概要
ニク・クロイヌとは小説家になろうで連載中の小説「絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで」の登場キャラクター。通称はニク。
山賊オーヴェがヤミ奴隷商から買ってきた犬耳の生えた廃人のような違法奴隷(幼女)。
山賊討伐を終えた騎士たちは隠れていた彼女に気付かず、まとめて山賊の住処を焼こうと火を放ったのでバレないようケーマがコア内に回収、救出した。
所有者が死亡したため一時的に所有権が浮いたが、本人の希望でケーマが所有者になった。
名前は山賊が呼んでいた「ニク」をそのまま使っていたが、諸事情から「クロイヌ」を足し、公的な場ではそっちを使うことにしている。
人物
基本的に無口無表情。違法奴隷時代に記憶を無くしたらしく、過去のことは覚えていない。
奴隷教育を受けており犬獣人ということもあってか主人には従順。ただ違法奴隷用の奴隷教育なので少し歪んでいる。
顔は無表情だが耳と尻尾は正直で、周りはそれで彼女の心情を把握している。
筆頭奴隷かつ自陣営内の戦闘面でのトップ実力者なのでケーマの配下トップの地位。他の奴隷やダンジョン配下からは先輩と呼ばれている。でも世間常識や知識面では✖️。その辺りはイチカに教えてもらっている。
普段は宿《踊る人形亭》の従業員として働いている。立地上、宿には荒くれ者な冒険者がよく来るのだが彼女の見た目サギに引っかかり、料金踏み倒しを試みる者がたまに出る。もちろん撃退される。支払いも出来ない程度の冒険者など彼女にとって目じゃないのだ。
ケーマとの関係
ゴレーヌ村ではニクという名前と抱き枕業務からケーマとは普通にそういう関係と思われている。
ツィーアのギルドマスターやツィーア家にはケーマと同じ髪の色なのと、妙な懐かれ具合と、しかしながらの酷い名前とを合わせた結果、ケーマとニクは複雑な事情を抱えた生き別れの兄妹ではないかと思われている。
本人としてはケーマの抱き枕であり駒。たまにロクコに貸し出される。
ぅわょぅじょっょぃ
最初はせいぜい少し力持ちな少女くらいだったがケーマの作ったゴーレム服の魔装を使い戦ったり狩りをする等しているうちにメキメキと実力を伸ばし、一人前の冒険者程度(Cランク程度)の実力を持つように………。最近一般冒険者で敵う奴がいなくなり始めた。
魔装のおかげかと思ったけどそうでもないらしいです。
問題な名前
名前の『ニク』は山賊が彼女に付けていた名前。実はこの名前、この世界での奴隷の内、男性であれば『肉壁扱い』という使い捨ての奴隷の意だが、女性の場合『性奴隷扱い』をしている奴隷への呼び名。そんな事とは知らず彼女をニクと呼び続けた結果、一般にはケーマはとんでもないペド野郎ということになっていた。
ワタルによってその事実がケーマにバレ、改名する流れになった。しかしイチカのよると獣人には一回自分の名前を認識するとその名前を大事にする習性があり、既に手遅れとのこと。しょうがないのでニクの名はのこし、「ニク・クロイヌ(呼び名はクロ)」に改名した。
能力・スキル
犬獣人
鼻が人よりいい。あとご飯が大事。
身体能力も高い。最近は全身鎧を着た成人男性をブンブン回せるようになった。
イヌ系とやんわり意思疎通できる。猫系と相性が悪い。
抱き枕
ケーマ専用の抱き枕。幼児の柔らかさと暖かさを利用し、生活魔法【浄化】で清潔。本人も従順で一晩中抱きしめられても文句ナシ。
※トイレタイムはあらかじめ許可願います
魔法
生活魔法と下級魔法の全属性、さらには中級空間魔法【収納】も覚えている。
魔剣・魔装
ケーマより与えられた短剣型の魔剣ゴーレムブレードを装備。切れ味は木の切断可能な程度。
同じく服型の魔装ゴーレム服を装備。普段着は大体ゴーレム化してあるのでいつでも使える。役割としてはパワードスーツ。力仕事の時に活躍する。
ゴーレム操作・群体操作・憑依操作
ダンジョンの幹部としてケーマの作ったゴーレムやダンジョンの支配下にあるモンスターの操作を特訓。結果、ボスモンスターハニワゴーレム&馬ゴーレムにいたってはケーマの想定仕様以上の動きを見せるまでに。
やばい侵入者の時はみんなでことに当たるが、戦闘勘のある彼女が大トリを務めることが多い。