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羽柴と如月

はしばときさらぎ

ヒューマンバグ大学の伊集院茂雄シリーズに登場した喧嘩チーム「愛天雄」のトップ2人。
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如月 「とはいえ、せっかくバケモンと一戦やれるんだ…

羽柴 「俺ら若いし、いっちょ腕試し、いきますか!


公式サイトでの解説編集

羽柴和成編集

「正義の殴り屋 愛天雄」のリーダー。

拷問ソムリエ伊集院や瓜生龍臣に敵わないとわかっていながら喧嘩を仕掛ける向上心の持ち主。

正義感が強くピュアな心の持ち主で悪事を見逃せない。

如月編集

「正義の殴り屋 愛天雄」のリーダー。

羽柴和成と同様にピュアで向上心が高い。

格闘技 サバットを使い、足技を得意としている。


概要編集

半グレと思われていた喧嘩屋の集団「愛天雄(メテオ)」のトップ。2人ともかなりの戦闘力を誇るらしく、羽柴は何かしらの格闘技で如月はサバットによるキック攻撃が得意な模様。羽柴のみ「和成(かずなり)」という名前が判明している。


人物編集

容姿編集

長髪で髪を結っている羽柴と、銀髪でアイメイクをしている如月の2人組。若手の半グレゆえか、一見チャラそうにも見えるが、その一方で仕草からはどこか大人びた印象も受ける。


なお、羽柴と如月は2人セットで登場したため、どっちがどっちなのかは不明だったが茶髪の男が羽柴で銀髪の男が如月であることが判明


性格編集

2人とも基本的にはフランクなチャラ男だが、自分たちに護衛を依頼してきた辰巳頼子のことを内心では「下衆」と評価していたことからもわかるように、ヒューマンバグ大学に登場する半グレにしては珍しくある程度以上の道理をわきまえている(実際のところ半グレではなく正義の殴り屋だったが)。

基本的に彼らは2人組で行動しているものの、卑怯な手段を使うのを好まない性格ゆえか強敵との戦闘は必ずタイマンに持ち込み、もう一人は戦闘が終了するまで一切手出ししないスタンスを貫いている(ただし、間髪入れずに選手交代することはあるが)。


また、伊集院茂夫を前にした際には、敵わないとわかっていながらも腕試しと称してわざわざ素手のケンカを仕掛け、返り討ちに遭っても「いい勉強になった…」と言い残し、素直に降参していることから、彼らの向上心の高さが窺える。この、強くなるためならたとえ確定で負けるような状況であっても敢えて強者に挑むという態度は瓜生龍臣を前にしても同様であり、彼らの根性を感じ取った瓜生は「将来有望な奴らだな」と高く評価している。


なお、2022年2月8日の総集編で解説を担当した天羽組北岡隆太は、彼らが伊集院にケンカを仕掛けたという情報を受けて「逆に彼らの精神性と胆力に恐怖した」とコメントしている。

更に2人ともかなり仲間想いな性格であり、たとえ下っ端であっても倒されたらちゃんと報復しに行くタイプである(これは愛天雄自体が武闘派30人という小規模な半グレ組織だからこそできることであり、規模の大きい極道組織には真似できない芸当である)。


ちなみに羽柴には姉がいる。その姉は探偵事務所の所長であり、羽柴も頭が上がらない。彼女も正義感を持つ女性であり、羽柴がこの正義感を持つ理由は家族のDNAであろう。


能力編集

伊集院に対して素手のケンカを仕掛けるもボロ負けしたため、一見すればザコにも見えるかもしれないが、これはあくまで伊集院が強すぎるがゆえにそう見えるだけであり、実はかなりの戦闘力を誇る。実際、2022年1月19日の動画では、如月(=銀髪の男)の突きに関しては「閃光のような拳」、羽柴(=茶髪の男)のタックルに関しては「スピード素晴らしい」と、2人とも戦闘力に関して伊集院からそれなりに高い評価を受けていることからも、そこいらのザコとは一線を画する強さを誇っていることが窺える(その後に公開された動画では2人だけで愚連隊一つを壊滅させており、伊集院も予想以上の実力だと感心していた)。


