概要
薬物が体内に入ってる状態で車両を暴走させ2人を死亡させ,5人に重軽傷を負わせた挙句、イベントデータレコーダーの改竄をして、イベントデータレコーダーの内容をブレーキ痕があったのにブレーキが作動していないに変えて無罪を勝ち取った外道
死刑内容
ヤシガニの刑
モデル
現実の世界で起きた猪川と内容が似ている事故の中でどれをデザインにしたかは不明だが恐らく、
博多プリウス暴走事故,白金レクサス暴走事故,池袋プリウス暴走事故の3つである
- 猪川の暴走事故
車両:不明
職業:科学者
被害様態:2人死亡,5人負傷
薬物の使用:している
イベントデータレコーダの改竄:している
法廷での主張:車両の不具合
判決:無罪
発生日時:2016年12月3日PM5時頃
発生場所:福岡県福岡市博多区大博町
事故発生から判決確定までの日数:3年10ヵ月27日
車両:30系プリウス
職業:タクシー運転手
罪名:過失運転致死傷罪
被害様態:3人死亡,7人負傷
薬物の使用:していない
イベントデータレコーダの改竄:していない
法廷での主張:車両の不具合
判決:禁錮5年6月(2020年10月29日に最高裁で確定)
発生日時:2018年2月18日AM7時30分頃
発生場所:東京都港区白金台6丁目
事故発生から判決確定までの日数:5年2ヵ月28日
車両:レクサスLS500h
被害様態:1人死亡
薬物の使用:していない
イベントデータレコーダの改竄:していない
法廷での主張:車両の不具合
判決:禁錮3年執行猶予5年(2023年5月15日に最高裁で確定)
発生日時:2019年4月19日PM0時25分頃
発生場所:東京都豊島区東池袋4丁目
事故発生から判決確定までの日数:2年4ヶ月29日
車両:20系プリウス
罪名:過失運転致死傷罪
被害様態:2人死亡8人負傷
薬物の使用:していない
イベントデータレコーダの改竄:していない
法廷での主張:車両の不具合
判決:禁錮5年(2021年9月16日に地裁で確定)
猪川の暴走事故と、現実の世界で発生した車両の不具合を主張をした3件の暴走事故を比較してみると後者の方が全然、ズルをしていないと言っても良いだろう。なかでも、白金レクサス暴走事故に至ってはイベントデータレコーダーの改竄をしていないどころか事故当時、右足がドアに挟まれて使えず更には左足がアクセルペダルに届かない状態であることが実況見分で明らかになってるが、イベントデータレコーダーに記録されているアクセル全開について被告自ら、警視庁交通捜査課の警察官に尋問したり更には被告側の証人としてリコール技術検証官を呼び出すという、極めて全力で闘ったと言っても良いだろう。
加えて、素人でも分かる画像鑑定の新証拠も入手した。だが、裁判所に主張を全て退けられたどころか、新証拠については控訴裁判所及び最高裁では無視された。
また、猪川の暴走事故は法廷での車両の不具合の主張以前に麻薬が体内に入ってる状態で運転しているので危険運転致死傷罪若しくは過失運転致死傷罪,麻薬取締法違反が成立するため、車両の不具合の主張のしようがない
そして、博多プリウス暴走事故と池袋プリウス暴走事故は被害様態が3人死亡7人負傷,2人死亡8人負傷でありイベントデータレコーダーにアクセル全開というデータがあること,そして、そのデータが信用出来るか否かを突ければ無罪は確実なものだったが、それが突けずに過失運転致死傷罪で最も重い刑である禁錮7年が求刑され禁錮5年6月,禁錮5年の有罪判決が確定してしまった。
余談
また、事故の原因は車両の不具合だと主張すると殆どがイベントデータレコーダーが出てくる。これらの不審な点を突くことは極めて容易なことではない