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絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで

ぜったいにはたらきたくないだんじょんますたーがだみんをむさぼるまで

「小説家になろう」で2015年04月29日から連載中の小説。作者:鬼影スパナ。
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概要

『絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで』とは小説家になろうで連載中のダンジョン経営物の長編ファンタジー。作者は鬼影スパナ。公式略称はダンぼる

駄目駄目ダンジョンだった《ただの洞窟》の改革、それによって誘われた冒険者たちや商人との交流や刺激を受けたダンジョン同士の競争、勇者や聖女など敵対する光神の手先との対決をライトに描く。


あらすじ代わりの作者自作販促動画



小説家になろう

「絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで」(外部リンク)

オーバーラップ文庫での書籍化

特設サイト「絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで」
キャラ紹介や用語説明があるよ。

「絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで1」(外部リンク)
立ち読みあり。
イラスト:よう太
2016年4月25日に1巻が発売。以降続巻が続き2018年11月25日に9巻が発刊される。
なろう版には無いエピソードも収録されている。


オーバーラップでのコミカライズ

「絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで」(外部リンク)
漫画:七六 キャラクター原案:よう太
2018年7月25日スタート。毎月25日更新。


作品解説

キーワード

R15 残酷な描写あり 異世界転移 ダンジョンマスター 奴隷 ファンタジー 魔法 幼女 異世界 ダンジョン経営 ダンジョン運営 ダンジョン

ジャンル

ハイファンタジー(「なろう」においては「現実世界とは異なる世界を主な舞台とした小説」。)

あらすじ「働きたくない」

異世界召喚される中、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、増田桂馬はそう答えた。
……だが、さすがにそううまい話はないらしい。呆れられて「次の人に期待する」という神様に見送られ、桂馬はそのまま召喚された。
召喚したのは第695番ダンジョンコアと名乗る金髪ロリ幼女。そしてなんか流れでダンジョンマスターになったけど、あれ、このダンジョン1部屋しかない上に山賊に制圧されてね……?
はたして桂馬はいきなり詰んでるこの状況を覆し、惰眠をむさぼる働かない生活を手に入れることはできるのか?!

登場人物

ダンジョン《欲望の洞窟》

ケーマ
本作の主人公。本名:増田桂馬。大学じゃロボット工学やってたけどメイドロボとか作れたら寝る時間増えるかな程度の希望で入学した寝るのが人生の目的の自堕落の男。
ある日異世界召喚され、その途中で神に出会うも「働きたくない」と答えたことで言葉だけ用意されて送り出された。しかしその先にいたのは召喚主を名乗る少女で………?
名前がマスダ・ケーマであることから、ロクコが誤認し、マスター・ケーマと呼ばれたことでダンジョンマスターとなってしまう。
欲望の洞窟は周囲の村、洞窟の罠も含めて、人を長期間滞在させることによってDPを回収する生存型。
衣食住よりも寝ることを優先し、自分が働くことを嫌う。そのため、他者を動かす策謀に優れ、山賊を誘導して騎士に討伐させたり、ダンジョンバトルでも小動物等を駆使して動かずに勝つといった能力にたける。
また、召喚の際の神から「言葉だけ整える」と言われていたがどうやら神クオリティの翻訳機能を与えられたらしく、ドラゴン語やオオカミの言葉、その気になればネズミが何喋ってるかも分かる。自身が喋るのも読むのも問題なし。更には古代言語の理解による魔法術式の改造・イメージの独自解釈により、通常の魔術師たちはできない、術式を応用した魔術が使える。(異世界人であればみんな翻訳機能は付いているようだが、魔法よりも他のチートスキルの使用頻度が高く、ケーマが特別なのか他の異世界人もできるのかは不明)

ロクコ

『絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで』3巻


本作のヒロイン兼パートナー。第695番ダンジョンコア。「ロクコ」はケーマが付けたあだ名。
ツィーア山のダンジョン《ただの洞窟》を1人で10年程運営していたが、一部屋しかないそのダンジョンを山賊オーヴェ一味に占拠されたことで追い詰められる。起死回生を掛け1000DPガチャを回したが出てきたのは変な人間ケーマ。ケーマを山賊に嗾けようと命令するも断られ、そして何故かシステムがケーマをダンジョンマスターにしてしまう。
運が非常に高く、ケーマを呼び出したのもそうだが、ガチャをするたびに当たり(上位)の確立が5割以上といっても良い成果を叩き出している。
最初こそポンコツなダンジョン経営者だったが、ケーマの働きを間近で見てきたせいか、徐々にケーマの考えが読めたり、彼同様に策略を考えることができるようになっていく。

