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概要編集

YouTubeチャンネル、ヒューマンバグ大学にて登場したヤクザ小峠華太シリーズ恒例の狂人兄貴の1人。


火だるまさんが転んだァ! 動いても動かなくても焼死!


人物編集

性格編集

卑劣で狭量な性格であり、敵を葬る為ならば手段を選ばない。上層部ではそのような一面を評価されながらも、下の立場の相手をこき使う、八つ当たりするなど、下からの人望に恵まれなかった為に本部長に選ばれることはなかった。


その事を皮切りに八つ当たりで北岡を痛めつけ、本部長に選ばれた喜多川に陰湿に絡む等、今まで以上に器の狭さを露呈させ、やがて喜多川と空前絶後の不仲に陥り、最終的には救いようのない外道へと落ちてしまった。


戦闘ではチャカやドスではなく火炎瓶での殺戮を好み、もはや狂人の域を通り越して異常者。


喜多川とは親友であったとされているものの、劇中喜多川は友としての情を残し彼の心情を汲んでいたのに対し、南田は喜多川が本部長に選ばれたと聞いた瞬間キレて彼を罵倒する、嫉妬心があったとはいえ情けをかけられて尚敵意のない彼を不意打ちしようとするなどしており、明らかに対応に温度差がある。喜多川や周囲が親友と思っていただけで、南田は以前から内心彼を見下し、あわよくば利用しようとしており、今回の一件でそれが爆発した可能性が指摘されている。


能力編集

火炎瓶を武器とするが、この火炎瓶は油の他にバターや砂糖を混ぜており、炎が体にへばりついていく性質を持つ。その為、この火炎瓶で引火した炎を水で消化すると消えるどころか逆に燃え広がるという凶悪な性質を持つ。しかし消火器によって炎を消すことが出来る。


身体能力や機転の類は一切不明なまま退場したが武器開発の能力はかなり高いことがうかがえる。


活躍編集

ゴロツキだった彼は同期の喜多川と同時に天羽組へ入門する。彼らは順調に出世を続け、共に舎弟を束ねる舎弟頭となった。

喜多川とは親友で良きライバルでもあったが、ある日の抗争で死亡した前任の本部長である戸村の後任として彼ら二人のどちらが後任の本部長になるかで議論になり、喜多川が天羽直々に後任へと任命された。


この日を境に南田の嫉妬は日に日に増幅して喜多川との関係が悪化し、宴席で酒に酔った南田の理不尽極まりない発言を浴びせてしまい喧嘩へと発展。この時は小峠が間に入った事で殺し合いにまでは至らなかったが、以後は2人を会わせること自体が天羽組のタブーになるレベルで空前絶後の不仲となってしまった。


後に南田が天羽組を無断で抜けて新組織を作り、挙句組員に組員相手に強盗殺人を働くという暴挙を働き、天羽組を裏切ったとして組長である天羽桂司に粛清対象にされてしまう。


羅威刃から引き抜いた半グレの構成員を蹴散らした喜多川と小峠の前に不意打ちで火炎瓶を投げ込んで喜多川の右足を炎上させるが、逆に肩を打ち抜かれてしまう。


かつて二人共に天羽に拾われた過去を振り返りながらもツルハシをふるおうとした。

しかし南田は喜多川に命乞いした事で寸前の所でツルハシを止めさせ、苦楽を共にした友を見逃すように背を向けた。

南田も自らの過ちを顧みて喜多川に礼を口にした……かに思われた。


バカがよぉ……。火だるまになって死にさらせぇぇええ!!


これまでの命乞いのセリフは喜多川を油断させて隙を作るための南田の演技であり、喜多川が背を向けた瞬間に火炎瓶を投げ込んで、炎に包んでいた。


喜多川「情けをかけた俺が間違えていた。真の外道に堕ちたお前は……俺が殺る……。


しかし喜多川を絶命するには至らず、そのあまりにも仁義外れな行為をしでかした事で完全に喜多川を怒らせてしまった。


喜多川「裏切り者は地獄へ行けえぇ!!鬼畜があぁあ!

グガアアアアアアアッ!!


