激闘ライオン丸
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げきとうらいおんまる
激闘ライオン丸とは、ピー・プロダクションが製作するはずだったライオン丸シリーズの第三弾。
1990年代にピー・プロダクションが企画していた特撮時代劇ライオン丸のリメイク作品。
1995年に『ウルトラマンゼアス』『パワーレンジャー・映画版』『ガメラ2レギオン襲来』といった特撮映画の公開を皮切りに、東映の『激走戦隊カーレンジャー』『ビーファイターカブト』『超光戦士シャンゼリオン』、東宝の『七星闘神ガイファード』といったテレビ特撮が相次いで製作されたことで、平成の世にかつての怪獣ブーム・変身ブームに次ぐ新たなる特撮ブームがやって来ると読んだピー・プロによって企画され、プロデューサーに平山亨、キャラクターデザインに韮沢靖が起用される予定だったが、諸事情により実現することはなかった。
戦国時代が舞台であった快傑ライオン丸・風雲ライオン丸とは異なり、最終戦争が発生し、16世紀ごろまで文明が後退してしまった未来の地球を舞台としている。20世紀文明の残骸と16世紀の文明が健在しており、砂漠となった地表に緑が戻りつつあり人々は希望を捨てずに生活を続けている。
その世界に「ゴーラム」と呼ばれる超人類が現れる。ゴーラムは怪人として誕生して人類を恐怖で支配している。動物の能力や本能を持つが、メンタリティーは人間と同じである。ゴーラムには感情はあるが心がなく、ゴーラムの世界は強い者だけが生き残る弱肉強食の世界である。
そんなゴーラムから人々を救うべく、ライオン丸に変身する主人公獅子丸や志織・佐助姉弟、果心居士らの活躍を描く。
獅子丸が変身するライオン丸は髑髏とライオンを組み合わせたような妙に怖い顔をしている。
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