掴んだ…… さあ宙を舞え……
CV:西村隆主氏
公式サイトでの解説
CODE-EL所属で合気道に精通する殺し屋。
合気道に加え 更なる力を求めた結果
自らの左腕を改造し、義手刀にするに至った。
卑怯な戦闘スタイルでバースと対決するも胴体を両断され死亡。
概要
ヒューマンバグ大学に登場するキャラクターで、アサシンギルド "CODE-EL" に所属するトップランカーの殺し屋。毛利グループとは別のグループの出身である模様。
「最悪のアサシン」「鷹の爪」と称される合気道の達人。
人物
基本情報
異名 | 鷹の爪 |
---|---|
殺し屋ランク | トップランク |
メインウェポン | 苦無、刀になった左手(+合気道) |
経歴 | CODE-EL銀田派 → EL戦争 |
容姿
短い金髪に手首まで掘られたタトゥーが特徴。チンピラを思わせる青の服装をしている。
性格
古風な話し方をする人物。
弱い敵では腕が鈍るとして強いターゲットを組織に要求するなど、強者との戦いを好む戦闘狂気質。武を高めるために組織に加入するなど、向上心が強い。また殺し屋ピンク相手に死龍は譲らないと語るなど対抗意識も強い。
能力
組織内ではトップクラスのアサシンで、上述の通り合気道の達人なのに加え、古流武術に精通している。瓜生曰く「最悪のアサシン」。
右腕は驚異的な合気道で敵の攻撃をいなし、左腕は義手の中に隠し刀を装備した初見殺しそのものな戦闘スタイルを取る。当然その合気道には本来項目に無いはずの追撃も含まれている。(倒れ込んだ敵の首に向けて強力な蹴りをする又は苦無を刺す等)。
素の身体能力も勿論高いが自分の策に自信過剰になり相手の策への警戒が薄いという弱点がある。
使用した武器、道具、技術
本編登場前に唯一判明していた薬師丸の戦闘方法。右手で攻撃をいなして転倒させる。
投擲武器。銃は使わない。
- 刀になった左手
初見殺しのために刀にした左手。自ら切り落としたのか切り落とされた手の代用なのかは不明。
- 口から針
口内のどこに仕込んでいたのか不明な針。CODE-ELの戦闘カリキュラムには口から物を発射するものがある可能性がより高まった。
- 音付き煙幕
本来は視覚を奪い逃走もしくは敵の背後を取るための武装。薬師丸はこれに加え騒音を出し聴覚も奪う特注品を使う。
活躍
- 2023年1月15日の動画(佐古大和、失禁の花沢)
名前とビジュアルが公開。詳細は不明だが合気道の達人であることが判明。
- 1月18日の動画(瓜生龍臣)
終盤で遂に初登場。翠蘭らの襲撃を掻い潜り病院に直行した瓜生達をバイクで追いかけていた。どうやら瓜生が狙いの模様。
- 1月27日の動画(瓜生龍臣)
前回に引き続き、瓜生達を追いかけていたが、瓜生からの連絡により駆けつけたジェイクと交戦することになる。得意の合気道を混ぜた殺人武術でジェイクを苦しめたが、投げるタイミングを掴まれたジェイクからナイフで逆転を図られる。その中で反撃しつつ、左腕が日本刀を挿した義手であることを明かす。
その後ジェイクによる感電攻撃や前蹴りによって窮地に陥るも、ピンクの乱入により難を逃れる。再びジェイクを追い詰めるも、自爆特攻のフェイクを行った彼に逃げられた。
「私が振るうのは殺法たる武術だ 一緒にするな」
「私は戦闘に勝つため…左腕を刃に変えた。気づけなかったな、ジェイク」
「これを見たからには死んでもらうぞ…ジェイク!」
銀田派 非道な武闘家 VS 毛利派 最強の剣豪 痛恨の意趣返し
- 4月5日の動画(瓜生龍臣)
ジェイクを喪った怒りに燃える瓜生とバースの陽動に、無数の雑魚と共に襲撃を仕掛ける。古流武術を混ぜた合気道や義手刀・苦無に加え、口に仕込んだ釘打ちや特殊煙幕等のあらゆる手でバースを襲う。
しかし、バースには完璧に防がれ、最終手段の音付き煙幕で背後を取ろうとするがここでバースと言い合いになる。薬師丸はバースに卑怯と糾弾された策をフルに使い逆転しようとするが策の意趣返しと言わんばかりにジェイクの形見のダイナマイトで煙幕を残らず吹き飛ばされ位置を特定されてしまう。最終的にはブチギレたバースの閃光のような斬撃で胴を分断されてしまう。これを受けた薬師丸はバースを誰が殺せるというのだと思った。
致命傷を負った薬師丸は小手先の策に走り続けた自分の愚かさを嘆き、バースを称賛しながらその命を散らした。
初見殺しに特化した薬師丸だったが、初見殺し耐性が高過ぎるバースとの相性は最悪だったが故の敗北だったと言える。
「そら宙を舞うがいい!くたばった負け犬のようにな!」
「さあ斬り合おうかバース!私は勝利のために体を改造したのだ!」
「卑怯など笑止千万·····策とは経験・思考・そして技術を尽くして練るモノ。貴様も武芸者の端くれなら相手の手管を褒めんか、阿呆」
「ここでダイナマイトとは見事な手管だった·····阿呆は私の方だったわ、見事だ」
余談
翠蘭や鵺及びピンク等作中屈指の強者達が退場、銀田グループを離れるなどする中、薬師丸は現役最強の鶴城史之舞の次に長く生き延び、「銀田派No.2」「酷使丸」などの評価を受けている。
また不安視されていた2回目の戦闘であっさり退場したことにより「即死丸」等の蔑称も受けてしまい、ネタキャラ寄りの扱いをされる事がある。
30代半ば又はそれ以上と思われる瓜生と同期の殺し屋ジェイクから「オッサン」と言われていたため、年齢は40代以降と思われる。