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概要編集

ハンバーーグ!

躊躇すんなよ、やるかやられるかだ。

どうもー!招かれざる客でーす!全員今日が命日でーす!

君達は調子に乗りすぎました!だから命乞いをしても無駄でーす!

地獄の底で本職舐めた事を後悔してくださいね…

誰が腕って言った?袈裟斬りだよぉ♡


小峠華太が所属する天羽組の幹部で、「武闘派狂人兄貴」の先駆け。

天羽組きっての武闘派で、敵対組織へのカチコミ及び殲滅を担当していた。


人物編集

容姿編集

グラサンとパンチパーマの髪型が特徴の中年男性で、金色の鎖を首にかけている(余談だが、久我虎徹が所属している京極組5代目組長の日下孝次郎も尾崎と同じく金色の鎖を首にかけていた)。

第一印象はいかにも柄の悪いおっさんといった感じ。

さらに背中には龍と虎が争う柄の和彫りの刺青が入っている


性格編集

世代的に子どもの頃に観たであろう戦争映画の影響なのか、機関銃マニアであり且つ銃の達人。また銃や火器全般にも詳しいのか、小峠に命令してマシンガンの他にライフルショットガン手榴弾を集めさせている場面があった。


普段は多少冷静であるが、マシンガンを持たせると人が変わり、敵対者を容赦無く蜂の巣にする、一度銃を握ると引き金を引くまで離さないなどから「マシンガンの尾崎」の異名を持つ。しかし発砲時に「ハンバーーーーグ!!」などと奇声をあげるため一部の視聴者からは「ハンバーグ尾崎」と呼ぶ者もいる。


組への忠誠心は強く、メンツを守るための報復や犯人捜しには積極的だったほか、組員に対し手助けをする様子も見られ、表面上は仲間思いな面があるようにみえる。

しかし、タガが外れると、誤解の末に独断専行して仲間を撃ち殺したり、絶縁後は容赦なく(どころか嬉々として)元仲間の組員を殺そうとしたりするなど、誰であろうと積極的に手を出す狂暴な本性が剥き出しになる。


能力編集

カチコミではマシンガン(AR-18)を発砲し、最短15秒で制圧する程の戦闘能力を持つ。(しかし初登場時には「久々の機関銃じゃ…血が滾れる」と発言しており、尾崎が武闘派である点から『久しぶりにカチコミに行く』というニュアンスの発言ではないと捉えられるため、普段は別の武器を使用していると思われる。)


また、和中蒼一郎と同じく日本刀の扱いにも長けており、のちに登場した袈裟斬りの吉岡六車謙信青山琉己らも得意とする人体の左肩から右脇腹へと斬り下ろす「袈裟斬り」で人間を両断する事も容易くやってのけるらしい(本編ではやらなかったが、後日上がった総集編では音だけでありながらも行った)。


活躍編集

この回で初登場。そしてこの回は小峠が初めて敵対組織にカチコミを仕掛けた回となっている。

ある時、天羽組の組員が半グレ集団に襲撃され、日本刀で片腕を切られる事態が発生。彼らは素人のチンピラだったが事態を重く見た天羽桂司は集団の粛清を命じ、尾崎と小峠を指名した。


尾崎はまず大量の資金を注ぎ込み、小峠に武器を集めさせた。そして複数のヒットマンが2台の車に分乗するという厳格な体制を整えて敵のアジトに乗り込み、ドアを蹴破って中に押し入った。


中では半グレの幹部がミーティングをやっていたため標的が全員揃っていた。一人が無謀にも武器を持って尾崎に攻めかかるが、尾崎は容赦なくマシンガンを乱射し相手を蜂の巣にした。あまりにも恐ろしい光景に残りのメンバーは命乞いをしたが、「調子に乗りすぎた」とこれを一蹴。たちまち部屋の中は夥しい量の血が流れる地獄絵図と化し、リーダーは「ここの全員、天羽組に加入するから命だけは助けてくれ」と涙ながらに頼み、尾崎の方も(小峠には聞かせていなかったが)襲撃をかけた本当の理由は人材の確保だったため脅しをかけながらも了承した。

なおリーダーはこの動画内では生死不明とされていたが、後日上がった総集編で尾崎に袈裟斬りにされて死んだことが判明している(実際の場面は流れなかったが、音でそれを確認できる)。

カチコミ尾崎の兄貴

全員ミンチになれやぁ!

