慶永龍生
よしながたつお
CV:ヤシロこーいち
喧嘩が非常に強く天羽組の宇佐美純平がチーマーだった頃の憧れの人物。老け顔のせいか子供から「おじさん」と呼ばれたこともあるが、初登場時の年齢は21歳(宇佐美より1歳上)。声質が京極組若頭代理の六車謙信に似ている。
天羽組と因縁ある暴走族「羅曇」のメンバーだったが天羽組にビビる先代トップをタイマンで追放しトップになる。
天羽組に喧嘩を吹っ掛けたことが原因で「羅曇」は壊滅するも命までは奪われなかった。
その後は心を入れ替えて天羽組前の清掃に来るようになり、そこで小林幸真に再び会ってから紆余曲折を経て天羽組へ加入した。
「喧嘩の強さが男の価値」というマチズモの思想を持つが、一方で子供にまで危害を加えたチンピラに本気で怒るなど紅林二郎や愛天雄に近い「正義の喧嘩屋(殴り屋)」の面を持つ。
心を入れ替えてからは社会復帰するつもりで真面目に物事に取り組んでいた。
当初からただの暴走族ではあるものの珍しく天羽組の組員に負けないくらいの精神力や根性を持っていることから視聴者の評価は高く再登場もしくは天羽組の組員になってほしいという声もあった。
初登場回。羅曇メンバーを率いて宇佐美と速水泰輝を奇襲した。その後、小峠の叱責を受けてリベンジに来た二人と対決。宇佐美とのタイマンとなる。
序盤は学生時代の栄光にばかり縋りながら圧倒するも、天羽組で鍛えられ自身への憧れを捨てた宇佐美によってボロボロになりながらも最終的にダブルノックアウトに持ち込まれてしまった。
そこへ帰宅途中の小林が現れた為、次の相手と定めて襲い掛かるもあっけなくノックアウト。慶永以外のメンバーも全員ノックアウトされて羅曇は壊滅した。
その際、彼は小林から10年間事務所前の清掃をするよう約束させられた。
後日、天羽組事務所の前で清掃していた。その際、宇佐美のことをさん付けする上に穏やかな表情をするという別人のように更生した。小峠曰く、この時点では社会復帰するつもりであり物事に真面目に取り組んでいた。
- 2024年4月6日の動画(小峠華太)
小林との約束通り、街の清掃を続けていた所を小林と再会した。弟子入りを言いだそうと考えていたのだが有無も言わさず強制的に連れて行かれた。
小林は天羽桂司に命令されて外来種の大型肉食魚「アリゲーターガー」を退治するよう言われて共に向かう相方を探していたのだ。
現場に到着してからゴム長を装着し単身池へと入って行った。アリゲーターガーを知らなかった慶永は(気が立っていたのか)いきなり噛みついてきた為に驚いていた。
だがそれも最初だけ。喧嘩スイッチが入り傷を負いながらもアッパーカットを喰らわせて一匹を退治。そこへ血の匂いを嗅ぎつけた他のアリゲーターガーも登場。死闘はしばらく続いた。
アリゲーターガーとの死闘を演じた後、小林に連れられ、天羽と面会。血が飛び散ったり傷付いたままだったのもあって当然驚いた天羽だったが、可能性を感じて焼き肉店へ行くことを提案した。
視聴者から「親っさん、焼き肉屋へ行く前に医者に連れて行け!」とツッコミが出たのは言うまでもない。
- 2024年4月29日の動画(小峠華太)
天羽に連れられて来た焼き肉屋では、(予定調和のように)チンピラが子連れの一家に絡む場面に遭遇。
チンピラによってひっくり返された七輪が男の子の頭上を襲うが着ていたスーツの背中が七輪の形に焦げてなくなる大火傷を負いながらも男の子を庇う。
そして、子供に手を出したことと天羽から貰ったスーツが台無しになったことを怒りながらパンチを二発浴びせてチンピラを沈黙させた。
その根性が認められ、天羽に可能性を見出される形で気に入られ、天羽組の見習い構成員となった。
宇佐美純平:天羽組加入前にタイマンをした天羽組構成員。チーマーだった頃は自身に対して憧れていた。慶永が心を入れ替えた際は驚いていた。その後紆余曲折を経て慶永は天羽組の見習い構成員になるが、宇佐美がその姿を見ることは叶わなかった…。
飯豊朔太郎:宇佐美の兄貴分で暴走族総長経験者。
武城:こちらは「拷問ソムリエ_伊集院茂夫」に登場した元暴走族の愚連隊トップ。慶永と違い外道であり愛天雄の如月に捕獲され伊集院茂夫に始末された。
六車謙信:京極組の現若頭。一切接点のないはずの彼らだが、顔の厳つさ、眉間から鼻にかけての傷、そして中の人が同じということもあり、かなり似ていると指摘する声が多かった。