ニク

ダンぼる4巻(ロゴ無し版付き)


山賊オーヴェがヤミ奴隷商から買ってきた犬耳の生えた廃人のような性奴隷(幼女)。山賊討伐を終えた騎士たちは隠れていた彼女に気付かず、まとめて山賊の持ち物を焼こうと火を放ったのでバレないようケーマが救出した。
所有者が死亡したため一時的に所有権が浮いたが本人の希望でケーマが所有者になった。
名前の『ニク』は山賊が彼女に付けていた名前。実はこの名前、この世界での奴隷の内、男性であれば『肉壁扱い』という使い捨ての奴隷の意だが、女性の場合『性奴隷扱い』をしている奴隷への呼び名。そんな事とは知らず彼女をニクと呼び続けた結果、一般にはケーマはとんでもないペド野郎ということになっている。
ワタルによって、その事実がバレタ結果、「ニク・クロイヌ(呼び名はクロ)」に改名。また、ケーマと同じ髪の色からマイオドール達にはケーマとは生き別れの兄妹と認識されている。
現在はケーマの抱き枕。たまにロクコに貸し出される。
最初はせいぜい少し力持ちな少女くらいだったがケーマの作ったゴーレム服の魔装を使い戦ったり狩りをする等しているうちにメキメキと実力を伸ばし、今では一人前の冒険者程度(Cランク程度)の実力を持つ。

イチカ
ダンジョン前での宿《踊る人形亭》の経営・接客人員のためケーマが購入した犯罪奴隷。元Cランク冒険者。ギャンブルと食い意地で奴隷になるまで身をやつしたが、どうやら誰かにハメられたらしい。
曰く付きの奴隷で、『奴隷の首輪』に支配されながらも主人を傷付けたことがあったため安売りされていたのを購入した。
奴隷になる前に色々と恨みを買ってるらしく、本人の希望で名前を食の神に因んだ『イチカ』に変えた。
本名はソリン。『食欲魔人』と呼ばれておりスキルもないのにCランクでも上位という実力者だった。

レイ
女吸血鬼(カスタム仕様)。宿屋の従業員用に知能のある人型モンスターを召喚しようと吸血鬼を候補に入れたものの、DP不足でまともな吸血鬼を召喚できなかったため、負のカスタムを行うことに。
結果、弱点がないかわりに何の能力もない・羽はあっても飛べない・牙は残ってるけど攻撃力もないという、ないない仕様のなんちゃって吸血鬼になってしまった。本人も召喚当時はその事実を知ってorzしていた。
攻撃力0は中々に強い呪いらしく、武器を持っても魔法を使っても無力化する。ただ、元々攻撃力のない幻惑スキルなどは使えるらしい。
一応吸血鬼の知識として人間(家畜)の扱いは手慣れている。
知能あるモンスターということで一応ダンジョンの幹部扱い。一部ダンジョンのメニューも使えるようにされている。攻撃力のなさも他のモンスターを従える指揮官となることで解消している。
また、この呪いのおかげで一切痛みの発生しないマッサージが行えるらしい。

キヌエ
シルキー(家事妖精)。レイと同じくダンジョン幹部兼宿屋従業員用のモンスター。家事が恋人。趣味は魔法を使わないお掃除。最近料理スキルを覚えたため更に料理が上手くなった。
宿の食事は普段はDPで出していたが、徐々にキヌエが料理を覚えることで料理担当に。
宿泊客からよく迫られ貢がられているが、広くて掃除しがいのあるお屋敷を持ってなさそうなので交際は断っている。
逆に、数十人泊めれる宿屋・村長宅・オーナー宅・従業員用の寮等の管理を任せてくれるケーマへの主人として見た好感度は最高値に近い。

ネルネ
魔女(見習い)。上2人と同じくダンジョン幹部兼宿屋従業員用のモンスター。人ベースのモンスター。魔物に至るだけの探究心が詰まってる。
異世界人のイメージや発想が魔術開発に影響を与えるとのことで、ケーマを師匠と仰いでいる。また、ケーマと同じ異世界人であるワタル(ぼっち勇者)に懐かれており、情報・素材提供者としてカモにしている。
普段は宿の従業員をしつつ、それ以外の時間は魔術道具の開発等をダンジョンの研究室でしている。《欲望の洞窟》のお宝の一部は彼女の作品。