羽柴は体格に恵まれ紅林にも匹敵する程のパワーの持ち主であり、拳による打撃やタックルによる組技などの体格を生かした戦いを得意にしている。如月は羽柴と比べて体格では劣るものの、蹴り技を中心に身軽さを生かしたアクロバティックな戦いを得意としており、体重が軽い為に蹴りの威力が低いのが難点だが、爪先に鉄を仕込んだ靴で相手の急所を貫くサバットの蹴り技を使う事で攻撃力を補っている。


また、少なくとも羽柴は格闘技経験があるようであり、前述したように彼のタックルは、スピードに関しては伊集院からも高く評価されている(もっとも、彼はほとんどの格闘技では反則技である頭突きを食らって倒されてしまうが…)。


加えて如月は、伊集院のカウンターに対して「タイミング完璧…」と評価していることから、相手の能力を正確に評価できるだけの観察力も持ち合わせていることが窺える。おそらく向上心が高い性格ゆえに、日ごろのケンカからも戦闘のコツのようなものを学び取ろうとしており、習慣的にそうしているうちに自然と観察力が磨かれたのではないかと考えられる。


羽柴のパンチは瓜生や三門一郎太に「人を殺せるレベル」と高く評価されている。ちなみにバグ大最強クラスである伊集院・瓜生・三門の三人と邂逅し有望扱いされたシリーズの脇役は現状羽柴だけである。なお羽柴と如月が瓜生と衝突した回では、羽柴のみが瓜生と対決することになったがあっさり負けた。如月はサバットという格闘技の経験があるらしく、そこそこの実力を誇る愚連隊のボス程度であれば余裕で撃破できるというようにかなり鍛えている模様。

本来はそこらの半グレや極道と比べても頭一つ抜けている存在だったが、バグ大ワールドの登場人物の戦闘力があまりにインフレ化したこと、紅林シリーズが2023年6月末を最後に更新休止していること、殺しをしないこともあり現在では強豪とまでは言い難い立ち位置にいる。視聴者からは紅林同様再登場を望む声もあるが今後登場するかは不明。


活躍編集

伊集院茂夫シリーズにて、高齢者をターゲットとした詐欺師の辰巳頼子に金で雇われた警護役兼遊び相手として登場。プライベートを満喫していた辰巳と談笑していた際に突如彼女の背後に出現した人物(=伊集院)を見て、最初は「どこから湧いたんですか、この無謀なバカは」と余裕そうなそぶりを見せたものの、その人物の正体が伊集院であることを理解した途端、手のひらを返すように「(辰巳のような)下衆は無視すべきだった」と彼女と関わったことを後悔し、少しの間慌てふためく。しかしその直後、バケモノ級の強さを誇る伊集院を前にして、せっかくならと「腕試し」と称して素手でのケンカを仕掛ける。だが、大方の視聴者の予想通り、二人とも伊返り討ちに遭い、最後には「いい勉強になった…」と言い残してその場を立ち去った。


羽柴と如月が城ヶ崎賢志久我虎徹近藤新平太西園寺健吾一条康明殺し屋ジェイクと共に天羽組に取って脅威に思われている人物の一人として紹介された。彼らは天羽組の武闘派兄貴からもマークされており、羅威刃河内組京極組のようにいずれ本格的に対立するのではと見られていた。


貴凛町を守る元最強殺し屋のメロンパンマンがどうやら愛天雄の構成員を倒したらしく戦闘になったと予告された動画の本編が公開された。


暴れていた下っ端を瓜生に制圧されたため報復のためにうりゅうのメロンパンにカチコミをかける。しかし瓜生のオーラから実力差を読み取り喧嘩をするかどうか相談。羽柴が瓜生とタイマンすることとなる(如月は痛い思いをしたくなかったので見学)。


