お前の死は私に興奮を与えてくれるだろうか……?
CV:ヤシロこーいち
概要
「拷問ソムリエ_伊集院茂夫」に登場した史上最悪の殺し屋であり異常殺戮者。「白い殺し屋」の異名を取る。岸辺護身術という古流武術の宗家の御曹司だったが、18歳の時に殺人衝動と女犯衝動に目覚め、それ以降は自らの衝動の趣くまま、殺人と女犯を重ねてきた。
人物
容姿
金髪に濃色のコートを着たとてつもなく大柄な男性。
肌は異常に白く、目は眼球全体がどす黒く、およそ人間らしさを感じさせない。よく見れば分かるが、これは瞳がとてつもなく大きいためである。
また、服の下には全身に渡ってびっしりと無数の切り傷があり、これは後述の性格が原因だと思われる。
極めて老け顔であり壮年以上と思われていたが5年前で38歳であるため、意外にも五十嵐幸光・野田一・国生英明らより年下である。
性格
人間の死に興奮を覚える狂人中の狂人。また、自分が傷ついたり標的が泣き喚いたりするほど興奮が増すという作中の狂人の中でも類を見ない異質な存在。
彼の目を見れば誰もが「食われる側」だと認識するらしく、狂人というよりは理性を失った獣そのものと言える。
能力
古びたダガーナイフを得物としている。
その動きは素人では捉えることができないほど素早く、ぬるりと敵対者の懐に潜り込んで一瞬で胴体を斬り裂く。
古流による殺人術の使い手であり、自信からか、はたまた相手を屠る快楽を間近で味わいたいからか、接近戦のみを使う。
また、性格同様に防御を無視した攻撃極振りの闘い方をする。
そのナイフ捌きは伊集院をして「超一流」と言わしめる速さと鋭さを兼ね備え、更には突きから澱みなく斬りに繋げる技法も持ち合わせ、ナイフ術に限れば天羽組の小林や京極組の守若と同等以上の腕を持っていただろう。
痛みに対しても耐性が強くエルペタスの軍鶏と同じく自分が傷ついたらギアが上がる。タフさにおいても戸狩玄弥や紅林二郎らに匹敵し上堂新一や広瀬大聖のように痛覚すら感じない。しかも伊集院の金的により両睾丸が潰されてもなお、ギアを上げるほどである。
伊集院によって瀕死の重傷を負わされてもなお、狂気が衰える事がなかったが、その時の伊集院の目を見て、初めて恐怖を味わった。
伊集院に「私の狂気は、貴様ごときの狂気とは比べものにならん」と吐き捨てられるも、狂気度では城ヶ崎賢志などと共に作中最強と言って差し支えないだろう。
作中でも上位クラスの戦闘能力の持ち主ではあったろうが、伊集院が甚振るような戦闘方法をとって尚圧倒されていた(つまり伊集院からは完全に遊ばれていた)。
活躍
沢村に依頼され氷室一真を殺しに現れる。一瞬で氷室に近付いて脇腹から胸にかけて逆袈裟に切り裂き、倒れた氷室を見てもう助からないと判断し止めを刺さずにその場を去った。しかし、氷室は強烈な麻酔を使って仮死状態で死を偽装しており、重傷ではあるが生き延びていた。
「どうせなら君も死ぬことを楽しんだらどうだ?」
- 2024年7月15日の動画(伊集院茂夫)
雇い主諸共始末すべくカネの受け渡し場所に赴いた伊集院と遭遇し交戦。最初は予測困難かつ俊敏な体捌きとナイフ捌きで伊集院を翻弄するが、簡単に順応されて素手で肉体を徹底的に破壊される。
それでも伊集院を獲物とみなして「素晴らしい抵抗」とほざいていたが、実力差は圧倒的であり、伊集院に言われるがまま、彼の冷酷非情な狂気に満ちた目を見て初めて恐怖した。その後は鼻に指を突っ込まれ、至近距離で伊集院の底なしの狂気を浴びてギャン泣きする程の恐慌状態に陥った。
最終的に伊集院によって鼻から脳髄を掻き出され無惨に死んだ。
ちなみにネームドキャラで唯一その場で打ち果たされた唯一の人物である。
「アアアアアア!!! いい抵抗だァァァァ!!」
「今夜は最高にイケるかもしれなァァァい!!」
「凄い抵抗だァァァ!! こんなの初めてェェェッ!! その死にっぷりはさぞ、エロいんだろうなァァァッ!!」
「ヒィィィィィッ!!! 私は怪物なんだァ! 人を殺して鑑賞する側なん……グエェッ!?」
伊集院「黙れ、下衆。岸辺、私も貴様も、殺人鬼である事に違いはない。だがなぁ、全く違うんだよ、狂気の深さが。私はな、罪なき者の怨嗟を掬う為に、敢えて殺人鬼となった。欲に塗れ殺人鬼となった貴様如きの狂気とは、比べ物にならんのだよ」
「アァア……(目が怖ぁい……)」
関連タグ
小湊圭一…城ヶ崎賢志政権時代の羅威刃の幹部。伊集院に始末されたシリアルキラーという共通点がある。ただし、こちらは自身がいじめに遭ったことや母親を殺害されたことがきっかけで外道に堕ちたと言う事になっている。本能のままの悪という点では小湊よりむしろ元CODE-ELのエイジが近い。