ダンジョン《白の迷宮》

ハク

ダンぼる5巻 (ロゴ無し版付き)


第89番ダンジョンコア。第一ロットの1人。ダンジョンコアの間では『裏切り者』と呼ばれる存在。ロクコの無能経営の原因。
一般にはダンジョン狩りを行う《ラヴェリオ帝国》の始祖であり、《冒険者ギルド》のグランドマスターであり、本人もAランク冒険者『白翼の女神』と呼ばれる不老の天上人。
同じ人型のダンジョンコアであるロクコのことを溺愛している。
ダンジョンマスターの権限である『ダンジョンコアへの絶対命令権』によって狂わされた昔の経験から、ロクコのマスターになったケーマへの風当たりが強い。
その昔、自身のダンジョンマスター兼元旦那兼異世界人であるリオンから『少しずつ俺のことを好きになってくれ』や『結婚してくれ』と言われ、リオンが死ぬその時までその命令(?)に従っていたことを今でも悔やんでおり恨んでいる。リオンから自身に付けられた名前も髪が白いからと付けられて「センスがない」と怒っていた。
しかしダンジョンバトル後に、ケーマから89番もハクと読むことを知らされ、怪訝も少し薄れ、ロクコにハクと呼ばせるようになる。(ダンジョンコア的には自身の数字を崩さないのが大事らしい)

クロウェ
全般的にハクの補佐を行う男装の麗人。ハクの冒険者パーティ《ダンジョンバスター》の1人。
二つ名は『黒翼の悪魔』。ハクとクロウェ、そこに『四天王』を合わせた6人パーティこそSランク冒険者パーティ《ダンジョンバスター》である。
正体はサキュバス、ダンジョンのモンスターである。

アメリア
ダンジョン戦では防衛を担当するラミア。

ドルチェ
ダンジョン戦では被害等の情報報告を担当するレイス。ハクの冒険者パーティの『四天王』の1人。
一般にはモンスター同士を戦わせる見世物《闘技場》を経営する凄腕のテイマー。
実際はダンジョンのモンスターに指令を出してるだけなので別にテイマーではないらしい。

サリー
ダンジョン戦では攻勢戦闘部隊を担当するリビングアーマー。
一般にはラヴェリオ帝国の騎士団長を務めている騎士。最近一般人で細身な感じの彼氏ができたとか。

ミーシャ
ダンジョン戦では攻勢斥候部隊を担当するワーキャット。ハクの冒険者パーティの『四天王』の1人。
一般にはラヴェリオ帝国のギルドでギルド長をやってる猫獣人のグラップラー。
仕事をサボっての昼寝などをよくやらかしてるのでハクにパシられることが多い。ケーマとは心の友。

ラヴェリオ帝国

ワタル
勇者。3年前ケーマと同じく異世界から召喚された。本名:西見渉(にしみ わたる)
ハクの国の貴族が勝手に喚んだ勇者。貴族はワタルのことを秘密裏に鍛え自身の私兵にしようとしていたがハクに見つかり、ワタルはハクの保護を受けることになった。
現在はハクの手先兼ケーマの金ヅル。ケーマとの賭けに敗れ大量の借金をこさえてしまい、それを支払うためにハクから来る高額かつ危険な仕事を受け、いいように使われてる。
勇者として剣の扱いと幸運のチートスキルに優れ、フィジカルでかなり強い。魔力もそこそこ。
強すぎて一般人からまともにコミュニケーションが取れないくらい畏怖されてるぼっち。そのため彼を恐れないケーマとその周辺が癒し。

ダンジョン《火焔窟》

イッテツ
第112番ダンジョンコア。サラマンダー型。第二ロットの1人。レドラから付けられた名前は『112』(ドラゴン語)。ケーマが呼びにくいからと「イッテツ」の名前を付けた。500年続くツィーア山の老舗ダンジョン《火焔窟》を運営するダンジョンコア。
ロクコのダンジョン《欲望の洞窟》と同じツィーア山にあるお隣さんなダンジョン。ケーマたちが自力でダンジョン拡張している時にイッテツのダンジョンに穴を開けてしまった。
そして話し合った結果、百番台コアとあって長らく経営してきた彼のダンジョンがツィーア山内部の大半を占めていることが発覚。このままではロクコたちのダンジョン拡張に限界が…………。

