生するのではないのか?と懸念する声も稀にあるが、心配ご無用。
何故ならこの殺人鬼は…
「集団のうち1人を選び、その1人が殺人鬼として活動する」
…という特殊なスタイルをとっている。
後述されるリージョンのメンバー4名は、性別や外見もそれぞれ異なる個性的な面々が揃っており、スキン変更で各メンバーを選択することになる。ただし、選択したキャラで外見や声こそ変われど、システム上で彼らの操作や性能には何らかの差異が生じることはない。
つまりは設定上は4人組であるものの、本質的には従来の殺人鬼同様1人で儀式を行うことになる。
なお、以降も追加されるキャラクター(殺人鬼、生存者共に)の中には、彼らと同じようにスキン変更で別キャラクター扱いとなる者が登場している(凡そコラボ参戦のキャラで多く見られる)。
人物
プロフィール
本名 | フランク・モリソン(Frank Morrison)/ジュリー・コスチェンコ(Julie Kostenko)/ジョーイ(Joey)/スージー(Susie) |
---|---|
性別 | 男(フランク&ジョーイ)/女(ジュリー&スージー) |
出身地 | カナダ |
声優 | Nicolas Brassard(フランク&ジョーイ)/Emilie Deschamps(ジュリー&スージー) |
同年代の男子2人、女子2人の計4人の少年少女からなる殺人集団。
黒ずんだフード付きの上着、顔を完全に覆い隠すそれぞれ異なるデザインのマスクなど、チーム性を感じる共通した出で立ちをしている。
武器は殺傷に特化したサバイバルナイフであり、人を殺す武器で容赦なく人を切り刻んでいく。
「生存者に紛れ込む殺人鬼」というコンセプトの基生み出された殺人鬼であり、ファンからのアンケートで票数を獲得した面では生み出された経緯はクラウンと対照的といえる。
構成
フランク・モリソン
チームのリーダー。ラクガキのような笑顔を描いた白い仮面と、首に掘られた刺青が特徴。
里親に引き取られた孤児であり、チームで唯一オーモンドの生まれではない。その生い立ち故か直情的に問題を数々起こしてきたが、一方で哲学的な思想とユーモアを併せ持ち、出会って間もない他の3名とも瞬く間に打ち解けた。
ジュリー・コスチェンコ
フランクの恋人。彼と似たデザインのマスクとタイトパンツを纏った少女。
オーモンドの田舎臭い暮らしに飽き飽きしており、当時から友人たちと酒やドラッグを愛飲していた不良少女。いつか外の町に抜け出したいと思っていたところを声をかけてきたフランクと出会い、しばしの談話ですっかり気に入り、後日開く予定だったパーティーに誘った。
殺人鬼の話題が好きで、パーティーではフランクとその話題で盛り上がり、ついにはフランクを焚き付けて犯罪行為を持ちかけた。
ジョーイ
チーム唯一のアフリカ系の少年。黒地に白の塗料でドクロを描いた布覆面を付けている。
衝動的で自慢屋な性格で、そのせいか仕事に就いても長続きせずにすぐ退職しているらしい。上述のパーティーも、元々はジョーイを景気付ける目的でジュリーが企画したらしい。
スージー
ジュリーの親友。3つの欠片を繋ぎ合わせたようなマスクにパーカー+スカート姿の女子。
内向的で無邪気だが、3人との犯罪行為には当初からノリノリで、チームの体制を立案している場ではスーパーヒーローのようなコスチュームが欲しいとも語っていた。
更なるリージョン
ハンク
バイオハザードシリーズとのコラボスキンとして登場。
アンブレラ社の特殊部隊『U.S.S』のアルファチームに所属する謎多き隊員。無口で戦闘時には冷静な判断を下し、どんな過酷な任務でも必ず生還するなどと非常に優秀。
しかし他のメンバーは必ず全滅し彼だけが生き残ることから『死神』の異名を持っている。
ロビー君
サイレントヒルシリーズとのコラボスキンとして登場。正式名はRobbie the Rabbit。
サイレントヒルにある遊園地「レイクサイド・アミューズメント・パーク」のマスコットキャラクターの一人であり、クリーチャーではないのだが……?