若いのに可哀想ねぇ!蜂さんおいでー!!

お前の所為で腕をなくした組員がいるんだよ。落とし前つけさせてもらうぜ…

ハンバーーーグ!!


ミッションのリーダーとなった野田一の指示でチンピラに襲撃されて命を落とした江藤の敵討ちに動員される(作中の時間軸で4年前)。小林幸真坂元らと共に足を棒にして犯人を探した結果、犯人の面が割れることに繋がり騒動の解決に貢献した。


敵に襲われて大怪我を負いリハビリ中の小林に手を貸す場面が流れた(この時、小峠と冨樫宗司の会話で天羽がアフリカ系ギャングに襲撃されたことを聞いていたが、その後のカチコミに協力することはなかった)。



堕ちた狙撃者が迎えた末路編集


ある時、天羽組の敵対組織である河内組(現獅子王組)との土地を巡る利権で撃たれ重症を負ってしまう(ちなみに実行犯は組の命令を無視した跳ねっ返りの構成員であり、河内組によって死を以てケジメを取られた)。尾崎はそんな中で祖父江が河内組と自分の了承なしに示談を結んだことに激怒。祖父江が出世の為に河内組と組んで自分を利用したと思い込んだ上に、彼に心酔していた直属の子分に煽られたことから、祖父江をマシンガンで射殺してしまい、さらに偶然その場を通りかかった一般人の女性まで死亡する事態となった。この尾崎の行為は、本来なら死罪に値するものであったが、(上記の通り祖父江が尾崎の相談もなしに動いた事も凶行の遠因になった事もあってか)組長は組創設以来の幹部である尾崎に最後の情けをかけ、彼を殺さない代わりに絶縁処分(極道界からの永久追放)を言い渡した。


尾崎はその後、極道の世界から爪弾きにされた上に警察からも追われる身の上となり、あてもない放浪生活に心が荒み切ったのか、あろうことか半グレ集団「ビーハイブ」に所属して天羽組のシマを荒らすようになる。制裁を加えに来た後述の野田と小峠に遭遇するが、温情をかけてもらったにもかかわらず組長を侮辱するなど、もはや恥も任侠も捨て去った外道と化してしまった。

かつての兄貴分の成れの果てを見せられて激昂した小峠と決闘する事となり、小峠をマシンガンで射殺しようするが、『相手を簡単に殺さず苦しめるためにわざと足元から上に撃つ』という性格を知っていた小峠にジャンプされて回避され、次の瞬間に小峠の放った拳銃の銃弾が頭に命中して即死した。享年39歳。

だが、小峠はかつての先輩である尾崎を手にかけた事で、心に暗い影を落としてしまったのであった。

ウガァァアア!!腹から寿司でるやろがァ!

祖父江ェェ…テメェやってくれたなァァ…

ドス黒く淀んだァ…横須賀の海にィ…

ブンブンブーン!!鉛が飛ぶゥゥ!!

ジジイが絶縁なんてしやがるから、あれから大変だったんだわ

昔の仲間をミンチにできるなんて、最高じゃねぇかァ! ハンバァァァグ!!