レドラ
《火焔窟》のダンジョンマスター兼《火焔窟》最高戦力。メスのレッドドラゴン。イッテツの嫁。
ブレスと物理攻撃が強く、ケーマお手製のゴーレムたちもまとめて溶かして蒸発できる。戦闘で真正面から対抗できるのは同種か、勇者か、それ以上の存在のみ。普段は《火焔窟》の最奥でラスボスをやっているが、たまに来る冒険者もそこまでは来ないので大抵は『112』とイチャイチャしてる。
光り物と戦いに目がなく、『絶対命令権』を持っているので彼女のおねだりにイッテツは逆らえない。旦那の『112』のことは大好き。子供も何頭かいるらしい。

イグニ
イッテツとレドラの娘。フレアドラゴン。ブレスに特化したドラゴンの一種。300歳くらい。
唐突にやってきてゴレーヌ村の一画を焼き払い山頂のダンジョン《火焔窟》に去っていった。
本人的には実家に帰省途中で実家の周りに猿が巣を作っていたのでいたずらしただけだった。
しかし人的被害こそ出なかったが、村ではこれを緊急事態として扱い討伐隊が編成、ドラゴン狩りが行われることとなった。
とはいえ、ダンマスのケーマからすればお隣さんの娘さんが事情を知らずにやらかしちゃったことであり、被害もそこまででてないしイッテツからも詫びをもらい2度はないことを約束してるし軽くすませたい、でも村人にそれ伝える訳にもいかない………。
そこでケーマとイグニは討伐隊の前で一芝居打つことになるが…………。


その他の勢力

リン
《ただの洞窟》が《欲望の洞窟》になって初めての冬、突如襲来したヤバい侵入者。
狼の様な姿をしているが全体的に靄掛かっており、他の侵入者(冒険者)を食い殺し、ダンジョン側もゴーレム・ハニワゴーレムの軍勢で襲い掛かるも手も足も出ず、コア部屋に入られてしまった。調べてみるとおおよそ勇者並みの実力と判明。
ただ、コアには興味がないようす。しかし、コア部屋に居座り続けた。
隣の古参ダンジョン《火焔窟》のコア・イッテツに相談すると確率7割で「スライムの変異種(ダーク系とゴースト系のハイブリッド)」だろうとのこと。また、狼の姿はテイムされたスライムではよくある調教のため人に飼われていたと思われる。
ケーマの言語チートで狼語の会話は出来たが話は通じにくい。会話用ゴーレムもよく食べられた。
それでも交渉を続けた結果、どうやら冬籠りに来たらしく春が来たら出て行くとのことと、自身を育ててくれた主人を探していることが判明。
更にゴーレムを食わせ続けた結果、メシを献上するのでケーマを子分扱い、侵入者から守ってくれることになった。
あと人語は喋れる。

聖女
本名:アルカ・ル・ニケ・ハイドライドアルカと呼ばれる。
聖王国(帝国の隣国の宗教国家。光神教を信仰している。)出身のダンジョン絶対殺すマン(女)。光神教の教義に基づき《欲望の洞窟》のダンジョンコアを破壊しにきた。
正確にはケーマがギルドに出したリンの討伐依頼の成功の暁にはダンジョンコアの破壊権が欲しいと交渉しに来た。
どうやら復活スキルがあるらしく一時的なペナルティはあるものの攻略を失敗してダンジョンに殺されても復活、次の日また潜ってくる。更にはスキルスクロールが無駄にならないため惜しみなく使われ、貴重なスキルを大量に覚えている。
ただケーマの作った《欲望の洞窟》と相性が悪く攻略に時間が掛かり、更には見つけた件のモンスター(リン)とは相性は良いものの実力的な開きが大きすぎ負けが込んだため解決出来ず。
そこでケーマは聖女を経済的に搾り取り金欠に追い込むことに成功、追加資金の調達も失敗させれた。
しかし聖女はお世話になった村長のためと奥の手“トリティ”を実行、ダンジョンを機能停止させ、強行突破を試みる。リンの妨害に合うがそれでも挑戦した結果、それがリンのある行動基準を満たすことに……。


用語

ダンジョン
ダンジョンコアが支配する領域。ダンジョンコアたちの狩場であり家。
この領域内で生き物が死ぬとダンジョンコアにダンジョンポイント(通称:DP)が手に入り、ダンジョンコアはそれを元にモンスターや罠、宝箱などを仕掛けることができる。
冒険者たちは宝物やモンスターの素材を目当てにダンジョンに挑み、ダンジョンはそんな侵入者たちを時に生かし、時に仕留めDPを稼ぐ。
領域化さえすればどのような場所でもダンジョンにできるため、その形態は洞窟、屋敷、地下、塔、草原・海など領域化の範囲は自然物・人工物・物質的な区切りに限られない。ただし、人間が攻略できる形にすることが条件になっており、完全水没したダンジョンや溶岩のみのダンジョン・回答不可能な知恵の門などの設置を行なっても自動で攻略出来る形に整えられるようになっている。

