概要
アニメ『ゲッターロボ』第50話「帝王ゴール決死の猛反撃」第51話「恐竜帝国のほろびる日」に登場した、恐竜帝国最後の切り札とも言うべき巨大陸上戦艦(漫画ゲッターロボサーガには登場しない)。初代ゲッターロボにおけるラスボス。2体の大型竜脚類の背中に空母のような甲板が設置されており、全長約400mという桁外れの大きさを誇る。
4体のメカザウルス、戦略爆撃機200機、新型戦闘機・スーパーコンドル4機を搭載。
無数の砲台を備え、半径2㎞四方に弾幕を張る事が出来る。また、強力なバリアを装備しており、ゲッター1のゲッタービーム、ゲッター2のゲッタードリルや、ゲッター3のゲッターミサイルも通用しなかった。
唯一の弱点は艦橋を支える二体の竜の口腔部で、ここは戦闘機の発進口も兼ねている為弾幕を張る事が出来ず、敵の侵入を許す恐れがある。
ゲッターチームの攻撃で本拠地マシーンランドを失った帝王ゴールに対し、汚名返上の最後の機会として恐竜帝国の真の支配者・大魔人ユラーが貸し与えた。
ゴール達が逃げ帰る事が出来ないようにメカザウルスの様にマグマ層を泳ぐ事は出来ない仕様になっている。
圧倒的な火力でゲッターロボを退け、東京を制圧したが、コマンドマシンに乗った武蔵の特攻により制御装置を破壊され、コントロール不能となって暴走を開始。勝利の美酒に酔う恐竜一族をことごとく踏み潰した末に、ユラーやゴールも巻き込んで大爆発し、恐竜帝国はこの最強最後の切り札によって滅亡するという皮肉な結末を迎えたのだった。
ちなみに機体性能の差もあるのだが百鬼帝国の科学要塞島より明らかに強い。
スパロボにおいて
初参戦した『第2次スーパーロボット大戦』においては終盤の大ボスとしての立ち位置であったが、そもそもDC戦争時代においては恐竜帝国は単なる協賛組織(ディバイン・クルセイダーズ傘下ではない)のでだんだん扱いが雑になっていき、「メカザウルス・ダイ」名義で複数登場することが多くなった。
『スーパーロボット大戦α』ではあしゅら男爵が搭乗している。本作においても量産化が進んでおり、外伝漫画『竜が滅ぶ日』では三隻で出撃し地上を蹂躙していたことが明かされた(『第1次α』に出たのも量産化された物の1つ)。
『スーパーロボット大戦α外伝』で始めて本格的に恐竜帝国が敵勢力として登場したため、終盤の大ボスとして登場。グラフィックが描き直されαに比べごつい姿になった。
『第2次スーパーロボット大戦α』では序盤の大ボスとして登場。
オリジナルだけあって同時代のDr.ヘル製より遥かに強く長射程の全体攻撃とそれを避けると高威力の近接攻撃でここまで苦戦をしなかったであろうプレイヤーも苦戦させる。
『スーパーロボット大戦ScrambleCommander』では大ボスとして登場。
移動こそしないが2つの首からの火炎とミサイルや艦載砲で攻撃してくる艦橋部分を全て破壊しないと倒せない上に艦載機のメカザウルスを無限に出してくるという鬼の様な強さを誇る。接近しようものならほぼ確実にやられてしまう。
ロボットガールズZ
CV:岩崎春奈
帝王ゴールの身の回りの世話をする付き人。
底知れない実力を秘めているものの、真面目で気負いすぎる性格が災いし、失敗を繰り返している。
無敵と言われるほどの実力の持ち主で泳ぎが得意。
足が付く深さなら、かなりのスピードで移動できるらしい。
しかし毎日ゴールに付きっきりのため、その力が活かされた事はいまのところない。
催しごとが大好きで、いつか皆で祝賀パーティを開く事を夢見て打倒HYAKKIランドに燃えている(原作的にお前の方が強くないかというのは無しである)。
参戦作の戦艦としては唯一の擬人化。一応生物の範疇に入るからだろうが。