経歴
父ディープインパクト、母シェルズレイ、母の父クロフネという血統。
全兄は2014年のホープフルステークス(当時GⅡ)を勝利したシャイニングレイ。
母シェルズレイの母の父はウイニングチケット、更にその母の父にはマルゼンスキーがいる。
ノーザンファーム生産、キャロットレーシング所有。
馬名はハワイ語で帽子の縁に飾るレイのことである。(Lei Papale)
2020年(3歳)
2020年1月11日に京都競馬場で行われた新馬戦で川田将雅を背にデビュー戦勝利。
次戦は5か月後の6月6日の1勝クラスも1番人気に応え難なく勝利。
続く糸魚川特別(新潟競馬場)も勝利し無傷の3連勝。
陣営は10月18日の秋華賞に登録するも抽選に外れてしまい、その1つ前のレースである大原ステークスに出走。これが持ったまま2着に2馬身差をつける快勝。
なお、秋華賞はデアリングタクトが勝利し、無敗で牝馬三冠を達成した。
続いて重賞初挑戦となるチャレンジカップ(GⅢ)に出走。
ヴィルシーナの仔ブラヴァスを退け、5戦無敗で3歳シーズンを終えた。
(デアリングタクトはジャパンカップでアーモンドアイの3着に敗れた)
2021年(4歳)
陣営は4歳初戦に大阪杯を選択。レイパパレにとって初のGⅠ初挑戦となった。
三冠馬コントレイル、前年の最優秀短距離馬グランアレグリア、その2頭と激戦を繰り広げたサリオスに次いで単勝は4番人気だった。
雨で重馬場となったコースでスタートからハナを奪うと、最後まで先頭を譲らず、追い込んできたモズベッロを4馬身離してゴール。6戦無敗でGⅠ初勝利を挙げた。
コントレイルは3着、グランアレグリアは4着、サリオスは5着だった。
その後、宝塚記念に出走し、3着 エリザベス女王杯と香港カップは6着と終えた。
2022年(5歳)
初戦に金鯱賞を選び出走するが。ジャックドールに1歩及ばず2着に。
そして連覇がかかる大阪杯に出走するが、こちらも2着と敗れてしまった。
その後、ヴィクトリアマイルや毎日王冠に出走するが12着、4着に。
その後は昨年と同じく香港カップに出走するが、9着と敗れてしまう。
レース後、右前肢の繋ぎ部分が腫れていたため、検査したところ右前繋部浅屈腱炎が判明。
検査結果に関わらずクラブの規定までに復活する事が難しい為、引退をすると既に発表していたため、引退し、12月21日付で登録を抹消された。
引退後はノーザンファームで繁殖牝馬として繋養される。
関連タグ
Lynn:上記の大阪杯をコントレイルからの三連単マルチで的中させ、話題となった声優。ちなみに彼女はウマ娘のマルゼンスキーの担当でもある。レイパパレがマルゼンスキーの血筋とは知らずに賭けたようで、レース後に血筋を遡りマルゼンスキーを見つけて驚いていた。