南田はこめかみに喜多川のツルハシを食らって絶命し、同時に喜多川も燃え尽きるかのようにその命を終えていた。

嫉妬心をこじらせて外道に堕ちてしまった南田の結末は親友だった男に殺され、その親友も死ぬという余りにも後味の悪いものであった。


天羽組ばかりか羅威刃も敵に回していたため小峠や喜多川が粛清しなくともスコップの稲村城ヶ崎賢志らに始末されていた可能性があったと思われる。


喜多川を差し置いてまさかの再登場を果たした。尚、舎弟である南雲に「南つながり」という理由で火炎瓶を20本を毎日作らせていた事も判明し、後に南雲が半グレ組織にカチコミをする際に火炎瓶を使う事となった。


そして後日、推しのアイドルを引退に追い込んだ半グレ集団への報復に駆り出された南雲は激怒しながら無数の火炎瓶を敵に投げつける。室内でそんなものを受けては素人の集まりなどひとたまりもなく、ほんの一瞬で敵の集団は壊滅、結果的には(間接的ではあるが)死してなおもシマ荒らしの殲滅に貢献したこととなった。

南雲ぉ、毎日火炎瓶20本仕込め

南雲「了解しました・・・

油にバター混ぜるんだぞ。炎が体にへばり付くから


人間関係編集

天羽組の構成員の一人であり、南田にとっては舎弟。だが最終的に、小峠から「下衆」「外道」呼ばわりされ、敬語も敬称も使われなくなり、本気で殺しにかかられた。

尚、2022年7月13日付の動画ではネタバレを防ぐためか「南田の兄貴」と語っていた。


小峠が所属する極道・天羽組の組長。

ゴロツキだった頃に拾われたのだが、喜多川への嫉妬心をこじらせた事で組を裏切る暴挙を働き、最終的に「ウチの人間じゃねえ」と見限られてしまう。


南田の同期であり親友だった男。舎弟や同期に優しく面倒見の良い性格であり、その事が上層部に評価され、天羽からの任命で本部長に任命された。それを境に喜多川に一方的な嫉妬を向けた挙句組抜けする暴挙にでてしまい、喜多川からの最後の情けすらもふいにしてしまい粛清されるという最期を迎えた。


南田の舎弟だった男。「南つながり」という理由で毎日火炎瓶を20本仕込ませていた。舎弟には横暴な態度ばかり取っていた南田には珍しく肩に手を回しながら笑顔で教えている様子を見るに、南田は南雲の事を気に入っていた様ではあるが、南雲は終始無表情だった所を見ると、南雲は南田をあまり慕ってはいなかった様である(徹夜でやらされて意識が朦朧としていた可能性もあるが)。

南田の死後は代名詞である火炎瓶を南雲が受け継ぐ事となった。


喜多川の舎弟。憂さ晴らしで彼に暴力を振るわれていた。


余談編集

作中では悪役、外道としての面が強調されており、喜多川どころか似たような末路を辿った尾崎隆雄と比べても人気はない。


しかし、喜多川と親友であったということや出世した親友との待遇の差が明確にあることが劇中でも語られており、過酷な出世争いの中で彼が天羽組にもたらした利益も確かに存在する(このためか本部長候補に選ぼうとした幹部もいるほど)ことから「何か1つでも違えば別の未来があったかもしれない」とする意見もある。


関連タグ編集

ヒューマンバグ大学 天羽組 狂人兄貴

火炎瓶 卑劣漢


木村達也九節鞭の藤宮 - 共にライバル組織京極組の元構成員。特に木村と南田は上層部に評価された同期の組員に対して嫉妬し、それが原因で組を抜けて同期が粛清したという共通点がある。決定的な違いは喜多川と南田は互いに死亡したが、一条と木村・藤宮はいずれも死亡していないことである。南田は嫉妬で舎弟もしくは喜多川に暴力を振るい最終的に組を無断で抜けたが、木村や藤宮はカタギの人間に暴力を振るい、木村に至っては当時の兄貴分であった現組長の五十嵐幸光西園寺健吾まで噛みついていた(西園寺には直接噛みついていないものの心の中で苛立ちを隠せずにいた)挙げ句に破門となった。一方、藤宮は両足を壊され極道を引退したらしいが定かではない。


鉄刀兄弟 - 戒炎傘下の半グレで元は京極組の構成員。古巣を裏切り最後は古巣の構成員に粛清されたことや根っからの外道だったことなどの共通点がある。

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