概要
東海地区競馬の重賞競走の1つで、岐阜県地方競馬組合が笠松競馬場で施行する地方競馬の重賞(SPⅡ)競走である。ダート1900mで争われる。
1974年に笠松競馬場ダート1900mのサラブレッド系4歳(現3歳)以上の東海(愛知・笠松)所属馬限定のハンデキャップの準重賞競走「オータムカップ」として創設。
2001年からは準重賞から重賞(SPⅡ)に格上げとなり、更に中央競馬のマイルチャンピオンシップのステップ競走の北陸・東海・近畿地区のブロック代表馬選定競走として、優勝馬は富士ステークス、スワンステークスのどちらかの競走に出走可能となり、更にこのどちらかの競走で上位2着までに入賞すると、マイルチャンピオンシップへ出走可能となり、並びに負担重量を「ハンデキャップ」から「馬齢」に変更された。
2003年から負担重量が「馬齢」から「別定」となり、またマイルチャンピオンシップのステップ競走から除外された。2004年から2018年、及び2020年からはJBCクラシックの指定競走として行われるようになった。
施行距離は現在はダート1900mで施行されているが、マイルチャンピオンシップのステップ競走であった2001年と2002年ではダート1600mで施行された。
創設当初から2000年までは東海所属限定、重賞競走に格上げとなった2001年からは北陸・東海・近畿地区交流、2006年から2012年までは北陸・東海・近畿・中国地区交流、2013年以降は再び北陸・東海・近畿地区交流として行われている。馬齢はいずれもサラブレッド系3歳以上(2002年 - 2004年ではサラブレッド系3歳以上9歳以下)
競走条件
出走条件
サラブレッド系3歳以上、北陸・東海・近畿所属
負担重量
別定。3歳56kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減。
優先出走権付与
優勝馬に東海菊花賞への優先出走権が与えられる。