概要
2016年9月、オンライン小説投稿サイト『小説家になろう』にて連載を開始。作者はちゃつふさ氏。
後にGCノベルズから書籍化。既刊6巻。イラストはふーみ氏が担当。
ドラゴンコミックスエイジから漫画版が出版。既刊11巻。さばねこ氏が作画を担当。
前世で死に際に願った「どんなモノにも絶対負けない丈夫な体で産まれますように」という思いを聞き届けられた少女が、全てのステータスが数値MAXの完全無敵な肉体になった少女に転生し、加減に苦労しながら普通(?)の人生を目指して歩むファンタジー作品。
あらすじ
産まれた時から心臓が弱く、免疫力の低かった少女は、無菌室から一歩も出ることもなく、死を迎えようとしていた。死に際に「生まれ変わったら、どんなモノにも絶対負けない丈夫な体に産まれますように」と願い息絶えると、「その願い、聞き届けよう」と謎の声が聞こえた。
目覚めると、レガリヤ公爵家の令嬢・メアリィ・レガリヤとして転生し、しかも攻撃力最強、防御力最強、魔力最強、速度最速、物理系無効、魔法系無効、あらゆるモノに負けない全てのステータスが数値MAXの完全無敵な肉体になっていた。
これは、もはや敵なしのチート能力をひた隠しにし、ごくごく一般的な生活を望むメアリィの奮闘記である。
登場人物
・メアリィ・レガリヤ
レガリヤ公爵家の長子
本作の主人公
攻撃力最強・防御力最強・魔力最強・速度最速・物理系無効・魔法系無効・魔法属性は全属性という規格外な力を授かった転生者
前世で無菌室で一生を終えた際に、来世では「『どんなモノにも絶対負けない丈夫な体』に産まれますように」と願った為上記のような力を神から贈られている。
平凡な日常をくらいして行きたいのに、巻き込まれ体質の影響で気が付くといつもトラブル解決の中心にいる為、周りから女神や勇者様の再臨と騒がれてしまいその結果精神的疲労で毎回倒れてしまっている。
そんな彼女の心の支えは専属メイドのテュッテであり、彼女を害そうとする対手には容赦が無く、彼女が誘拐されかけた際には『(テュッテが連れて行かれる)全身に鳥肌がたった。頭の中はその言葉に支配され、私の理性が吹っ飛び、自分が分からなくなった。』とある様に我を忘れてしまい、誘拐犯を死なない程度にミンチにしてしまっている。
・テュッテ
メアリィの専属メイド
(メアリィの右側にいる少女)
メアリィが3歳の時からの付き合いの5歳上のお姉さんで、彼女が転生者である事及び規格外の力を授かっている事を唯一知っている人物
ずっとメアリィのそばに居る為、彼女の心を読むことが出来る。
メアリィが魔力に比例して効力が増大する惚れ薬を浴びてしまった際には周りの同性すらも催淫されてしまっている中唯一影響があまり出ていないかったりしてる。
その理由は惚れ薬の催淫作用よりも、普段からのメアリィへの想いが勝っているからであった。
・フェルディッド・レガリヤ
レガリヤ家当主 メアリィの父親
アルディア王国の元帥
娘のメアリィを愛している為、精神的疲労で倒れた際には毎回騒ぎまくっている。
初めて倒れた際に、娘のメアリィは瞬発てきな力は強大だが、その反動で病弱体質だと勘違いし、異常なほどの過保護となってしまっており、周りにも無理をさせるなと圧力を駆け回っている。
・アリエス・レガリヤ
メアリィの母親
・レイフォース・ルクア・ダルフォード
アルディア王国第一王子
メアリィの幼馴染
・エレクシル・クラウス
エレクシル伯爵
メアリィの体術の先生
・エレクシル・ザッハ
メアリィの幼馴染で体術のライバル関係でもある。
・マギルカ・フトゥルリカ
フトゥルリカ家の娘
魔導の家系で彼女の家で読ませてもらった魔導書がきっかけでメアリィは魔法を習得する事となる。
メアリィの幼馴染
・サフィナ・カルシャナ
カルシャナ家の娘
武術の名家の愛娘で剣豪の血を強く引き継いでいるのだが、引っ込み思案のせいで実力を出せていなかった。
メアリィとは学校で出会い、彼女とのふれあいの中徐々に自信を持てるようになり、彼女から自分に合った剣術である抜刀術を教えてもらった結果驚異の実力を発揮できるようになる。