ダンジョンコア
ダンジョンの心臓であり、DPを集める存在。闇神の創作物(こどもたち)。
本体はぼんやりと光る暖かい玉(バスケットボール大)だが、そこにそれぞれロクコやハク、イッテツのような化身が宿っている。それぞれ闇神から番号が与えられており、基本的にはそれが名前。造物主たる父から与えられた名前であり、彼らは大事にしている。
DPを集め、メニューからDPを使って様々なものを召喚し、DPで領域を広げ、よりDPを集めるダンジョンを作ることを目的とする。
本体の耐久値を0にされ壊されても化身を殺されても死ぬ。
「マナの循環を乱す存在」として光神教と勇者から狙われている。
ロット生産されており、例えばロクコの世代だと600〜699番までの100個が同時期に作られている。新しく作るのは一番新しい世代が半分程になった時で、おおよそ100年毎に1ロット作られているらしい。
最初の1番、2番、3番コアは闇神自らが作り上げており他のコアとは一線を画した性能を持つ。
初期ロットの一つを頭としていくつかの派閥に分かれているらしく、ハク率いる裏切者派・竜王派閥・魔王派閥・獣王派閥などに分かれてそれぞれの文化を構築している。

ダンジョンマスター
ダンジョンコアと契約したダンジョンの守り手であり育て手。
ダンジョンマスターになるとそのダンジョンのメニュー全権と、ダンジョンコア・ダンジョンのモンスターへの絶対命令権が手に入る。その代わり、ダンジョンコアが破壊されるとマスターも死ぬ。マスターが死んでもコアは死なない。
つまりダンジョンマスターとは、ダンジョンに命を握られダンジョンの防衛と育成を強制される代わりに、(DPが豊富なら)様々な宝物や武器や素材、食べ物やレシピ、魔法のスクロールも役立つ従者(モンスター)もなんでも手に入る立場を手に入れた存在である。
ダンジョンマスターになれる条件は詳しくは分からないが、「ある程度知能があること」「波長があうこと」「名付け」などいくつかあるらしい。最初の一人目はメニューが勝手に決めることがあるようだが、一度ダンジョンマスターが就いたコアには勝手に就くことはなくなる。全部のダンジョンコアにダンジョンマスターができるわけではない。下位のダンジョンについては、マスターがいた方が同世代と比較してもより成長している。

メニュー
ダンジョンコアとダンジョンマスター、または権限を委譲された配下のモンスターが開くことができるダンジョン操作用の半透明な窓。タッチパネル兼音声入力。窓の可視化・不可視化も操作可能。
大きく分けて

  • 迷宮
  • 配下
  • DP
  • (強化)
などの項目があり、これを通してダンジョンの様子やDPの収入の把握、DPを使っての召喚などができる。
多機能だが制限もあるらしく、いくつか条件を満たさないと発現しない機能もある。
ダンジョンコアたちですらその機能全てを把握しているものはいない。最新ロットだと機能・権限の幅を勘違いしているものも多い。

ダンジョンポイント(DP)
ダンジョンコアたちの目的であり、ある意味では通貨のようなもの。これを増やすことでメニューから様々なことができるようになる。
DPの増やし方
  1. 地脈からの自然回復(《ただの洞窟》では基本的に1日あたり10DP。範囲次第?)
  2. 侵入者がダンジョン内にいる状態を維持。(侵入者の強さ次第)
  3. 侵入者を殺す。(侵入者の強さ次第)
  4. 死体をささげる。(死体の元の強さ次第)
  5. お宝をささげる。(お宝次第)
  6. ダンジョン同士でのDPの受け渡し。(伝手と取引次第)
DPを消費して出来ること
  1. 配下モンスターの召喚・強化。(強さ次第)
  2. ダンジョン領域の拡張。(広さ次第)
  3. 階層の拡張。(一律5000DP)
  4. ダンジョン領域の環境変更。(気温の変更から天候・地形の設定、水源の設置など)
  5. ダンジョン領域の修復。(広さ次第)
  6. お宝の購入。(レア度次第)

