概要
伊集院茂夫シリーズに登場。伊集院シリーズでは二人目となる女の悪人。
表向きは「梅川」という名字の、遺産関連の弁護士を名乗って(偽名は毎回変えて)活動しているが、実際はターゲットの高齢者から巻き上げた金でセフレを侍らせ、別荘で豪遊している詐欺師。
騙した高齢者の数は実に三桁を越えているという女狐である。
経歴
依頼人の育ての親である祖母から金を巻き上げ、別荘で警護役兼遊び役として雇った「愛天雄」の羽柴和成や如月と豪遊していたが、現場を伊集院茂夫と流川隆雄に踏み込まれてしまう。
羽柴と如月は伊集院が拷問ソムリエであることを知っていながら腕試しとして伊集院に挑んだが返り討ちにされてしまう。その後、羽柴たちにあっさり見捨てられ2人に「騙された!金返せ!」とブーメラン発言を叫んだところキレた流川から喉に貫き手を入れられ気絶したところを捕らえられる。(流川曰く女性でもフルパワー!!)
その後も伊集院から後悔の念はないのかと問われるも、「年寄りから巻き上げた金で経済を回してやってる」と自分の罪を正当化する発言をしたために、蓑踊りの刑に処される。
その苦痛に耐えかね、「今まで巻き上げた金のありかを教えれば助ける」という言葉に金のありかを白状したものの、伊集院は助けるそぶりもなく逆に「ああ?助ける詐欺に決まってんだろうが、お前は苦しみ抜いて死ね」と吐き捨てられそのまま10分ほど苦しみ抜いた末死亡した。京極組のカシラ(当時)だった五十嵐幸光が依頼者に紹介した情報屋の風谷が「あの女は絶対ロクな死に方しないだろうな」と言ってた通りの結果になった。
その後、依頼人の祖母からだまし取った金はほとんど手付かずの状態で取り戻すことができたという。
羽柴と如月は「地元が近く依頼を断ったら寝覚めが悪かった」ということで依頼を受けたがその地元がどこかは不明。辰巳が巻き上げた金を管理していた(天羽組の本拠地がある)空龍街の可能性がある。