概要
「一人で襲撃かけようとは随分と肝が座っているな」
ヒューマンバグ大学の「華の天羽組」に登場する中堅半グレ集団「炉鬼」の首魁。和中曰く「裏社会で何十年も恐れられた人斬り」で、相対した小峠も一目で「殺戮者」と見抜く程の濃密な殺気を纏っている。
人物
容姿
長髪を後ろに結んだ髪型、右目に刀疵のある中年の男。服装はスーツの上に半纏を纏っている。
性格
仁義もへったくれも無い半グレ集団の首魁では珍しく、まるで戦国時代の侍めいて戦士としての礼節を弁え、最期は小峠の奇策を「見事」と称賛し、潔く頭を突き出す事で自らの敗北を認めた。
能力
恐らくは和中にも匹敵するであろう恐るべき剣腕の持ち主で、凄まじい速度で銃の間合いから剣の間合いまで詰める事が可能な身体能力、小峠が剣術に関しては素人であるが多彩な剣技を見慣れていると見抜き、更には其処から仲間に剣豪が居ると見抜く凄まじい観察眼など、その戦闘能力は桁外れ。「銃は剣より強し」という言葉があるが、それは剣より銃の方が間合い(射程距離)があるだけの話であり、達人であれば銃口(点)にさえ入らなければどうという事ではない話であり、彼が如何に修羅場を潜ってきたのかが窺える。
活躍
上述の実力で小峠を追い詰め、右腕を斬り落としたが、右腕を囮にした小峠の肉を切らせて骨を断つ戦法に敗北し、射殺された。
尚、右腕などの接合手術は切断面の細胞の損傷に左右されるものだが、雛形が達人故に綺麗な切断面だったため後遺症を残す事無く手術は成功した(それでも闇医者への到着が30分遅れたら失血死する所だったらしい)。そういった点でも雛形に腕を切断されたのは皮肉ながらも運が良かったと言えるであろう。
関連タグ
城ヶ崎賢志、我妻京也、香坂慎太郎:雛形と同じくバグ大の半グレの首魁。ただし彼らは大規模組織を率いている。
袈裟斬りの吉岡、小湊圭一、遊馬大介、榊原周、辰巳春希、ミスト、和泉錦之助:雛形と同じく剣豪の悪役。
和中蒼一郎、六車謙信、綾小路乃武、柳楽和光、犬亥鳳太郎、馬渕春斗、日本刀のバース:バグ大による味方サイドの剣豪。ただし綾小路・犬亥・馬渕は元は悪役サイドである。六車とはイケオジという共通点もあるが六車と犬亥は35歳であり和中より年下の可能性がある。