「どうして…私だけなの…」 (第8話)
「立希ちゃんは…燈ちゃんが居ればいいんでしょ?」 (第9話)
「だったら…私が終わらせてあげる…!」 (第10話)
概要
アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』の登場人物で、「MyGO!!!!!」のベースである長崎そよに付けられた通称。あくまでファンからの呼称であり、公式名称ではない。
登場当初はバンドメンバーからも頼りにされ、ファンから「かわいい」と賞賛される程期待が高かったキャラクターだった。しかし第7話での初ライブにてCRYCHICの楽曲である「春日影」を演奏した事で、観客席にいた豊川祥子が号泣。それに対して彼女の心を傷つけられたと認識してしまい、そよがメンバーに対して「なんで春日影やったの!?」と激怒した事が始まりである。そして第8話以降から目のハイライトは無くなっており、前のような柔らかい言動ではなくなっている。
それによって彼女の行動はエスカレートしてしまい、ついにバンドメンバーと距離を置くようになる。更に第9話にて椎名立希と対立、「燈達とこれからも演奏していくと言ったのは嘘」であると衝撃の事実を口に出し、「これからはバンドだけでなくメンバーとも関わらない」事を告げた。
第10話では自分の帰りを待っていた千早愛音に対して複雑な表情を募らせるとともに、渋々自分の家に上がらせる。その間で愛音に「(感情の)裏表があること」や「平気で嘘をつくこと」を指摘される上、かつてそよが言った「あなたはいらない」宣言に対して底を突かれた事で逆上。そよの怒りは爆発し、「『MyGO!!!!!』を自分の手で終わらせる」事を愛音の前で告げるのだった。
しかし、「MyGO!!!!!」のライブに観客として来ていたはずのそよは、突然燈達に手を差し伸べられる。そして燈の言葉とメンバーの行動に戸惑うも、新曲の「詩超絆」を演奏している最中で燈達が号泣。そよも大粒の涙を流しながら、燈達と最高のライブを作り上げる事に成功した。
後に「MyGO!!!!!」のベースとして戻ってきたそよ。当時「CRYCHIC」でも見せなかったそよ自身の本性が表に出るようになった。
余談
- 第10話でメンバー達と一応和解し、第11話からバンドに戻ってきたそよだが、闇堕ちにはいかないまでも前のような温かい性格ではなく、色々と物を言う性格になった為、視聴者からは「こんなそよさんは見たくなかった」「前までのそよさんはどこに行ったんだ…」と落胆の声が次々と挙がっている。
- また、上記でそよ自身の性格が変わってしまった事に落胆の声が挙がっていると記したが、完全に賛否両論とは言い難く、「そよりんのブラックさ最高」「ママというよりはオカンに変わり、クセになるのでさらに好きになった」と今回の場面に関して好評なファンも存在する。
- この描写が明かされて以降、CVの小日向美香女史は第8話のシーンでは泣きながらアフレコに挑んでいた模様。それに関して小日向女史は「泣きながら口にした台詞だったので、滑舌が良くない部分もあったんですけど、監督さんから『すごく思いが伝わってきたので、今のテイクを使いたい』と言ってくださいました」「私はその時にそよちゃんの感情をちゃんと理解して、彼女と一つになれていたんだなと思えました」と語っており、「自分が声優として活動していく上で大切なものが少し見えた」と、「Febri」のインタビューにて語っている。