そして彼の死から半年近く経過した状況整理の動画にて「ヨーイドンでマシンガンを打ち最短15秒で敵を制圧した」逸話が公開される。またなぜ尾崎が殺されたかの理由が明らかになり、尾崎はあまりに狂人すぎて若者のキャパを越える(つまり良い子には見せられない)ということでこのような展開になってしまったらしい(事実尾崎がメインの動画は全部18禁になっている)。

つまるところ、天羽組内では18歳未満の若い組員に彼の存在を語ることすらなくなってしまい、尾崎はヒューマンバグ大学の世界から完全に退場させられる形となってしまった。

まあ昔のよしみだ、楽に殺してやる。


考察編集

組長の温情で殺されず絶縁処分で済まされた事に感謝はしたものの、彼が絶縁処分を受けた事実は正式な文書により全国の極道の組織に通達されたため、彼は天羽組のみならず極道の世界全体から実質追放されることとなった。かといって警察からも追われる身となった以上は陽の当たる表社会にはもはや出られず、結局は裏社会に戻って反グレ集団に入るしか選択肢は無くなってしまった。そして天羽組のシマである空龍街を荒らしていた事を小峠に語る尾崎の眼には慚愧が篭っており、いつか対立する日が来る事を覚悟していたと思われる。


尾崎と似たような末路を辿った人物として尾崎死後に登場した獅子王組の半田民生や元京極組で戒炎傘下の鉄刀兄弟などがいる。いまだに唾棄され続けている半田や鉄刀と比べても異例なほど尾崎の人気は公式が想像していた以上に高く、動画のコメント欄にはこのような形で尾崎を殺した事を非難するコメントがあり、現在でも同じく死亡した天羽組構成員の南田八隅北岡隆太工藤清志阿久津敏朗南雲梗平のようにたとえ回想の形でも構わないから尾崎の再登場を望む意見も少なくない。


また、一部の視聴者からは、尾崎の絶縁と死亡を取り消して最初から無かったことにしてもらいたいとして、上記の動画の削除を求める意見さえ上がっていた。

しかし、先述の通り公式チャンネルの総集編において、尾崎の裏切りと死に関するエピソードが改めて語られていた為、残念ながら公式側としては削除の意向は無い事が窺える。


その他、尾崎が発言した「地獄の底で本職ナメたことを後悔してくださいね…」というセリフが、まさか言われる側になったことに悲しむ声も上がっていた。


2024年1月13日の動画で尾崎に取っては後輩に当たるであろう矢部光晴が初登場したが、その容姿に尾崎を思い出したリスナーもいた。


人間関係編集

天羽組の構成員の一人であり、尾崎にとっては舎弟にあたる。基本的に尾崎は小峠を信頼しており、カチコミの協力や武器の調達を行わせていた。また、彼に対して「(カチコミでは)目に映ったやつは躊躇なく全員殺れ」という助言を与えた。

その後、尾崎が河内組との一件で絶縁され、半グレに成り下がった後にカチコミに来た小峠と出会った際には、小峠からは驚かれていた。しかし、彼の前でシマ荒らしや元組長・天羽の侮辱を行った事で完全に唾棄され、最終的には手の内を読まれた上で「死ね…裏切りもんが」という台詞と共に脳天に銃弾を撃ち込まれて射殺される事となった(それでも、小峠は嘗ての兄貴分であった尾崎を手に掛けた事には少し遣る瀬無さを覚えていた)。


小峠が所属する極道・天羽組の組長。尾崎も当然のことながら彼には忠実であり、彼の指示の下でカチコミ等の任務を日々こなしていた。

しかし、敵対組織である河内組との土地の利権の奪い合いの際に、尾崎が前述の勘違いから祖父江を殺してしまった事で、天羽は彼を絶縁処分とした(小峠によれば、本来ならば仲間殺しとして命を取られても可笑しくなかった様だが、天羽組設立当初から支えてきた構成員で有った事と、祖父江が尾崎の確認なしに河内組との一件を示談へと持ち込んだ事から温情を掛けられたとの事)。

絶縁後の尾崎は、行く宛のない浮浪生活で心が荒み、半グレ集団「ビーハイブ」の一員となった後には、天羽の事を「ジジイ」と侮辱していた。


  • 田頭

先代の組長で、尾崎は田頭組時代から極道の一員だったことが判明している。やがて田頭が覆面の半グレ集団に暗殺されると、他の組員ともども天羽組に移籍した。


天羽組に所属する武闘派兄貴の一人。野田の同僚である江藤が殺害された際に、野田の指示の下で尾崎や他の構成員と共に犯人捜索を行っていた。また、小林がカチコミで半グレに肝臓を刺された後、治りかけで松葉杖をついていた際には、彼に肩を貸しながら談笑していた。


