「どうも、生きる伝説瓜生さん!コモケンこと小森健二です!」
「毛利グループラブなんでこっちにきました!」
CV:大河望
公式サイトでの解説
CODE-EL毛利派の若手構成員。
『愛する人間を裏切るか得させるかで人間の価値が決まる』という思想を持っており、組織の人間としては心が綺麗め。
自称未来の大スターだが、毛利からは最短10年かかると言われているので未熟。
概要
漫画系YouTubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』の登場人物で、その1シリーズである『元裏社会の最強殺し屋・瓜生龍臣』シリーズの主要キャラクターの一人。通称(および自称)「コモケン」。
初登場時はアサシンギルド『CODE-EL』に所属する1年目構成員。
主人公・瓜生龍臣の暗殺者時代の教官・毛利公平と、EL新トップ・銀田栄角の意見対立を発端に勃発した「EL戦争」において毛利の意志に同調し、毛利グループの一員であるジェイクとの縁で毛利派に加勢した。
暗殺者としての実力では毛利から「あと10年かかる」と言われる程全くアテにならないが、自ら情報通を名乗る通り情報集めが得意で、敵方である銀田派に与する翠蘭や鶴城史之舞といった重要戦力、銀田の普段の行動パターンを仲間たちに共有した。以後は敵に見つからぬよう頻繁に転居するヤサへの移動(車の運転)など、雑務で先輩暗殺者たちをサポートした。
戦争終結後の同行は長らく不明であったが、他の毛利派のメンバー同様に毛利の起こした『株式会社モーリー』の社員になっていたことが(かなり後になって)判明。ただし、食品や日用品の販売店を展開する他の面々と違い、裏稼業である暗殺部門での所属に留まっている。後にモーリーと銀田栄山(栄角の実兄)が共通の敵と見定めた『秋月家』出身の国会議員である秋月義一を調査する上でようやく本編で再登場し、秋月邸の周辺住民から(世間話の体で)情報集めを行ったりと、諜報面で活動する上で敢えて表立っての商業に参加していないのかもしれない。
人物
前髪を右に寄せた無造作ヘアにツリ目、着崩した臙脂色ワイシャツと黄ネクタイ、黒いスラックス、その他指輪やピアス、ネックレスなどで着飾った出で立ちで、瓜生から第一印象で「パッと見チャラい男」と評されている。
本人なりに毛利や瓜生、その他先輩たちへの敬意を示してはいるものの、独特の軽い言い回しを孕んだ敬語を用いたりと、その外見に漏れず言動でも大分チャラさがにじみ出ている。そういったイマドキの若者らしい調子の良さが目立つ一方で、銀田の方針に多くの若手が「長いものに巻かれる」姿勢をとっている中、「愛する人間を裏切るか得をさせるかで人間の価値が決まる」という独自の思想の下、利益優先の新方針を掲げる銀田を嫌い、逆に構成員個々の人格を尊重しようという毛利の意見に同調しているなど割としっかりとした己の意志を持っている。
瓜生も、人数での圧倒的不利や極めて高い死の可能性を出会い頭に語るも、物怖じせずに上述の持論で反論する姿から「組織の人間しては心が綺麗め」と人格の面では認めていた。また、その持論も決して美辞麗句として語っているわけではなく、EL戦争では実際に前線にいなくとも命を落としかねない脅威に晒され、自身やカリンを逃がすために芦澤恒彦が犠牲になるなど危機的経験を重ねながらも、ヒヨることなくそのときとるべき行動に即座に対応し、最後まで毛利たちの勝利のために尽力している。
また、登場当初に毛利派に味方した理由を「毛利グループ ラブなんで」と軽口混じりに語っていたが、銀田や鶴城それぞれとの激闘の末勝利を収めた毛利・瓜生・バースに感動し涙を滲ませると共に、各々の命に関わるほどの重傷を前に「この人たちを死なせちゃいけない」と急ぎ闇医者の下へ搬送しており、そのリスペクトも本物であることがうかがえる。
…総じて見ると、本質では極めて純真だが軽い言動で色々と損しているキャラクターかもしれない。
それが災いしてかは不明だが、モーリー編に入ってからは公式どころかリスナーからも長らく触れられることがなく、本項記事も同編から本格登場した町田寅泰、さゆりよりも後にようやく作成されることになった。なお作成時期は町田たちよりもさらに後に登場した他シリーズの反町琥治郎や絢辻雅史らとほぼ同じである。
余談
現在何をしているのか?
EL戦争終戦以降の出番が極端な程に少なく、モーリーの集合写真や会合にも一度も参加していない。
諜報担当であるが故に目立った活躍が無いのでは?という声もあるが、集合写真にさえ写らないのは流石に不自然と言える。
そのため視聴者からは今何をしているのかが気になるという声が一定数上がっている。
10年後に大スターになる為に修行をしているのでは?という考察や最悪任務の途中に死んでしまったのではないかという意見もある一方で、中には不自然な程に出番が少ない為「今後裏切って雑に処理されるのでは?」とか「小森健二はモーリーの歴史からその名を消した。」などとまで言われてしまっている。
どうか彼が生きていて今後動画で活躍してくれることを祈るばかりである。
関連タグ
佐古大和…京極組の舎弟。軽い言動に戦闘力の低さ、情報通な点など似ている点がある。
不来方ひな太…瓜生と面識ある奇食ハンター・鬼頭丈二の従兄弟。『バグアカデミア』で登場が予告された時、コモケンではと言われた。