フランクはピンク、ジュリーはブルー、ジョーイはグリーン、スージーはイエローのロビー君となる。
背景
軍団(リージョン)の結成
孤児であったフランク・モリソンは、反抗的な性格から里親をたらい回しにされ続けてきた。
新たに彼を引き取ったのはアルバータ州オーモンドに住むクライブ・アンドリュースという男だったが、彼もまた、福祉施設からの助成金目当てのクズで、受け取った小切手で酒を煽るばかりで、フランクの面倒など全く見ようとしなかった。
19歳の頃、粗暴な気性が災いし、所属するバスケットボールチームの試合中に逆上して審判を押しのけたことで退部を余儀なくされ、それを期に不登校となったことで彼の人生は本格的に闇へと転がり始めた。 クライブを見限り、新しい養父母を探そうかとも考えたフランクだったが、そんな中、ジュリーという同年代の美しい少女と出会い声をかける。哲学的でユーモアにも富んだフランクをすぐに気に入ったジュリーは、年下たちを集めて催すパーティーに彼を招待する。ここでフランクは、ジョーイとスージーという新たな知己を得る。またジュリーの誘惑に負けて覆面姿で町で窃盗を働き、黒い内情を共有し合うことでより深い関係で繋がることになった。
何の実績のなかった己の人生を変える好機であると考えたジュリーとフランクは、ジョーイとスージーも誘ってオーモンド山中のスキー場跡の廃墟を根城に毎週末に集まり、自らの可能性を試すかのように犯罪行為に手を染め始める。覆面をかぶり町に繰り出しては暴力や破壊行為、窃盗など、様々な悪事を働いた。いつしか「軍団(リージョン)」というチーム名も決まり、お揃いのブレスレットやバッジを作り、そして廃墟の壁には“THE LEGION”のロゴが描かれた。
挑戦の末の大きな過ち
ある晩、4人は以前ジョーイが解雇された食料品店に夜襲に入る。しかしこのとき、一人の清掃員がまだ店に残って作業をしており、そうとは知らずにレジをこじ開けようと4人の意識が逸れている隙きを突かれ、ジュリーが背後から現れた彼に捕まってしまう。恋人のジュリーの危機に激昂したフランクは、ためらいなくナイフで清掃員を突き刺し、悶絶する彼を前に自身の犯した凶行にショックししばし立ち尽くす。直様フランクは、同じく硬直する3人に血塗れたナイフを差し出して「仕事」を終わらせることを要求。まずはジョーイが、次にジュリーが、そして最後まで拒絶していたスージーだが、フランクに恫喝されながら手を取られ清掃員の首を貫き、とうとう殺害した。
手早く床の血痕を磨き落とし、清掃員の死体を車に積んでアジトのある山へと戻った4人は、死体を埋めるために雪の積もった土を掘りはじめた。そのとき森の中に動く影を見たフランクは、警戒してその正体を確かめようとその場を離れる。しばらく後、死体を隠すのに程よい穴が出来たところで、3人はフランクがいないことに気付き、彼の足跡をたどって森の中へ入っていった。
以後、彼らの姿を見た者はいないという。
性能
※以下、2024年9月現在の性能や効果であり、調整やリワークが入っている可能性に注意。
基本情報
移動速度 | 4.6m/s(通常)、5.2m/s(狂乱時) |
---|---|
心音範囲 | 32m(通常)、40m(狂乱時) |
視点 | 普通 |
凶器 | ハンティングナイフ |
峰がギザギザの鋭い刃と滑り止め加工の施されたグリップのナイフ。 | |
固有能力 | 愚連の狂乱 |
根城 | オーモンド山のリゾート(Mount Ormond Resort) |
色々と事情があってスキーの名所だったのがただの廃墟になってしまった。彼らのたまり場であり、死体を埋めに行った場所。 |
殺人鬼でありながら、生存者と同様のアクションを備えた殺人鬼(たち)。
後述の固有能力の間は、パルクールの如く障害物をポンポン飛び越えて接近してくる様はかなりのプレッシャーを与える。ちなみにこの仕様、トレーラームービーで殺人鬼なのに窓枠越えを軽々としている事でさりげなく伏線は張られていた。ただしこの状態で負傷した相手を攻撃しようとするとペナルティが発生するのでON/OFFを切り替えてのうまい立ち回りが要求される。
メメント・モリは一発サバイバルナイフを突き立てた後、必死に逃げようと足掻く生存者を何度も刺し貫き、トドメに心臓にナイフを突き立てた後、腹まで一気に抉るというもの。「嬲り殺し」という言葉が似合うような遠慮も躊躇も無い痛めつけの末の抉り出しを行うが、これまでの殺人鬼と違い、彼らはかなり生存者に抵抗されており、殺すのに時間をかけている。
