概要
金沢競馬場ダート1400mで施行される地方競馬の重賞競走(平地競走)である。優勝杯を提供する石川県の民間放送局北陸放送の略称である「MRO」から冠名が取られている。格付けは、「重賞」。金沢四冠競走の第3戦となる。
創設は1957年と古く、当時はサラブレッド系の2100mで行われていた。中央競馬が交流競走を始めた1995年に中央4歳(現表記3歳)以上900万円以下条件馬との交流競走となり、翌1996年は中央馬の条件が1500万円以下に変更、1997年と1998年は再び中央所属馬の条件が900万以下で行われた。
1999年からは北陸・東海・近畿・中国地区の菊花賞トライアルへ出走する地区代表馬選定競走となり、距離も1700mに変更された。現在は福山競馬場の廃止で、中国地区に競馬場が存在しなくなったため、北陸、東海、近畿の所属馬によって争われている。
この競走に優勝すると神戸新聞杯、セントライト記念いずれかの競走への出走が可能となり、更にいずれかの競走で上位3着までに入ると菊花賞への出走が可能となる。
競走条件
出走条件
サラブレッド系3歳、金沢所属。
負担重量
馬齢(56kg、牝馬2kg減)。
関連タグ
金沢四冠