ネームド
ダンジョンで召喚されたモンスターに名前を付けること。もしくは名付けされたモンスター。
ネームドにされたモンスター・動物は知性が上がる模様。また、ネームドにされたモンスターに対しては、メニューでダンジョン権限の委譲が可能な模様。
さらに復活機能もあるらしく、殺されても記憶をそのままに再度召喚できるらしい。

勇者
ダンジョンの敵。ダンジョンコアたちの間では『神の尖兵』とも呼ばれる。
異世界から召喚される際に光神からダンジョンコアを破壊を目標とすることを条件に勇者専用スキルをもらい、ダンジョンコアを破壊する毎に更に力を得ていく契約を交わした存在。
勇者スキルにはそれぞれ“超”の字が付いており、須らく規格外の効果を持っている上、ダンジョンコアを破壊し成長させる程より力を増し、新しい勇者スキルを得ることもある。
また、チートとは別で恐ろしい程の成長力を持っており、鍛えれば鍛えるほど天井知らずに力を増していく。
例えばワタルは身体の方をよく鍛えてるタイプの勇者だが、召喚され4年程になるとナイフで滅多刺しにされてもokだったり刃物が刺さらなくなったりする。魔法はたまに使っている程度と思われるがそれでも一般人には驚異にしか見えないレベルの魔力を持つに至っている。
因みにケーマは魔法型で、日常的にゴーレムを作ったりしているうちに既に魔力だけを見るならワタルを大きく超え、超え過ぎて逆に一般人が感じれないくらいになっているらしい。(また、余談ではあるが、ケーマが近くに居ると他の生物の魔力の気配がかき消されるため、大きな魔力が接近しても気付きにくくなったり魔力由来の威圧感を感じにくい環境になる。ケーマは自覚していない。)
昔から何人も召喚されており、その子孫やケーマ達以外の勇者もまだ生きていたりする。

《地名》

《ただの洞窟》

構造洞窟型1階層1部屋
出現モンスターゴブリン
危険度初心者でもOK
評価生まれたてのダンジョン。何もなさ過ぎて逆に珍しい。
DP収入源地脈、(たまに来る冒険者)
収入ちょっぴり
ロクコが作っていたダンジョン。経営期間は約10年。入って一部屋のみ、出てくるモンスターはゴブリン5体だけという仕組みになっている。ギルドからは世にも珍しい生まれたてのダンジョンということで研究対象として保護されていた。
ちなみに全部ハクの仕込み。誰も狙わない「人畜無害なダンジョン」として扱うため、ロクコには単純構造のダンジョンを提案、ギルドに手を回して「珍しいダンジョンの調査のため」と称して保護していた。
しかし、そこに山賊がダンジョンと気付かず丁度いい洞穴として住み着き始めた。ハクとしてはすぐにでも動きたかったが、ロクコのダンジョンを誰も注目しないダンジョンとしての体裁を整えていたため不自然に動けず一時待機。
ロクコは皮肉にも山賊のお陰で増えたDP収入を貯め、一発逆転を狙い1000DPガチャでドラゴンを当てようとする。そこで当たったのが異世界人ケーマ。
ケーマはダンジョンマスターとして改革と侵入者・山賊達の排除の計画を進め、見事成功する。その後やって来たハクの試練にも合格、彼女からもらったまとまったDPも使い、ダンジョン《ただの洞窟》を《欲望の洞窟》へと作り変えた。

《欲望の洞窟》
構造洞窟-人里型(成長中)
主な出現モンスターゴブリン、ゴーレム、アイアンゴーレム、特殊ゴーレム
危険度初心者〜中級者向け、罠あり
評価気をつけないと死ぬ。宝箱多目。魔剣多数排出。鉱山(アイアンゴーレム)
DP収入源地脈、冒険者、宿泊客、村民
収入そこそこ。現金収入が多い
元《ただの洞窟》。ケーマが魔法『ゴーレムクリエイト』を手に入れたことで一気に仕様を変更、ゴーレムを中心に作っていった。
ケーマの能力で自由度の高くなったゴーレムクリエイトにより、出現モンスターはゴーレム・迷宮ギミックもゴーレム・宝物も魔剣ゴーレムブレードが売り、ボスも高機能ハニワゴーレムとなっている。
奥地はそこそこ危険だがアイアンゴーレムで稼ぐために潜るくらいなら大丈夫。しかし魔剣を狙って深く潜ると………。

