概要
本来は「仏の道を極める為ならばあえて自らの生命も顧みず、その態度や心構えを貫く」という意味の仏教用語。訓読みでは「身命を惜(お)しまず」と読む。
現在では仏教にとどまらず、「自身の立てた目標や目的を達成するため、命や体を惜しまず全力で事に当たる」という意味に変化していった。
「不惜」は「(苦痛や苦行を)躊躇わない」、「身命」は「心と体」の意。
同義語・対義語
同義語:捨て身
対義語:可惜身命
関連タグ
貴乃花光司:第65代横綱に昇進した際、伝達式で「今後も不撓不屈の精神で、力士として不惜身命を貫く所存でございます」と口上を述べている。