瓜生に挨拶してから人を殺せるレベルのパンチを放つがかわされて柔道の投げ技を喰らい敗北。「貴凛町でもう暴れんなよ」と瓜生から忠告されて喧嘩は終わった。


…その後、どういうわけかまた伊集院と遭遇してしまったらしい。どうやらビビりすぎて滑舌が完全に死んだらしい。


知り合いのキャバクラで暴力沙汰を起こした愚連隊にカチコミをしようとしたが今度は伊集院とターゲット被りで鉢合わせる。伊集院の圧に失禁しながらも愚連隊へのカチコミに同伴することになり凄まじい格闘能力を見せつけ伊集院も一定の評価をする程であり流川も気を引きしめることとなった。ボスの武城はジャンケンの結果如月がサバットで捕獲した。

前回罪人の護衛をしたのは何故かと言う伊集院の問いには羽柴は「地元が近くて守ってくれたら金くれるって言ってたんで」、如月は「見捨てるのも寝覚め悪い」と返答した。


紅林をスカウトしようと後をつけている一方でお世話になった駄菓子屋の婆ちゃんが外道病院に騙されたことにキレており偶然ターゲットが被った紅林に羽柴はママチャリで追い着き共に外道病院が取り立てに使っている半グレの構成員を制圧。如月は遅れてやってきて半グレに尋問をして外道なシノギの詳細を把握して3人でカチコミをかけることとなった。

紅林は護衛に苦戦する中音もなく院長に近付いた如月はタコ煎餅の恨みを込めたキックで院長を、羽柴は半グレのボスの後頭部をいちご飴の恨みを込めたパンチで成敗する。護衛を投げ飛ばし制圧した後に2人は土下座までして紅林を勧誘、とりあえずヤサに顔を出してもらうことにはなった。


余談であるが、この回以降の如月の声優はヤシロこーいち氏から、京極組鷹橋修也河内組(のち獅子王組)の半田民生羅威刃秋元詩郎を担当する遠山春氏に変更された。


羽柴と如月は紅林をアジトに招待し勧誘するが自称紅林のマネージャーの西条の嘘を信じきって西条ごと紅林を愛天雄を勧誘。羽柴は紅林とウマがあったらしく飲みに同伴することがありその中で美和というグラビアアイドルが大きな仕事を掴んだという話を聞く。

しかしその大きな仕事というのは罠で「魂猿」という半グレが芸能事務所ごと美和を脅迫、強姦するさまをカメラに収めてアダルトビデオを作るというシノギであった。当然ブチギレた紅林と羽柴は魂猿のアジトにカチコミをしかけたまたま共闘した香鈴も含めた3人で魂猿を壊滅、魂猿のリーダーはブチギレた羽柴が女を騙した舌を出させた状態でアッパーカットをぶちかまして舌を切断するという制裁を行った。


紅林を捕まえて3人で遊んでいたところ案の定下衆と遭遇。電車に轢かれそうになった子供を如月が救出し子供に電車に轢かれるように指示した下衆2名を破壊した。

その後紅林と一緒にいた如月の元に真由という如月を慕う家出少女が助けを求めに来る。真由は「慈愛の会」というカルト宗教信者の娘である宗教二世で両親は真由に金を出さないどころか真由を教祖(変態)に差し出すことまで考える下衆であり紅林と如月は保護しようともしたが下手をすれば冤罪で誘拐犯となってしまうため様子見しか出来なかった。ところが真由と別れた後に真由が信者に真由が拉致され慌てた如月は愛天雄所属ハッカーのレムに情報収集を依頼した。レムはすぐに「慈愛の会が若い子を攫ったら強姦する」という情報を掴みキレた紅林と如月はたまたまその場を通った有能なタクシー運転手が運転するタクシーを捕まえ慈愛の会総本部にカチコミを仕掛ける。

道中2人は天羽組伝説の極道でお馴染み工藤清志と遭遇、覚悟を認められ3人でカチコミを仕掛けることになるが誘拐犯から先制攻撃を受ける。片方は延髄丸出しのタックルをしかけてきたため紅林が延髄を破壊しもう片方は大振りな攻撃を回避した如月に蹴り壊された。その後まさに真由を強姦しようとした教祖を工藤が木刀で攻撃してゲロを撒き散らさせた後、怒りが収まらない如月により教祖は顔面崩壊した。慈愛の会壊滅の後サツが紅林と如月を逮捕しようとしたが真由と運転手の説得により事なきを得た。