冒険者達は魔剣という使えば強力な武器・売ればいいお金になる宝を目当てに潜るものもいるが、基本的にはアイアンゴーレムというまとまった鉄材を金に変える目的で潜るものが多い。また浅い階層でもそこそこな数の罠があるため、初心者が腕を磨くため挑戦することもある。
ツィーア山の麓の町から離れた場所にあるが、ケーマが作った宿『踊る人形亭』で食事や風呂が提供され、鉱山としての安定した需要からギルド出張所もでき、それなりに利便性は高い。

そこに、宿代をケチりテント暮らししていた冒険者の一人が冬が近づき寒いからと小屋を建築し始めた。それを黙認したところその冒険者(大工の息子)にあれよあれよと他の冒険者の分の家も建築され、そこに酒場や鍛冶屋もできて、住み着いた冒険者の一部が農業始め出して、結果ゴレーヌ村ができた。

『踊る人形亭』
ケーマが経営する冒険者向け宿泊施設。表向きはハクの後ろ盾がある少女ロクコが経営しており、ケーマはそのアドバイザーとして雇われている設定。実はここもダンジョン領域の一部なのだが洞窟外なため気付かれていない。
部屋・食事の内容によりAランク〜Fランクのコースが選べる。特にAランクはハクやワタルなどS〜Aランク冒険者のための高級コースとなっており設備も扱いも他のコースとは一線を画している。
ケーマのこだわりにより寝具は下位のランクでもそれなりのものが用意されている。
また、食事は異世界のレシピ、もといダンジョン機能から出した異世界の料理そのままを提供していたため異世界基準ではとても味がいい。当時は材料の仕入れや料理人の不在を隠す必要があったが、その後従業員に料理のできるものが入ったため今は調理して出している。
温泉を村民に無料開放しており冬場の寒さ対策として重宝されている。宿泊客も何度でも入っていい。湯浴み着は着用する。
さらにギャンブル場があり、スロット、ポーカー、サイコロ、ネズミレース等が楽しめる。イカサマはバレなきゃアリ。破産はさせないようコントロールしている。というのも設備機材の殆どがゴーレムであり、ケーマはスロットの目もサイコロの出目も作為的にいじれる。ネズミもダンジョンの支配下にあり、レース用に名前を付けたらネームド化して賢くなったので順位の操作もレースを盛り上げる演出もお手の物。
従業員は最初イチカとニクの2人とゴーレムの補助で済ましていたのだが、《ツィーア山貫通大洞窟》ができたことで交通量が増加、宿泊客も多くなり、ニクが疲労で熱を出した。その為従業員として追加モンスターを呼ぶことになる。現在はケーマとロクコを除いて7名(奴隷2名モンスター4名バイト1名)が従事して、さらに揉め事用にギルドから借りた腕章を付けたゴーレムがいる。

《ゴレーヌ村》
ケーマとしてはいつのまにかできた村。でも村長はケーマ。副村長は酒場のマスター。
この村の範囲もダンジョン領域化しているのでここにいる冒険者や村民もDP収入源。24時間安定して搾り取っている。
実はダンジョンから魔剣が取れるとあってギルドが手を回して集落化を計画、その後アイアンゴーレムも取れる鉱山として需要が上がり他の施設の建設も着手、さらにはハクさんが秘密裏に人材を派遣して穴がないよう完成まで持っていった。
ダンジョンを中心に温泉付き宿屋、ギルド出張所、ギャンブル場付き酒場、鍛冶屋、また《ツィーア山貫通大洞窟》を利用する商人の流通など、結構不便無く過ごせる程度には施設も揃っている。
住民は主にダンジョンを利用する冒険者。子作りは計画的に進めてる。
最近はオフトン教という新興宗教の教会も建った。教祖はもちろんケーマ。

最初はケーマを村長にしてその伝手で宿から村へ投資してもらおうと村作成の中心人物達で企み、ケーマを村長にした。しかしいざ投資を頼んでみるとケーマ本人がポケットマネーで予想以上に投資してくれ、あげく鉄需要上昇の原因も当てられ、そのままそこに居た出席者に仕事を的確に振ってみせられてしまう。
以降、おおよその村長っぽい仕事は副村長が行なっているが、実権は間違いなくケーマが握っている。

《ツィーア山》
中腹に《欲望の洞窟》《ツィーア山貫通大洞窟》《ゴレーヌ村》《ドラーグ村》、山頂に《火焔窟》がある山。中の大半は《火焔窟》、表面と一部は《欲望の洞窟》の領域となっている。

