概要
1. 既に「遅い」状態に陥っているさまを表すタグ。転送記事。 ⇒手遅れ/間に合わなかった
2. 小説家になろうやカクヨム等のWeb小説サイトで読める作品に含まれているタイトルの一部である単語及び作品の要素(ジャンル)
小説のタグとしての『もう遅い』
追放もの(もしくは復讐もの)に付けられる場合もあるが、それ以外にも剣と魔法の世界(異世界もの)とは無縁な世界観(強いて言うなら現代もの)の作品に付けられる場合もあり、以下の要素を持つのが定番とされている。
他にもご存知の方は追記をお願いします
- パターンA:主人公を理不尽な理由(コストカット、裏方系が担当の為目立つような活躍・貢献をしていない等)で解雇した企業(ギルドや組織、冒険者パーティの場合もある)だったが、後に主人公が自分達が活動していく上で必要不可欠な能力を持つ人材だったと思い知り、主人公に復帰を求めるも断られてしまう。
- パターンB:主人公(男)と付き合っている性格に難のある彼女(婚約者や妻の場合もある)が、容姿やコミュ力、家柄、収入といった上辺だけ主人公に勝っている上位互換な男を見つけたことにより、浮気(不倫)を経て主人公と別れるも、その新しいパートナーの男の方が実際は主人公より遥かに劣っていた、あるいは優れているのは上辺の良さだけで浮気性やマザコンやDV男、浪費癖等の上辺の良さを帳消しにするほどの耐え難い難点や欠点があると思い知り、主人公との復縁を求めるも、既に新しいパートナーや自分を支えてくれる人達がいる主人公がそれに応じるはずもなく断られてしまう。(場合によっては実家の両親をはじめとする家族に愛想を尽かされ勘当されるという末路を迎えるパターンもある)
- パターンC:主人公が女性である場合もこの場合の「もう遅い」に当たる作品は、古くは少女漫画から現代の「悪役令嬢の婚約破棄もの」までよくある。ヒロイン(女主人公)を理不尽な理由(女主人公の姉妹に心変わりした等)で振った元彼(元婚約者)が、ひょんな事から幸運が舞い込んだ、あるいは努力の末成功した元彼女であるヒロインに復縁を迫るも、ヒロインの新恋人及び新パートナーに追い払われる、あるいは元彼にほとほと愛想が尽きていたヒロインにぶっ飛ばされる。
- パターンD:イレギュラーケース。パターンCやBにやや近いシチュエーションで、婚約相手が主人公を取り戻したいあまり手段を選ばないヤンデレと化し、主人公の新しい居場所を破壊し関係者を皆殺しした上で主人公を拉致監禁。逃げようったってもう遅いというもの。終いには主人公もダルマさんにして飼育するか殺して剥製にしてしまう、かなりニッチ、というかバッドエンドそのものなのだが、こんな風にイケメンな金持ちに狂おしいほど愛されたいという層には根強い支持がある。俗にいう殺され萌えというヤツ
関連タグ
2の方の関連タグ
覆盆モノ:『もう遅い』の類義語な作品ジャンル