それがエンティティに染め上げられた狂気から来るものなのか、殺しに慣れていないティーンエージャーの性なのかは彼ら以外に知る由は無い。
固有能力
愚連の狂乱(Feral Frenzy)
生存者同様板を乗り越えることができるようになる。
上記のパルクールに移動速度の上昇、攻撃速度の加速の他に「生存者に『深手』というデバフを与える」という機能を持つ。
この「深手」、簡単に言うと「ボロタイ」こと「与えられた猶予」が発動している時と同じ状態。負傷状態が維持されるが一定時間の経過でダウンしてしまう。
基本的に殴られて負傷状態になっても、もう一発殴られないとダウンに持って行かれるような事は無いのだが、高速移動してきて一発当ててきた上に制限時間を付けられるなんてたまったものではない。
その代わり、これはアイテムなどが無くても自己回復が可能であり、自己回復すれば「深手」は解除される。
この「愚連の狂乱」の欠点は足跡が見えない事と、能力終了時に「アウアウ!」と言いながら視界が黒くかすみ、苦しむ。この部分はナースのブリンクに似ている。ナースほど視界が悪くはならないのが救い。
固有パーク
不協和音(Discordance)
範囲内で共同修理されている発電機を強調表示する。最初の索敵が楽になるが、共同修理の頻度が減る後半ではあまり役に立たなくなるのが難点。
狂気の根性(Mad Grit)
生存者を担いでいるときに他の生存者に攻撃を命中させると、もがきゲージが数秒間貯まらなくなり、空振っても硬直がなくなる。要するに肉壁対策であるが、その目的であれば「鋼の握力」や「興奮」のほうがよほど役に立つであろう。
アイアンメイデン(Iron Maiden)
ロッカーから出た生存者が30秒間無防備状態(一撃ダウン状態)になり、さらに4秒間姿を可視化できる。さらに、ロッカーを開ける速度が上昇する。
ただし通常生存者は殺人鬼が遠ざかってからロッカーを出るものであり、その状態から慌てて生存者を追いかけても効果時間がすぐに終わってしまう。そもそも、殺人鬼が知りたいのは生存者が今入っているロッカーの情報である。
そのため、このパークはもっぱらハントレスやトリックスターのようにロッカーから武器を補充する殺人鬼の行動高速化として使われている。
ただし「ロッカー教」と呼ばれる、何かあったらロッカーに身を隠すタイプの生存者には刺さる。またカニバルの固有パーク「バーベキュー&チリ」による探知を回避する目的でロッカーに入る生存者もいる為、使いどころがないわけではない…はず。
アドオン
脳みそを揺さぶる彼らの趣味全開な音楽の入ったミックステープ、銃刀法を冒涜するような改造ナイフ、ティーンエージャーのコレクション魂を揺さぶるバッジ、そして殺しをしてしまった件の事件に関するアイテムがアドオンになっている。アドオンのフレーバーテキストからはエンティティによる終わらない殺戮の儀式も「殺人ゲーム」として軽く見ている様子が窺える。
基本的に「愚連の狂乱」時の移動速度やゲージ量の増加といった追加バフを与えるものや、「深手」状態に陥った生存者へのデバフ追加ができるアドオンとなっている。パークとの相乗を考えられたURアドオンなどもあり、とにかく深手リレーが楽しいことになる。
特徴
長所
愚連の狂乱を発動したリージョンに対し生存者ができることはあまりにも少ない。窓枠や板が機能せず、高速で追いかけてくる殺人鬼から逃げろと言われても無理な話である。
「深手」状態にした生存者はダウンしないために治療を強要され、その間他の行動はできなくなる。狂乱攻撃を深手状態でない生存者に命中させると心音範囲内の深手を負っていない生存者の位置が表示されるため、次々と別の生存者を攻撃して負傷と深手をばら撒くこともできる。
以前は攻撃対象を1人に絞る場合、「チェイス切り」という小技を使えば生存者を強制的にダウンさせることができるため、どんなにチェイスがうまい生存者でもリージョンに狙われれば逃げ切ることは不可能だったが、深手状態に「心音範囲外だと制限時間のゲージが減らない」という仕様が追加されたことでこの戦法は使えなくなってしまった。代わりに通常移動の速度が通常殺人鬼と同等に上がり狂乱の持続時間が延び、狂乱中の移動速度・板窓越え速度が下がる・心音範囲も通常殺人鬼と同等に上がると大きく性質が変化し、現在では「最初に見つけた獲物をもとに次の獲物の位置を特定し、芋づる式に順に倒していく」殺人鬼となっている。
短所
「深手」状態は治療しなければ強制ダウン、という恐ろしい効果だが、逆に言えば治療さえすればダウンしない。