《ツィーアの町》
ツィーア山から少し離れたところにある町。

《白の迷宮》
ハクのダンジョン。派生ダンジョンも多く抱えた超巨大ダンジョン。

《ラヴェリオ帝国》
ハクが作り、そして現在まで支配し続ける人間の国。
丸ごと白の迷宮に乗っかっているため万が一白の迷宮が攻略されると国ごと滅ぶ。

《火焔窟》
ツィーア山の山頂に入り口を持つ年季の入った火山系ダンジョン。ツィーア山をほぼ丸ごとダンジョン化しており、中は焼けた岩に溶岩が溢れ火系統のモンスターが蔓延っている。
あまり侵入者は来ないらしく基本地脈からのDP収入で稼いでいるらしい。
ダンジョンボスはレッドドラゴン。

《ツィーア山貫通大洞窟》
《欲望の洞窟》の一部。しかし一般的には別の、珍しいタイプのダンジョンとされている。
入ってすぐの小部屋で一定金額を支払うと山向こうまでのトンネルを開いてくれる関所のようなダンジョン。馬車2台分の道幅に、途中の休憩所のような拓けた場所もある。モンスターも罠もなし。
主に商人が利用しており、ツィーア山を挟んだ海近くの《パヴェーラの町》ー《ツィーアの町》間の交通が活性化した。
ケーマ達としては不労所得を手に入れる為計画したのだが、《踊る人形亭》に泊まっていくと丁度いい感じの場所に作ってしまった為宿屋の方が忙しくなってしまった。
しかし最近ここを挟んだゴレーヌ村の反対側、つまり大洞窟のパヴェーラ側に新しい村《ドラーグ村》が後追いで出来た。

《パヴェーラの町》
海が近い商人の町。ここの出身者は少し訛っておりケーマの翻訳だと関西弁に聞こえる。

《白の砂浜》
ケーマ達が3勢力の代理戦の際に作ったダンジョン。上司の管理下で作る必要があったため、帝国にある。ケーマは侵攻しにくい点から海底に作ろうとしたが、ダンジョンの限界という観点から却下されたため方針を変更。浜辺に作った後、海水で沈める構造、すなわち水責めダンジョンとなった。
ダンジョンは家、別荘の概念を持つハクは沈める案に唖然としていたが、ロクコは逆にケーマの考えを読んでおり、ダンジョンバトル後は浮上させて元に戻すという風に考えていた。
モンスターはダンジョンバトルで使用した水棲のモンスターたちをそのまま配置している。大半がロクコのガチャ運で当てたため一癖あるものもおり強力なモンスターも混ざっている。
ボス部屋は無いが事実上のダンジョンボスはテンタクルスライムのテンさん(ネームド)。代理戦も終わり侵入者も来ないので最近塩作りを覚えた。

《オフトン教》
 ――まず初めに、世界があった。
 世界に生物が生まれた。そこに、休息もまた、生まれたのだ。
 休息とは救済であり、安寧である。

 すべての者は等しく休む権利がある。
 そしてその休息を手助けするものこそ、オフトンである。
 オフトンは愛であり、オフトンとは安らぎの象徴。
 オフトンは善悪の区別すらなく、信仰する神が異なろうとも、あまねく命を包み込む。
 故に、全てのものはオフトンの子である。オフトンとは、ただ優しくそれを見守る母である。

 よりよい休息を。快適な睡眠を。それこそが、オフトン教の教義である。

(オフトン教典 第1章 第1節「安らぎのオフトン」 より抜粋)
ケーマが現実逃避で作った、この世界ではおそらく初の神様のいない新興宗教。安心と安寧と心地よい睡眠を求めることを第一とした、実に平和的な教義の『ついで信仰』ができるサブ宗教として広まっている。
一般的にはケーマがダンジョンでこの宗教の聖典を発見して広めた教祖であり、彼がOKを出せば大体それで通る。そんな訳で入信儀式は自己申告。聖印は穴開きコイン、自作も推奨。お祈りは睡眠や休息でいいという適当こそ正義状態。
ゴレーヌ村にある教会には仕切り付きの机と椅子、多数の小難しい本など、うたた寝しやすい環境を整えてある。蔵書には商人に買わせた物のほか、異世界の本をイチカに翻訳させたものも混ざっており一部知識人の中で話題になっている。逆に聖典があまり置かれてないのでむしろ困惑されていたりもする。
シスターにはサキュパス達を採用。寄付をすると個室で特別な休息をしてくれる。


出版

オーバーラップ文庫(2018年7月25日 書籍8巻発売)


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