概要
結月ゆかりに次ぐ、VOCALOMAKETSの企画によって生まれた製品・キャラクター。
2017年12月22日にVOICEROID2、2018年4月26日にVOCALOID4の音声ライブラリとしてそれぞれ発売。
明るい女の子の可愛らしい中にも優しさあふれる声が特徴とされる。
イメージカラーは白・オレンジ。
白系のロングヘアを三つ編みにしている。白いブラウスに黒系のガーリーなワンピース(ジャンパースカート)を組み合わせ、その上から大きめの黒いフライトジャケットを羽織っている。腕にはアームカバーを付け、足元はタイツを着用している。
基本設定は下記のプロフィール通りでそれ以上には特に存在しないのだが、二次創作ではexVOICE(特に「もぐもぐ」、「うまーい!」という台詞)が印象的だったこともあり、食いしん坊キャラとして描かれることが多い。
同じくVOCALOMAKETS企画であることから、結月ゆかりの妹分として扱われることも多い。ゆかりとは誕生日(発売日)も同じである。
名前とその由来については「結月ゆかり」の「VOCALOIDに縁のある人達が音(月)を結ぶ」という由来に合わせたものであると見られる。
プロフィール
A.I.VOICE 紲星あかり
株式会社エーアイから発売されているA.I.VOICE版紲星あかり。
2021年12月24日発売。
あかりの私服姿をイメージしたようなデザインで、少し大きめでダボっとしたニットにロングスカート、キャスケット系の帽子と胸元のメガネが印象的。
公式によると「ちょっぴり背伸びしてみたカジュアルなデザイン」とのこと。
システム面ではVOICEROID2では搭載されていなかった喜・悲・怒のボイススタイルに対応。
また結月ゆかり雫と同様、あかりの5年前をイメージした特別ボイス「紲星あかり蕾」が収録されている。
勿論、A.I.VOICEお馴染みのボイスフュージョンも可能。
2022年12月26日にはアペンド版として、5歳の時のあかりをイメージした「紲星あかり萌」も発売。
製品情報は「『A.I.VOICE 紲星あかり』は、明るく可愛らしい女の子の声をベースに、簡単に表現力豊かな音声が作成できるソフトです。」となっており、VOICEROID版の説明と同様一部の熱狂的なファンによって度々詠唱されている。
余談
苗字の「紲星」は、本来「紲」だけで「きずな」と読むため、「星」は発音しない、いわゆる黙字である。初見ではほぼ読めないためか、登場してすぐの頃はキラキラネーム扱いされることも少なくなかった。
また、発売と同時期にたまたまバーチャルYouTuberが登場・流行したため、キズナアイとミライアカリ、またその二人の組み合わせと混同する人もいた。
VOICEROID版の彼女の製品情報「『VOICEROID2 紲星あかり』は、明るい女の子の可愛らしい中にも優しさあふれる声をベースとした入力文字読み上げソフトです。」は何故か一部でネットミームと化している。
ちなみにニコニコ大百科にも彼女の声に関する独立記事ができている。→ニコニコ大百科「明るい女の子の可愛らしい中にも優しさあふれる声」
なぜか静岡県出身というネタが某動画投稿者が発端で一部に広まっているが、静岡とは全く関係ない。
とある動画投稿者の存在や、同じトークソフトというくくりに特定の地方をモデルにしたキャラ、特定の県の住民であることをネタにしたキャラがいる影響もあり、静岡県民と誤解されがちであるが、全く関係ない。
他にも異常なまでのニンニク好きでもなければ頭にアルミホイルを巻いてもいない。全て第三者の作り上げた二次創作である。
これらの設定をさも公式の設定であるかのようにキャラに結びつけて語ることには眉を潜める人も少なくなく、投稿者の人気から生じるキャラへの風評被害と見なしている人もいるので注意しよう。
特にボイロ関連の二次創作におけるコンビ・カップリング表記では、琴葉茜が「あか」と略されるためか「あかり」のほうではなく「きずな」から取って「きず」で表記されることが多い。(※例として、結月ゆかりとのカップリングは「ゆかあか」がすでに「結月ゆかりと琴葉茜」を指すものとして定着していたため、お互いの苗字から「ゆづきず」と表記されることが多い)
文倉十のTwitterで公開されたデザイン案では、初期はピンク色がイメージカラーであったことが明かされている。→参考
関連イラスト
関連タグ
VOICEROID VOCALOID A.I.VOICE 音声合成
結月ゆかり 弦巻マキ 琴葉茜 琴葉葵 東北ずん子 東北きりたん 風見壮一
小説家になろう:公式で二次創作小説が許諾されているサイト。詳細は後述リンクにて。