羽柴と共に羽柴の姉が運営する女性だけの探偵事務所へ訪れる。そこへ花宝町に現れた変質者を捕らえに動きに出る。肝心の羽柴は社内の女性を口説くもあったりヒジ鉄を食らったり、姉からは社内を口説くなとか紅林に任務の内容を伝えておらず姉にキツく怒られるなど散々な目に遭っていた。またこの回で羽柴の下の名前が「和成」と判明した。


羽柴が久しぶりに登場。如月はカメオ出演のみ。

新たに半グレから自警団に生まれ変わった比遊怒羅のトップ綾小路から自分達が請け負う警護業務でトラブルが発生し助っ人を求められ紅林を紹介した。


三門シリーズに客演。アイドルを食い物にする悪徳事務所に紅林と羽柴がカチコミを掛け、ナツメ金融の三門一郎太・部南忠志とかち合う。最終的には社長とマネージャーに紅林と羽柴が物理的制裁を加え三門が金融的制裁を加えた。


考察編集

ヒューマンバグ大学に登場する半グレは大半が外道である中、彼らは珍しく向上心が高く、負けるとわかっていながらもなお腕試しとして伊集院に挑む姿が多くの視聴者からの人気を呼んだ。また、雇われ半グレとして一応真面目に仕事をしている姿に好印象を抱いた視聴者もいる模様。このように、全体的に視聴者ウケが良かったために、再登場の際は喜ぶ声も多かった。


なお、彼らと同様に視聴者ウケがよかった半グレには、か現京極組の犬飼鷹四郎や現天羽組の茂木功志郎慶永龍生がいる。犬飼も茂木も初登場時こそ半グレだったものの、犬飼は京極組に入り、今では久我虎徹の弟分として活躍している。茂木も小林幸真速水泰輝と意気投合しわざわざ上京し羽王戦争での活躍もあり天羽組の構成員になっている。慶永は天羽組と因縁ある暴走族の元総長で小林にKOされたものの天羽桂司直々に気に入られて天羽組の見習い構成員になった。


なお半グレとして初登場した羽柴と如月だがそもそも半グレですらなくヒューマンバグ大学ワールドに存在する半グレと大きく異なるのも当然であった(当人たちは"正義の殴り屋"を自称している模様)。


関連タグ編集

ヒューマンバグ大学

拷問ソムリエ_伊集院茂夫

紅鬼伝説_元ヤン紅林二郎

喧嘩 愛すべき馬鹿 ナイスガイ


羅威刃戒炎 - 強力な半グレ組織で、規模はこれらの方がはるかに上。愛天雄は正義の殴り屋を自称しているのに対し羅威刃と戒炎はマフィアを自称している。

城ヶ崎賢志 - 羅威刃の2代目トップ。ただし彼の場合は冷酷非情で仲間意識が全くなく、カネと恐怖で組織を支配していたため、この点において羽柴・如月とは対照的である。


茂木功志郎 - 大阪の半グレ組織「煮苦酔」の構成員。のち天羽組の構成員になる。半グレにしては仲間思いで道理を弁えた点ばかりか何処か抜けたコミカルな人間性が羽柴と如月さらに綾小路を思わせるものがあり両者の邂逅を望むリスナーもいる。


華の天羽組(当時は天羽組の武闘派・小峠華太)→存在が言及されたのみの登場


羽柴魁聖、如月魁聖 - 前者は姉妹チャンネル『モノクローム〜色眼の囚人〜』の登場人物。羽柴和成とは正義感が強い性格、声優がヤシロ氏である等の共通点があるため、互いの視聴者から「異世界版羽柴」とか呼ばれたりする。

後者は『マニマニピーポー』に登場するホストで偶然にも下の名前が羽柴魁聖と同じで姓がバグ大の方の羽柴の相方の姓になっている。ただしこちらはバグ大の如月との共通点はない。

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