狂乱攻撃を既に深手状態の生存者に当てても深手ゲージが減るだけですぐにはダウンに至らず、しかも狂乱状態が強制的に解除されこちらがスタンしてしまう。このため、狂乱状態で同じ生存者を連続攻撃してあっという間にダウンさせる、というバーサーカープレイは不可能である。
前述の深手の仕様変更もあり、基本的に深手を与えることは初撃を助けつつ周囲の生存者の位置を確認するためであり、最終的には能力に頼らない自力のチェイスで追い詰めなくてはならない。
また、板スタンを食らう・空振りすることで狂奔は解除されてしまう。深手中の移動速度の低下もあって板まで間に合ってしまうことも多く、倒されている板に強いものの倒されていない板に弱い。
「死恐怖症」が刺さりそうだが、そもそも死恐怖症の効果がショボいので負傷の回復速度を下げる「ずさんな肉屋」と組み合わせでもしないとあまり影響を与えられない。狂乱により周囲の生存者の位置を把握し、その情報をもとにどう立ち回るかという高い状況判断力が求められる殺人鬼であり、ナースやハントレスとはまた違った難しさを持つ。
余談
集団の悪意
これまで登場した殺人鬼たちは、殺意に目覚める悲劇・欲望・狂気であったり、常人離れした体質・能力・技術を有していたりと、心身いずれか(もしくは両面で)怪物とも呼ぶべき存在であったが、本項で紹介した少年少女たちはそのいずれも持たない、寧ろ未成熟なただの人間にすぎず、彼らにとって最初の大きな過ちとなった清掃員殺害も、フランク個人の一時的な激情という些細なミスが発端でしかなかった。
これには当初、一部ユーザーから「インパクトに欠ける」などの風当たりの強い意見があがることもあったが、実はそれこそが「リージョン(集団)」という殺人鬼の最も恐ろしい点でもある。
はじめジュリーが影響力のあるフランクに共謀という形で焚き付けた小さな火種が、社会への不満を抱えるジョーイやスージーに集団心理・同調圧力という形で燃え広がり、飲酒・暴力・窃盗などの違法行為や軽犯罪といった身近にある薪に次々に延焼を続け、最後は殺人という大きな災害に繋がるという「集団の悪意」を象徴しており、彼らはつるんでいたからこそ、ただの人間から怪物へと変貌したといえる。実際、トレーラームービーで表現されているように、彼ら一人ひとりは本来、生存者であってもおかしくなかったのだ。
そもそもリージョンは、リリースより以前に起こったフロリダの銃乱射事件をはじめとする未成年グループによる事件の数々から着想を得たことが公言されている。
素顔
終始マスク姿の彼らだが、ファンのデータ解析によってメンバー4人の素顔が明かされている。
フランク、ジュリー、ジョーイについては、清掃員を殺め、エンティティという脅威に因われたことで「もう後には引けない」というある種の決意が固まっているのか、オドケたデザインのそれぞれのマスクに反し、強張った表情をしている。
そんな中、唯一スージーは途轍もなく邪悪な微笑を浮かべている。上述通り、元々内向的な性格で、清掃員殺害時にも最後まで拒否していた彼女がこのような表情を浮かべていることについて、躊躇なく清掃員を刺した親友ジュリーに抱いた不信感と(フランクに手引されたとはいえ)自身の一突きで彼の命を奪ったことへの深い絶望感から、心を壊してしまったのではないかとおもわれる。
…上述の「集団の悪意」を考えると、今彼らを殺人鬼として真に動かしているのは、フランクでもジュリーでもなく彼女なのかもしれない。
また、ハロウィンイベントで登場するパチュラの花で変異した姿では、真の意味で「4人で1人」と言えるようなクリーチャー姿のスキンが登場。フランクをベースとし、他の殺人鬼同様体の各所から発光するオレンジ色の液体を垂れ流し、腹部にジョーイとジュリーの、後頭部にスージーの顔が人面疽のように浮かび、彼らの腕がフランクにしがみつくように巻き付いていたりと、おどろおどろしいデザインとなっている。
ジェフとの関係
同DLCで追加された生存者のジェフ・ヨハンセンは、実はリージョンの少年少女たちと同年代である。当時、町のビデオショップで学生アルバイトをしていたジェフは、あるとき彼ら(の内の誰か)からの依頼で上述の廃墟にチーム名ロゴの壁画を描き、50ドル紙幣とビール12本を受け取った過去を持つ。
現在の風貌や経歴から察すると、リージョンは彼よりもはるか以前からエンティティに誘われていたと推察される。実際、リージョンのアドオンのアイテムはどれも(田舎町と踏まえても)現在のティーネイジャーの嗜好品から何世代も前のものが多い。