概要
関西出身だが、沖縄県から北海道まで日本中を渡り歩き、現在は関東に在住している。アマチュア無線、小型船舶、気象予報士等の資格を所有している。
2010年代デビューの作家であるが、実は年齢的には神坂一(1990年デビュー。同じく関西出身)と同世代で、この世代の社会人(一般人)経験を経てからデビューした人。ちなみにその神坂とは対談した事がある。そして神坂からは文章とネタ振りの特長(というかパロネタの元ネタの古さ)によって「この人(FUNA)は絶対に同世代だ」と看破され「いいぞもっとやれ」と応援されていた事を明かされている。
「小説家になろう」で2015年11月に『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます(ろうきん8)』と『ポーション頼みで生き延びます!(ポーション)』をほぼ同時に執筆し、翌年2016年1月に『私、能力は平均値でって言ったよね!(のうきん)』も執筆を始める。現在も各作品を(年末年始やお盆などの連休の時期を除き)週一ペースで投稿されている。
投稿している三つの作品とも書籍化・コミカライズ・アニメ化している。
作風
異世界転移または異世界転生ものをテーマとしており、主人公はすべて女の子(ただし、恋愛要素はほとんど無く、仲間も女性が多いためどちらかといえば百合寄り)。
主人公は元々頭が切れていて、そこに神(またはそれに近い存在)によってチート級の能力を得て、異世界で活躍する展開が多い。だが、うっかりをやらかして周りに呆れられることも多い。
また事ある毎にアニメ・特撮のサブカル(アニオタネタ)やミリオタネタをブッ込んでいくスタイルを持つ。『のうきん』では、それが特に顕著で作品初期には1960年代から1980年代の作品知識を元ネタとしていたため上述の通り神坂一に世代(年齢)を看破される一因にもなった。