概要
じゃんけんを絡めた御座敷遊びの一種。
一対一の反射神経勝負のゲームとなっている。
- 用意するもの
叩く棒
ピコピコハンマーやハリセン、丸めた新聞等々の叩く用途のであり怪我しないものが好ましい。
被るもの
頭を守れるものであればヘルメットやバケツ、ザルや鍋の蓋といった日常品でも代用可。
座布団
必須ではないが、お座敷遊び的性格から、床の上に座布団を敷いて座ることが多い。
- ゲームの流れ
- 対戦相手同士、50〜100センチ程距離を置いて向かい合い、 間に叩く棒と被るものを置きます。
- 『たたいてかぶってじゃんけんぽん』の掛け声と共にジャンケンで勝負します。
- (じゃんけんの勝者を攻撃側、敗者を防御側とする)攻撃側は棒で防御側の頭を叩きます。防御側は被るもので頭を守ります。(この場合、素手で攻撃したり被るものを取るのは無効。防御側が攻撃したら反則負け)。
- 相手の頭を叩けた側のプレイヤーが勝利。防御側が防御成功したら再びジャンケンを行い攻撃側、敗者を防御側を決めなおして繰り返します。
発祥
この遊びを考案したのは六代目・桂文枝とされており、桂三枝だった頃にテレビ番組『ヤングおー!おー!』の1コーナーとして考案したと言われている。この遊びは多くの別名で知られており、そのいずれかは元々、番組の遊びの原形であった可能性もある。
派生
任天堂のゲーム&ウォッチシリーズの「ジャッジ」がこれに似ている。
片手にもつプラカードの数字がランダム表示され、数が大きい方は相手を攻撃できる権利を有し、数が小さい方は避ける権利を持つ。ただし、うっかり数字が小さい方が大きい方を叩くとアウト。