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概要編集

メタルマックス2』の舞台である、中央に海(湖)を擁する地域アシッドキャニオンを縄張りとする武装集団。


伝説の大破壊で失われたはずの高度な科学力の一部を保持しており、グラップルタンクなど戦車装甲車を製造・配備するだけではなく、末端である一般兵士ですら独自開発の近未来的な装甲服に身を包んでいる。

一般兵士編集

グラップラー(メタルマックス)を参照。

グラップラーってそもそもどんなよ?

幹部編集

さらにグラップラー四天王と呼ばれる、それぞれが凶悪な力を持つという賞金首が組織の上部におり各部門を支配している。

グラップラー四天王

いくつかの町は軍門に下っており、それらの町を訪れた際、彼らに逆らうことは死を意味する。

活動傾向編集

定期的に町を襲って若い人間をターゲットにした「人間狩り」を行う。そうして連れ去られた人間は人体実験の被検体にされると恐れられている。


ただし、勢力問わず物資を売りに来たり情報をもたらしてくれるトレーダーに関しては、彼らも敵対はしていない。

合理的だが、単純に強盗のターゲットと見るならばトレーダーは格好の的であり、実際トレーダーに敵対をしないならず者たちはシリーズ全体では珍しい。

「人間がペットを飼うようにグラップラーたちは人間を生かさず殺さず飼ってやがる」という評判に象徴されるように、短期的に物資を奪い取るのではなく長期的な計画のもとで動いているためトレーダーを必要としているという事情が垣間見える。


しかし、ハンターオフィスは彼らに賞金を掛けて対立しており、支配に屈していない町もいくつも存在しているが、その一つであるマドが「人間狩り」に狙われ、それに対抗するため凄腕のハンターたちが雇われたところから『メタルマックス2』の物語が始まる。


ちなみに四天王の管理下で一元的に動いているわけではなく、エルニニョを支配する中間管理職的な立ち位置のメンドーザの匙加減で、若い女性だけ助けられているなどの事例も見られるあたり、管理は末端までは行き届いてはいないようである。


関連タグ編集

メタルマックス2 メタルマックス2リローデッド メタルマックス、メタルサーガの賞金首

グラップラー(メタルマックス) グラップルタンク

グラップラー四天王 テッドブロイラー スカンクス カリョストロ ブルフロッグ(メタルマックス)

デスクルス






















































正体(ネタバレ注意)編集

高度な科学力を保持しているのは当たり前で、その正体は大破壊前の軍産複合体であった「ブラド・コングロマリット」の経営者にして科学者でもあったバイアス・ブラドその人が創設した私設武装集団であった。


末端の兵士たちには知らされていないが、その活動目的はブラドの達成した「不死の存在」として意識を移し変えたコンピュータ維持および、ブラドの目標である「究極生物の生成」のための生体実験に必要な被検体の収集である。

「人間狩り」は後者の目的を達成するためであり、連れ去られた人々が実験台にされている理由もここにあった。


しかし、その苛烈さは研究員であったエバ・グレイ博士の離反を招いてしまっている。

また四天王が一枚岩ではない隙をつかれ、復讐を誓ったハンターによって各拠点を守る部隊が次々と倒され、徐々にその計画に狂いが生じてきてしまい、グラップラー四天王も次々と倒されてゆく。

トランス・ブラド落書き

その復讐の矛先は、最後には首魁のブラドにも容赦なく向けられた。


リメイク版で追加されたスポット「フメツ・ゲート」での会話によると、この組織の存在理由としてノアの軍勢からブラドを守るという目的もあったらしい。

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