概要
「弱い犬ほどよく吠える」とは、ことわざの一つである。
実力が無い人ほど、むやみやたらと怒ったり威嚇したりすること。
(本当に強い者は強いと周囲に知れ渡っており、且ついつでも相手を倒せるため、自分が強いと一々示す必要がないから。)
対義語である「実力のあるものほど慎ましく謙虚である、またはそうあるべき」という例のことわざとしては実るほど頭を垂れる稲穂かなや能ある鷹は爪を隠すなどがある。
また、「弱者だからといって侮ってはいけない」例のことわざとしては窮鼠猫を噛むなどがある。
関連タグ
かませ犬:創作作品では悪役、敵役が『弱い犬ほど……』とセットで兼ね備えている場合もある。本来は闘犬用語であり、若い闘犬に自信をつけさせるために噛ませる犬のことである。引退した老犬や選別をパスしなかった犬が若い闘犬を育てるために働く経済動物としての立派な仕事であり、「弱い犬」の例えに使うのは失礼であるという意見もある。
番犬:強くなくても吠えることで威嚇して去らせたり周囲に危険を知らせたりすることができるので務まることができる。
ザナーク・アバロニク…彼の代表的なセリフに「弱い犬ほどよく吠える。だが、俺は強いがよく吠える。最強になった俺様は吠えて吠えて吠えまくるぜぇ!!」というのがある。