天羽組に所属する武闘派兄貴の一人であり幹部構成員。野田の同僚である江藤が殺害された際には、尾崎も彼の指示の下で犯人捜索を行っていた。

その後、尾崎の絶縁後に彼と再会した際には、半グレ集団「ビーハイブ」のメンバーと成り下がった様子に驚いた様子を見せていたものの、尾崎に温情を掛けた天羽を「ジジイ」と侮辱していた事から、彼への殺意を滾らせ殺そうとしていた。


天羽組に所属する武闘派兄貴の一人。野田の同僚である江藤が殺害された際に、野田の指示の下で尾崎や他の構成員と共に犯人捜索を行っていた。


天羽組上層部の構成員の一人。河内組との土地の利権の奪い合いで尾崎が撃たれた際に、組の未来の為に抗争を避ける形で河内組との話を纏め、土地の利権を手に入れた。

撃たれた尾崎の事については、話の段階では頭に血が昇っていると見越し、利権の一件は伝えずに後で大金を渡す形で納得して貰おうとしていた。しかし、肝心の尾崎は直属の子分にこの件をリークされた事で、(子分の煽りも有って)祖父江が出世の為に河内組と手を組んでいると勘違いし、彼をマシンガンで射殺してしまう。

この一件により、尾崎は天羽組を絶縁処分とされる事となった。


天羽組の下っ端の一人。尾崎が死んだ後に天羽組に入門したため直接の面識は無いが何故尾崎の動画が18禁になっていたのかの理由を伝えていたのと開始15秒で敵を制圧した逸話を語っていたが、飯豊にも「裏切り者」と呼ばれており、「そんな奴は死にましたけどね」と言われていた辺りから彼の絶縁後には他の組員からも唾棄されていたと思われる。


余談編集

後に京極組の天才・久我虎徹に登場した田代も、暴対法による影響により極道で食っていけないとして「除籍」という形で京極組から脱退したが、今までの悪事を働いた事からカタギ連中から爪弾きにされてしまう。かといって「除籍」した事で「絶縁」と同じく極道からの永久追放となってしまったため、結局は裏社会に戻って羅威刃入りして古巣の敵になるしかなかった。そして彼もまた、尾崎と同じように組と敵対した代償を味わう事となった。


また他の元天羽組構成員である村田聡一らがかけられた処分である「破門」も同じく極道からの追放処分だが、破門は絶縁とは違って罪を償えば組への復帰の可能性がある。ただし、これまでに天羽組から破門にされて組に復帰できた者はいない。


尾崎隆雄のデザインを務めたデザイナーは、ヒューマンバグ大学の作画担当且つPixivユーザーで有る、てる助氏である。氏は自身がデザインを務めた同キャラに対して愛着を示しており、尾崎が退場した事を惜しむイラストを投稿している(下記参照)。

尾崎の兄貴


奇しくも拷問ソムリエの助手である流川隆雄と悪徳刑事の青林隆雄と同名。


関連タグ編集

ヒューマンバグ大学 天羽組 狂人兄貴

ヤクザ 狂人 マシンガン ハンバーグ

グロ注意 みんなのトラウマ - ヒューマンバグ大学での動画の場合、普段は血表現などを黒塗りにしていることが多いが、尾崎が主役の回は得意とする武器の特性からか流血描写が露骨で量も明らかに他の動画より多く、上記の通り視聴制限がかけられる事も。特に尾崎が祖父江を文字通りに蜂の巣にするシーンは「一番怖かった場面」「(他の場面や展開の陰鬱さも含めて)一番のトラウマ回」と評されていた(公式も流石にきつすぎたと思ったか、総集編でこの場面が再現された時には流血描写は削除された。しかし弾痕はしっかり残っている)。彼が退場する理由も、ある意味妥当なのだろうか。

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